統率者戦用セット
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2021年11月19日発売予定。[[イニストラード:真紅の契り]]と連動したメカニズムをテーマとしている。 | 2021年11月19日発売予定。[[イニストラード:真紅の契り]]と連動したメカニズムをテーマとしている。 | ||
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+ | |[[スピリットの戦隊/Spirit Squadron]]||[[白青]]||[[眠れぬ亡霊、ミレシント/Millicent, Restless Revenant]]||[[霊の報復者、ローダ/Rhoda, Geist Avenger]]と<br>[[若年の霊、ティミン/Timin, Youthful Geist]]の共闘||[[聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft]]||[[スピリット]] | ||
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+ | |[[吸血鬼の血統/Vampiric Bloodline]]||[[黒赤]]||[[マウアーの太祖、ストレイファン/Strefan, Maurer Progenitor]]||[[略奪者、カンバー/Kamber, the Plunderer]]と<br>[[陽動する者、ロリーン/Laurine, the Diversion]]の共闘||||[[吸血鬼]]と[[血]] | ||
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==[[Commander Collection: Black]]== | ==[[Commander Collection: Black]]== |
2021年11月10日 (水) 19:59時点における版
統率者戦用セットとは、2011年から毎年発売されている統率者戦で遊ぶためのカード・セット。
概要
統率者戦の人気の高さを受け、2011年には統率者戦用の構築済みデッキセット、統率者/Commanderが発売された。このセットの成功を受け、2013年からは他のサプリメント・セットとは別に毎年統率者戦用セットが発売することとなった[1]。
開発部は統率者戦はカード資産の問題や多種多様なカードが複雑な相互作用を生み出すゲームとして入門者には適さないと考えてきたが、実際は多人数戦であることやカジュアルさから初心者の参入の助けになり、統率者戦からマジックに入門したプレイヤーや入門してから統率者戦に加入するプレイヤーが多いことが分かった。また、本流のセットと同期させることによって、ストーリーには登場するがセットに入りきらない伝説のキャラクターや、そのセット固有のメカニズムを扱う統率者を登場させることができる。そのため統率者戦製品をプレインズウォーカーデッキに代わる入門者用製品としても位置付け、2020年の統率者2020は本流のセットのイコリア:巨獣の棲処と同時に発売され、そしてゼンディカーの夜明け以降は統率者デッキ/Commander Deckがセットと同時に発売されるようになった[2][3]。
- 他のサプリメント・セット同様、新規カードはエターナル・フォーマットでのみ使用可能となる。
- 統率者2013以降のエキスパンション・シンボルは、縦型の紋章、すなわち旗印/Coat of Armsとなっている。
製品仕様
構築済みデッキ製品は、基本的に以下の仕様となる。
- 共通したテーマの構築済みデッキ製品が2~5種類発売
- 100枚の構築済みデッキ
- エターナル・フォーマットでのみ使用可能な新規カードが収録
- 統率者カード1枚
- 統率者2013以前は3枚、ゼンディカーの夜明け統率者デッキ以降の「統率者デッキ」には封入されない。
- 統率者2020までと統率者2021以降は仕様が異なる。詳細は統率者カードの項を参照。
- トークン・カード、デッキやキャラクターの解説紙、紙製デッキボックスなどの補助品
多くのデッキには、統率者として使用可能な伝説のクリーチャー、あるいはプレインズウォーカー・カードが2枚以上入っており、デッキを組み変えずとも統率者を入れ替えることで新鮮なプレイができる。
新規カードの伝説のクリーチャーは、完全な新規キャラクターからフレイバー・テキストや背景ストーリーには登場していたがカード化はされてなかったものなど様々なキャラクターが選ばれる。
構築済みデッキ製品以外にも、統率者戦で人気のカードを収録したコレクション製品であるCommander's Arsenalや、統率者ドラフトで遊ぶことができる統率者レジェンズのような製品も発売される。
統率者
2011年6月17日発売。中心色1色とその対抗色の3色の組み合わせである、楔/Wedgeがテーマとなっている。
Commander's Arsenal
2012年11月2日発売。構築済みデッキではなく統率者戦で有効なカードのプレミアム・カードや統率者用の大判カード、カウンターなどサプライ・セットの側面が強い。この製品のみ限定生産。
統率者2013
2013年11月1日発売。中心色1色とその友好色の3色の組み合わせである、弧/arcがテーマとなっている。
統率者2014
2014年11月7日発売。単色がテーマとなっており、統率者に指定できるプレインズウォーカー・カードが収録された。このセット以降大判カードは1枚のみの収録となっている。
統率者2015
2015年11月13日発売。対抗色2色がテーマとなっている。また統率者が戦場を離れても失われない経験カウンターを利用するサイクルの伝説のクリーチャーが収録されている。
統率者2016
2016年11月11日発売。4色がテーマとなっており、統率者を2体設定できる共闘を持つカードが収録された。
Commander Anthology
2017年6月9日発売。統率者2015までのセットから4つのデッキを再録した再販セット。
- 天空の業火/Heavenly Inferno(統率者)
- 回避態勢/Evasive Maneuvers(統率者2013)
- 自然の導き/Guided by Nature(統率者2014)
- 墓場の略奪/Plunder the Graves(統率者2015)
統率者2017
2017年8月25日発売。部族がテーマとなっている。このセット以降統率者2019まで製品の種類は4種類になった。
Commander Anthology Volume II
2018年6月8日発売。統率者2016までのセットから4つのデッキを再録した再販セット。
- 貪食と増強/Devour for Power(統率者)
- 一から構築/Built from Scratch(統率者2014)
- 戦闘の猛火/Wade into Battle(統率者2015)
- 致死性の繁殖/Breed Lethality(統率者2016)
統率者2018
2018年8月10日発売。色や部族といった特定のテーマではなく、デッキ全体の戦略に比重をおいたボトムアップ的なデザインとなっている。統率者に指定できるプレインズウォーカーが再登場した。
統率者2019
2019年8月23日発売。マジックで人気のメカニズム4つをテーマとしている。
統率者2020
2020年4月17日/5月15日発売。イコリア:巨獣の棲処と連動したメカニズムをテーマとしている。
ゼンディカーの夜明け統率者デッキ
2020年9月25日発売。ゼンディカーの夜明けと連動したメカニズムをテーマとしている。
統率者レジェンズ
2020年11月20日発売。ブースターパックで販売されるリミテッド用の製品。構築済みデッキは統率者レジェンズ統率者デッキとして同時発売される。
統率者レジェンズ統率者デッキ
2020年11月20日発売。
Commander Collection: Green
2020年12月4日発売。統率者戦で人気の緑のカードを中心としたコレクション用セット。新規イラストのカード8枚が収録。
カルドハイム統率者デッキ
2021年2月5日発売。カルドハイムと連動したメカニズムをテーマとしている。
統率者2021
2021年4月23日発売。ストリクスヘイヴン:魔法学院と連動したメカニズムをテーマとしている。
フォーゴトン・レルム探訪統率者デッキ
2021年7月23日発売。ダンジョンズ&ドラゴンズとのコラボレーション・セットであり、フォーゴトン・レルム探訪と連動したメカニズムをテーマとしている。
イニストラード:真夜中の狩り統率者デッキ
2021年9月24日発売。イニストラード:真夜中の狩りと連動したメカニズムをテーマとしている。
イニストラード:真紅の契り統率者デッキ
2021年11月19日発売予定。イニストラード:真紅の契りと連動したメカニズムをテーマとしている。
Commander Collection: Black
2022年発売予定。統率者戦で人気の黒のカードを中心としたコレクション用セット。新規イラストのカード8枚と両面トークン・カード1枚が収録。
Commander Legends: Battle for Baldur's Gate
2022年夏発売予定。ダンジョンズ&ドラゴンズとのコラボレーション・セットであり、ドラフト・ブースターで販売される統率者戦ドラフト用の製品。
ユニバースビヨンド:ウォーハンマー40,000
2022年度後半発売予定。ウォーハンマー40,000とのコラボレーション・セット。
参考
- ↑ Commanders Arsenal(Arcana 2012年8月10日 Monty Ashley著)
- ↑ Big Things Are Coming for Commander in 2020/2020年の統率者戦にやってくる大きなもの(News 2019年10月30日 Gavin Verhey著)
- ↑ Ikoria Commander/イコリア統率者(Card Preview 2020年4月3日 Gavin Verhey著)