黒ウィニー

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黒という[[色]]の特性上、黒の[[カード]]では[[除去]]されにくいため、[[黒コントロール]]に強い。また[[手札破壊]]や除去などの要素が入れられるため、[[デッキ]]の柔軟性が高く、[[コントロール (デッキ)|コントロール]]全般、特に[[パーミッション]]に強い。また、黒得意の[[スーサイド]]要素を利用したデッキも存在する(→[[スーサイドブラック]])。
 
黒という[[色]]の特性上、黒の[[カード]]では[[除去]]されにくいため、[[黒コントロール]]に強い。また[[手札破壊]]や除去などの要素が入れられるため、[[デッキ]]の柔軟性が高く、[[コントロール (デッキ)|コントロール]]全般、特に[[パーミッション]]に強い。また、黒得意の[[スーサイド]]要素を利用したデッキも存在する(→[[スーサイドブラック]])。
  
反面、黒は[[エンチャント]]や[[アーティファクト]]を[[割る|割れ]]ないため、[[黒の防御円/Circle of Protection: Black]]1枚に完封されてしまうこともある。また[[十字軍/Crusade]]や[[栄光の頌歌/Glorious Anthem]]を擁する白とは対照的に、[[第6版]]以降は有能な[[全体強化]]エンチャントに恵まれなかったため白ウィニーに圧倒されてしまっていた。
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反面、黒は[[エンチャント]]や[[アーティファクト]]を[[割る|割れ]]ないため、[[黒の防御円/Circle of Protection: Black]]1枚に完封されてしまうこともある。また[[十字軍/Crusade]]や[[栄光の頌歌/Glorious Anthem]]を擁する白とは対照的に、[[第6版]]以降は有能な[[全体強化]]エンチャントに恵まれなかったため白ウィニーに圧倒されてしまっていた。
  
 
*黒は[[墓地対策]]に長けた色であることも、[[メタゲーム]]次第ではこの[[デッキタイプ]]を使用する要因となりうる。
 
*黒は[[墓地対策]]に長けた色であることも、[[メタゲーム]]次第ではこの[[デッキタイプ]]を使用する要因となりうる。
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==ラヴニカのギルド~基本セット2021期==
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[[エルドレインの王権]]参入後、[[ロークスワインの元首、アヤーラ/Ayara, First of Locthwain]]を中心に据えた[[黒単色デッキ|黒単色]]の[[アグロ]][[デッキ]]が登場したが、大きな成果を上げることはできなかった。
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{{#card:Ayara, First of Locthwain}}
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その後、[[イコリア:巨獣の棲処]]から多数の[[カード]]を獲得し、[[獲物貫き、オボシュ/Obosh, the Preypiercer]]を[[相棒]]に据えた黒単アグロが環境に姿を現すようになった。
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{{#card:Whisper Squad}}
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{{#card:Heraldic Banner}}
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{{#card:Obosh, the Preypiercer}}
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[[どぶ骨/Gutterbones]]、[[漆黒軍の騎士/Knight of the Ebon Legion]]、[[囁く兵団/Whisper Squad]]などの[[クリーチャー]]を並べ、[[紋章旗/Heraldic Banner]]で[[全体強化]]。さらに紋章旗による[[マナ加速]]からオボシュを繰り出し、[[戦闘ダメージ]]を2倍にして勝負を決める。
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===サンプルレシピ===
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====初期型====
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*備考
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**Standard League 5勝0敗([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/standard-league-2019-10-03 参考])
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**使用者:Gul_Dukat
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*[[フォーマット]]
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**[[スタンダード]]([[ラヴニカのギルド]]+[[ラヴニカの献身]]+[[灯争大戦]]+[[基本セット2020]]+[[エルドレインの王権]])
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{{#MagicFactory:df319416}}
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*[[エルドレインの王権]]参入後の、[[サクリファイス#ラヴニカのギルド~基本セット2021期|サクリファイス]]の[[ギミック]]を取り入れたタイプ。[[忘れられた神々の僧侶/Priest of Forgotten Gods]]や[[ロークスワインの元首、アヤーラ/Ayara, First of Locthwain]]で[[どぶ骨/Gutterbones]]や[[オルゾフの処罰者/Orzhov Enforcer]]を[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げ]]、[[真夜中の死神/Midnight Reaper]]の[[能力]]を[[誘発]]させる。
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====イコリア:巨獣の棲処後====
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*備考
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**MagicFest Online Season 2 - Thursday Qualifier 2 - Week 2 5勝1敗([https://my.cfbevents.com/deck/view/8e7a4ba6-91cc-4841-8966-5cd4f2596d4d 参考])
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**使用者:Sol4r1s#99777
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*[[フォーマット]]
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**[[スタンダード]]([[ラヴニカのギルド]]+[[ラヴニカの献身]]+[[灯争大戦]]+[[基本セット2020]]+[[エルドレインの王権]]+[[テーロス還魂記]]+[[イコリア:巨獣の棲処]])
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{{#MagicFactory:df319878}}
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*[[イコリア:巨獣の棲処]]参入後の、[[獲物貫き、オボシュ/Obosh, the Preypiercer]]を[[相棒]]に据えたタイプ。
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==カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック期==
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前環境の黒ウィニーは[[ゾンビ (デッキ)#戦乱のゼンディカー・ブロック+イニストラードを覆う影ブロック+カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック期|ゾンビデッキ]]が主だったが[[イニストラードを覆う影ブロック]]が落ちた事により主要[[クリーチャー・タイプ]]である[[ゾンビ]]の数が少なくなり、[[黒赤ビートダウン#戦乱のゼンディカー・ブロック+イニストラードを覆う影ブロック+カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック期|黒赤アグロ]]から赤を抜いたような形の'''黒単機体'''と呼ばれる黒ウィニーにシフトしていった。
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{{#card:Bone Picker}}
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{{#card:Heart of Kiran}}
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展開としてはオーソドックスな黒ウィニーであり、[[戦慄の放浪者/Dread Wanderer]]などの軽量級クリーチャーを展開して殴りつつ[[ホネツツキ/Bone Picker]]や[[機体]]に繋げていく。
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===サンプルレシピ===
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*備考
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**Standard MOCS - #10942625([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/standard-mocs-2017-10-22-0 参考])
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**使用者:Isolating
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*[[フォーマット]]
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**[[スタンダード]]([[カラデシュ・ブロック]]+[[アモンケット・ブロック]]+[[イクサラン]])
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{{#magicfactory:df318336}}
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==テーロス・ブロック構築==
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[[黒単色デッキ|黒単色]]の[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]ないし[[ビート・コントロール]]系の[[デッキ]]が[[環境]]初期から存在している。
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{{#card:Pain Seer}}
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{{#card:Herald of Torment}}
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[[黒]]の[[クリーチャー]]による[[ビートダウン (ゲーム用語)|ビートダウン]]を[[思考囲い/Thoughtseize]]や各種[[単体除去]]でサポートするという方針は共通しているが、デッキの形は時期によって大きく異なる。
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初期は[[軽い|軽量]][[アタッカー]]の選択肢が乏しく、[[運命の工作員/Agent of the Fates]]と[[授与]][[カード]]の組み合わせによって[[アドバンテージ]]を稼ぎながら[[ライフ]]を[[削る|削り]]、最後は[[アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel]]や[[忌まわしき首領/Abhorrent Overlord]]などの[[信心]]カードに繋げる[[重い]]構成のものが主流だった。このタイプについての詳細は[[黒単信心#テーロス・ブロック構築|黒単信心]]を参照。
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[[神々の軍勢]]参入後は、優秀な授与カードである[[悪意に満ちた蘇りし者/Spiteful Returned]]と[[責め苦の伝令/Herald of Torment]]、[[単体強化]]との相性が良い[[苦痛の予見者/Pain Seer]]の登場により、[[アグロ]]寄りの構成のものが主流となる。[[デッキパワー]]も大きく上がり、一時[[トップメタ]]となるなど活躍した。
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[[ニクスへの旅]]参入後は[[節くれの傷皮持ち/Gnarled Scarhide]]や[[饗宴の主/Master of the Feast]]を獲得したことで、さらに前のめりな構成のものが増加。[[プロツアー「ニクスへの旅」]]では使用率3位([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/ptjou14/day2meta 参考]/[http://coverage.mtg-jp.com/ptjou14/article/010679/ 翻訳])となった。
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===サンプルレシピ(神々の軍勢後)===
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*備考
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**THS Block Constructed Daily #7035677 4-0 ([http://www.wizards.com/Magic/Digital/MagicOnlineTourn.aspx?x=mtg/digital/magiconline/tourn/7035677 参考])
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**使用者:motu_matukata
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*[[フォーマット]]
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**[[テーロス・ブロック構築]]([[テーロス]]+[[神々の軍勢]])
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{{#magicfactory:df311880}}
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*神々の軍勢参入後のタイプ。
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===サンプルレシピ(ニクスへの旅後)===
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*備考
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**[[グランプリマンチェスター14]] ベスト4 ([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gpman14/welcome 参考])
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**使用者:[[Sebastian Knörr]]
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*[[フォーマット]]
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**[[テーロス・ブロック構築]]([[テーロス]]+[[神々の軍勢]]+[[ニクスへの旅]])
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{{#magicfactory:df311878}}
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*ニクスへの旅参入後のタイプ。
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==ラヴニカへの回帰ブロック+テーロス・ブロック期==
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この[[環境]]の[[黒単色デッキ]]としては[[コントロール (デッキ)|コントロール]]要素の強い[[ミッドレンジ]]である[[黒単信心#ラヴニカへの回帰ブロック+テーロス・ブロック期|黒単信心]]が主流だが、それとは別に[[アグロ]]寄りのものも存在している。
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{{#card:Rakdos Cackler}}
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{{#card:Herald of Torment}}
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1[[マナ]][[パワー]]2の[[ラクドスの哄笑者/Rakdos Cackler]]・[[苛まれし英雄/Tormented Hero]]をはじめとする[[軽い|軽量]][[アタッカー]]を[[単体除去]]や[[手札破壊]]でサポートし、最後は[[モーギスの匪賊/Mogis's Marauder]]で押し切る。
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環境初期におけるこのタイプの[[デッキ]]は[[黒赤]]の形で組まれることが多かったが([[黒赤ビートダウン#ラヴニカへの回帰ブロック+テーロス・ブロック期|黒赤ビートダウン]]参照)、[[神々の軍勢]]参入後は[[苦痛の予見者/Pain Seer]]や[[責め苦の伝令/Herald of Torment]]の登場により、黒単色のものも活躍できるようになった。
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===サンプルレシピ===
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*備考
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**[[グランプリシンシナティ14]] ベスト4 ([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gpcin14/welcome 参考])
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**使用者:[[Clyde Martin]]
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*[[フォーマット]]
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**[[スタンダード]]([[基本セット2014]]+[[ラヴニカへの回帰ブロック]]+[[テーロス]]+[[神々の軍勢]])
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{{#magicfactory:df311702}}
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==イニストラード・ブロック期==
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[[イニストラード・ブロック]]で主要[[種族]]として取り上げられた[[ゾンビ]]を使用した[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]が存在する。
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{{#card:Gravecrawler}}
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{{#card:Geralf's Messenger}}
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[[ミラディンの傷跡ブロック]]+[[イニストラード・ブロック]]期の[[ゾンビ (デッキ)#ミラディンの傷跡ブロック+イニストラード・ブロック期|ゾンビウィニー]]は[[黒単色デッキ|黒単]]+[[青]]または黒単+[[赤]]の構成で、[[ウィニー]]よりの構成が基本となる。
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イニストラード・ブロック+[[ラヴニカへの回帰ブロック]]期の[[ゾンビ (デッキ)#イニストラード・ブロック+ラヴニカへの回帰ブロック期|ゾンビデッキ]]は[[ミッドレンジ]]系の[[黒赤]]タイプが多くなったが、低[[マナ]]域の比重が高い黒赤や[[黒緑]]の構成も存在している。
  
 
==ゼンディカー・ブロック期==
 
==ゼンディカー・ブロック期==
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{{#card:Umezawa's Jitte}}
 
{{#card:Umezawa's Jitte}}
  
梅澤の十手を活かす[[ウィニー]]は[[白ウィニー#神河ブロック構築|白ウィニー]]が中心であったが、[[けちコントロール#神河ブロック構築|けちコントロール]]が[[メタゲーム|メタ]]の主流となると、それに対抗するため開発された。
+
梅澤の十手を活かす[[ウィニー]]は[[白ウィニー/ブロック構築/神河|白ウィニー]]が中心であったが、[[けちコントロール#神河ブロック構築|けちコントロール]]が[[メタゲーム|メタ]]の主流となると、それに対抗するため開発された。
  
 
[[手札破壊]]や[[頭蓋の摘出/Cranial Extraction]]などの妨害要素を採用している。
 
[[手札破壊]]や[[頭蓋の摘出/Cranial Extraction]]などの妨害要素を採用している。
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==オンスロート・ブロック期==
 
==オンスロート・ブロック期==
[[オンスロート・ブロック]]の[[部族 (俗称)|部族]]強化の流れに沿って、[[ゾンビ (デッキ)|ゾンビ]]や[[クレリック (デッキ)|クレリック]]などの[[黒]][[ビートダウン (デッキ)|ビートダウンデッキ]]が登場する。
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[[オンスロート・ブロック]]の[[タイプ的]]強化の流れに沿って、[[ゾンビ (デッキ)#オンスロート・ブロック期|ゾンビ]]や[[クレリック (デッキ)|クレリック]]などの[[黒]][[ビートダウンデッキ]]が登場する。
  
 
{{#card:Rotlung Reanimator}}
 
{{#card:Rotlung Reanimator}}
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{{#card:Crypt Rats}}
 
{{#card:Crypt Rats}}
  
[[CIP]][[能力]]を持つ[[ネクラタル/Nekrataal]]などを採用することで、[[アドバンテージ]]を獲得しつつ[[クリーチャー]]を[[展開]]していくことができる。最後は[[生命吸収/Drain Life]]の[[ドレイン]]でトドメを刺す。黒お家芸の[[手札破壊]]も採用できるため、スピードでは純粋なビートダウンに劣るものの安定性は高い。
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[[ETB]][[能力]]を持つ[[ネクラタル/Nekrataal]]などを採用することで、[[アドバンテージ]]を獲得しつつ[[クリーチャー]]を[[展開]]していくことができる。最後は[[生命吸収/Drain Life]]の[[ドレイン]]でトドメを刺す。黒お家芸の[[手札破壊]]も採用できるため、スピードでは純粋なビートダウンに劣るものの安定性は高い。
  
 
===サンプルレシピ===
 
===サンプルレシピ===
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[[ネクロディスク]]などは[[ウィニー]]ではないが、[[ネクロポーテンス/Necropotence]]を使用することでウィニー並みにクリーチャーを引くことができたのである。
 
[[ネクロディスク]]などは[[ウィニー]]ではないが、[[ネクロポーテンス/Necropotence]]を使用することでウィニー並みにクリーチャーを引くことができたのである。
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==パイオニア==
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[[パイオニア]]環境でも成立する。
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{{#card:Knight of the Ebon Legion}}
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{{#card:Thoughtseize}}
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[[漆黒軍の騎士/Knight of the Ebon Legion]]や[[屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger]]などの優秀な[[ウィニー]][[クリーチャー]]を、[[思考囲い/Thoughtseize]]や[[致命的な一押し/Fatal Push]]でバックアップする。[[変わり谷/Mutavault]]と[[ロークスワイン城/Castle Locthwain]]という強力な[[土地]]を擁するため、長期戦・消耗戦にも強い。
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[[密輸人の回転翼機/Smuggler's Copter]]が[[禁止カード]]に指定され弱体化したものの、それでも[[Tier]]1の地位にある。[[プレイヤーズツアーブリュッセル20]]では使用率1位<ref>[https://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptbrussels2020/players-tour-brussels-day-1-pioneer-metagame-2020-01-31 Players Tour Brussels Day 1 Pioneer Metagame](Competitive Gaming [[2020年]]1月31日 [[Tobi Henke]]著)</ref>、[[プレイヤーズツアー名古屋20]]では使用率2位となった<ref>[https://mtg-jp.com/coverage/ptnag20/article/0033682/ プレイヤーズツアー・名古屋2020 1日目メタゲームブレイクダウン ~開拓者たちの選択~](EVENT COVERAGE 2020年2月1日 [[小山和志]]著)</ref>。
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===サンプルレシピ===
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====初期型====
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*備考
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**Pioneer PTQ #12014480 on 11/09/2019 優勝([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/pioneer-ptq-2019-11-10 参考])
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**使用者:Isolating
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*[[フォーマット]]
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**[[パイオニア]](〜[[エルドレインの王権]])
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{{#MagicFactory:df319515}}
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*[[密輸人の回転翼機/Smuggler's Copter]][[禁止カード|禁止]]前のリスト。相性の良い[[夜市の見張り/Night Market Lookout]]が採用されている。
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====密輸人の回転翼機禁止後====
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*備考
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**[[プレイヤーズツアーブリュッセル20]] ベスト8([https://magic.gg/events/players-tour-brussels-2020 参考])
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**使用者:[[Zhang Zhiyang]]
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*[[フォーマット]]
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**[[パイオニア]](〜[[テーロス還魂記]])
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{{#MagicFactory: df319619}}
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*密輸人の回転翼機禁止後のリスト。
  
 
==レガシー==
 
==レガシー==
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{{#card:Hymn to Tourach}}
 
{{#card:Hymn to Tourach}}
  
[[闇の腹心/Dark Confidant]]の強力な[[アドバンテージ]][[能力]]と、[[強迫/Duress]]、[[思考囲い/Thoughtseize]]、[[Hymn to Tourach]]などの[[手札破壊]]要素が[[デッキ]]の骨格をなす。
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[[闇の腹心/Dark Confidant]]の強力な[[アドバンテージ]][[能力]]と、[[強迫/Duress]]、[[思考囲い/Thoughtseize]]、[[トーラックへの賛歌/Hymn to Tourach]]などの[[手札破壊]]要素が[[デッキ]]の骨格をなす。
  
 
[[カーノファージ/Carnophage]]や[[肉占い/Sarcomancy]]といった1[[マナ]]2/2[[クリーチャー]]を採用するタイプや、[[Order of the Ebon Hand]]、[[ストロームガルドの十字軍/Stromgald Crusader]]といった[[騎士]]を中心に据えるタイプ、[[ナントゥーコの影/Nantuko Shade]]、[[惑乱の死霊/Hypnotic Specter]]といった[[コントロール (ゲーム用語)|コントロール]]要素の強いタイプなど、構成は様々。
 
[[カーノファージ/Carnophage]]や[[肉占い/Sarcomancy]]といった1[[マナ]]2/2[[クリーチャー]]を採用するタイプや、[[Order of the Ebon Hand]]、[[ストロームガルドの十字軍/Stromgald Crusader]]といった[[騎士]]を中心に据えるタイプ、[[ナントゥーコの影/Nantuko Shade]]、[[惑乱の死霊/Hypnotic Specter]]といった[[コントロール (ゲーム用語)|コントロール]]要素の強いタイプなど、構成は様々。
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[[未来予知]]登場以降は、[[墓忍び/Tombstalker]]が比較的高速かつ容易に[[召喚]]できることが判明し、[[大型クリーチャー]]の枠は墓忍びが占めているケースが多い。
 
[[未来予知]]登場以降は、[[墓忍び/Tombstalker]]が比較的高速かつ容易に[[召喚]]できることが判明し、[[大型クリーチャー]]の枠は墓忍びが占めているケースが多い。
  
また、[[黒]]には強力な[[メタゲーム|メタ]][[カード]]が多く存在するため、それらを採用しやすいのも強みである。特に、[[萎縮した卑劣漢/Withered Wretch]]は[[タルモゴイフ/Tarmogoyf]]が幅を利かせるようになってからは、[[メインデッキ|メイン]]で採用されることが多くなった。[[仕組まれた疫病/Engineered Plague]]や[[虚空の力線/Leyline of the Void]]といったメタ系[[エンチャント]]が採用できることも重要である。
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また、[[黒]]には強力な[[メタる|メタ]][[カード]]が多く存在するため、それらを採用しやすいのも強みである。特に、[[萎縮した卑劣漢/Withered Wretch]]は[[タルモゴイフ/Tarmogoyf]]が幅を利かせるようになってからは、[[メインデッキ|メイン]]で採用されることが多くなった。[[仕組まれた疫病/Engineered Plague]]や[[虚空の力線/Leyline of the Void]]といったメタ系[[エンチャント]]が採用できることも重要である。
  
 
*追加色が[[タッチ]]されることも多い。
 
*追加色が[[タッチ]]されることも多い。
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|3||[[Contagion]]
 
|3||[[Contagion]]
 
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|4||[[トーラックへの賛歌/Hymn to Tourach]]
 
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|4||[[強迫/Duress]]
 
|4||[[強迫/Duress]]
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!colspan="2" style="background-color:#eeddff"|呪文 (24)
 
!colspan="2" style="background-color:#eeddff"|呪文 (24)
 
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|4||[[Hymn to Tourach]]
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|4||[[トーラックへの賛歌/Hymn to Tourach]]
 
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|4||[[暴露/Unmask]]
 
|4||[[暴露/Unmask]]
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|4||[[仕組まれた疫病/Engineered Plague]]
 
|4||[[仕組まれた疫病/Engineered Plague]]
 
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|}
*[[#サンプルレシピ(タッチ白)|前述]]の通り[[ハルクフラッシュ]]全盛であるため、初手に[[虚空の力線/Leyline of the Void]]が来る確率を上げるために、[[血清の粉末/Serum Powder]]が[[サイドボード]]に入っている。
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*[[#サンプルレシピ(タッチ白)|前述]]の通り[[ハルクフラッシュ]]全盛であるため、[[初期手札]]に[[虚空の力線/Leyline of the Void]]が来る確率を上げるために、[[血清の粉末/Serum Powder]]が[[サイドボード]]に入っている。
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==パウパー==
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パウパーの黒単デッキは[[黒コントロール#パウパー|黒コントロール]]が主流だが、ウィニーも少数存在する。
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{{#card:Carnophage}}
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{{#card:Dark Ritual}}
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基本的な動きは、攻撃が通った場合2点以上のダメージを与えられる軽量クリーチャーを、[[暗黒の儀式/Dark Ritual]]の助けも借りつつ展開して殴り切る形である。
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この他にも、[[グール呼びの詠唱/Ghoulcaller's Chant]]を採用しクリーチャーを[[ゾンビ]]にまとめた[[ゾンビ_(デッキ)#パウパー|ゾンビデッキ]]や、[[屍肉喰らい/Carrion Feeder]]と[[葬儀甲虫/Mortician Beetle]]をメインアタッカーとして用いる[[サクリファイス#パウパー|黒単サクリファイス]]、[[ライフロス]]呪文を採用した[[バーン#パウパー|黒単バーン]]などがある。
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===初期型===
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*備考
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**Pauper Daily #2422370 on 05/26/2011 3-1 ([https://www.mtggoldfish.com/deck/35248 参考])
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**使用者:PhoenixPrince
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*[[フォーマット]]
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**[[パウパー]] (~[[ミラディン包囲戦]]・[[ウルザズ・デスティニー]])
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{{#MagicFactory:df323803}}
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===カラデシュ後===
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*備考
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**Pauper League on 10/08/2016 5-0 ([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/pauper-constructed-league-2016-10-08 参考])
 +
**使用者:The_zzz
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*[[フォーマット]]
 +
**[[パウパー]] (~[[カラデシュ]])
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{{#MagicFactory:df323804}}
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*1マナ域でありながら[[デメリット]]を持たない[[夜市の見張り/Night Market Lookout]]獲得後のリスト。
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*横並びと相性がいい[[忌呪の金切り声/Foul-Tongue Shriek]]が採用される。
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==脚注==
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<references />
  
 
==参考==
 
==参考==
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*[[デッキ集]]
 
*[[デッキ集]]
  
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{{DEFAULTSORT:くろういにい}}
 
[[Category:黒単色デッキ|*]]
 
[[Category:黒単色デッキ|*]]
 
[[Category:ビートダウンデッキ|*]]
 
[[Category:ビートダウンデッキ|*]]
509行: 688行:
 
[[Category:黒単ビートダウンデッキ|*]]
 
[[Category:黒単ビートダウンデッキ|*]]
 
[[Category:黒単ウィニーデッキ|*]]
 
[[Category:黒単ウィニーデッキ|*]]
[[Category:ミラージュ・ブロック構築デッキ|くろういにい]]
+
[[Category:ミラージュ・ブロック構築デッキ]]
[[Category:神河ブロック構築デッキ|くろういにい]]
+
[[Category:神河ブロック構築デッキ]]
[[Category:スタンダードデッキ|くろういにい]]
+
[[Category:テーロス・ブロック構築デッキ]]
[[Category:レガシーデッキ|くろういにい]]
+
[[Category:スタンダードデッキ]]
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[[Category:パイオニアデッキ]]
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[[Category:レガシーデッキ]]
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[[Category:パウパーデッキ]]

2024年10月15日 (火) 16:15時点における最新版

黒ウィニー(Black Weenie)は、メインのウィニーデッキの総称。

目次

[編集] 概要

と同じく、小型クリーチャーの質は優秀。かつては黒には暗黒の儀式/Dark Ritualが存在したため、白ウィニーよりも重めクリーチャーも投入された。

黒というの特性上、黒のカードでは除去されにくいため、黒コントロールに強い。また手札破壊や除去などの要素が入れられるため、デッキの柔軟性が高く、コントロール全般、特にパーミッションに強い。また、黒得意のスーサイド要素を利用したデッキも存在する(→スーサイドブラック)。

反面、黒はエンチャントアーティファクト割れないため、黒の防御円/Circle of Protection: Black1枚に完封されてしまうこともある。また十字軍/Crusade栄光の頌歌/Glorious Anthemを擁する白とは対照的に、第6版以降は有能な全体強化エンチャントに恵まれなかったため白ウィニーに圧倒されてしまっていた。

[編集] ラヴニカのギルド~基本セット2021期

エルドレインの王権参入後、ロークスワインの元首、アヤーラ/Ayara, First of Locthwainを中心に据えた黒単色アグロデッキが登場したが、大きな成果を上げることはできなかった。


Ayara, First of Locthwain / ロークスワインの元首、アヤーラ (黒)(黒)(黒)
伝説のクリーチャー — エルフ(Elf) 貴族(Noble)

ロークスワインの元首、アヤーラか他の黒のクリーチャーが1体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、各対戦相手はそれぞれ1点のライフを失い、あなたは1点のライフを得る。
(T),他の黒のクリーチャー1体を生け贄に捧げる:カードを1枚引く。

2/3

その後、イコリア:巨獣の棲処から多数のカードを獲得し、獲物貫き、オボシュ/Obosh, the Preypiercer相棒に据えた黒単アグロが環境に姿を現すようになった。


Whisper Squad / 囁く兵団 (黒)
クリーチャー — 人間(Human) 兵士(Soldier)

(1)(黒):あなたのライブラリーから《囁く兵団/Whisper Squad》という名前のカード1枚を探し、タップ状態で戦場に出す。その後、ライブラリーを切り直す。

1/1


Heraldic Banner / 紋章旗 (3)
アーティファクト

紋章旗が戦場に出るに際し、色1色を選ぶ。
あなたがコントロールしていてその選ばれた色のクリーチャーは+1/+0の修整を受ける。
(T):その選ばれた色のマナ1点を加える。



Obosh, the Preypiercer / 獲物貫き、オボシュ (3)(黒/赤)(黒/赤)
伝説のクリーチャー — ヘリオン(Hellion) ホラー(Horror)

相棒 ― あなたの開始時のデッキに、マナ総量が奇数のカードと土地カードのみが入っていること。(このカードがあなたの選んだ相棒であるなら、ソーサリーとして(3)を支払うことでゲームの外部からそれをあなたの手札に加えてもよい。)
あなたがコントロールしていてマナ総量が奇数である発生源がパーマネントやプレイヤーにダメージを与えるなら、代わりに、それはそのパーマネントかプレイヤーにその点数の2倍のダメージを与える。

3/5

どぶ骨/Gutterbones漆黒軍の騎士/Knight of the Ebon Legion囁く兵団/Whisper Squadなどのクリーチャーを並べ、紋章旗/Heraldic Banner全体強化。さらに紋章旗によるマナ加速からオボシュを繰り出し、戦闘ダメージを2倍にして勝負を決める。

[編集] サンプルレシピ

[編集] 初期型

Mono-Black Aggro [1]
土地 (23)
4 ロークスワイン城/Castle Locthwain
19 沼/Swamp
クリーチャー (37)
3 ロークスワインの元首、アヤーラ/Ayara, First of Locthwain
2 脚光の悪鬼/Footlight Fiend
4 どぶ骨/Gutterbones
4 漆黒軍の騎士/Knight of the Ebon Legion
3 真夜中の死神/Midnight Reaper
4 残忍な騎士/Murderous Rider
3 真夜中の騎士団/Order of Midnight
4 オルゾフの処罰者/Orzhov Enforcer
4 忘れられた神々の僧侶/Priest of Forgotten Gods
2 悪ふざけの名人、ランクル/Rankle, Master of Pranks
4 騒乱の落とし子/Spawn of Mayhem
呪文 (0)
サイドボード (15)
2 夢を引き裂く者、アショク/Ashiok, Dream Render
2 はぐれ影魔道士、ダブリエル/Davriel, Rogue Shadowmage
2 見栄え損ない/Disfigure
2 軍団の最期/Legion's End
4 害悪な掌握/Noxious Grasp
3 朽ちゆくレギサウルス/Rotting Regisaur

[編集] イコリア:巨獣の棲処後

Mono-Black Obosh [2]
土地 (23)
4 ロークスワイン城/Castle Locthwain
19 沼/Swamp
クリーチャー (29)
4 どぶ骨/Gutterbones
4 狩り立てられた悪夢/Hunted Nightmare
4 漆黒軍の騎士/Knight of the Ebon Legion
2 夢の巣のルールス/Lurrus of the Dream-Den
2 残忍な騎士/Murderous Rider
1 獲物貫き、オボシュ/Obosh, the Preypiercer
4 朽ちゆくレギサウルス/Rotting Regisaur
4 鋸刃蠍/Serrated Scorpion
4 囁く兵団/Whisper Squad
呪文 (8)
4 ドリルビット/Drill Bit
4 紋章旗/Heraldic Banner
サイドボード (15)
3 夜の騎兵/Cavalier of Night
3 死の重み/Dead Weight
2 強迫/Duress
1 残忍な騎士/Murderous Rider
1 獲物貫き、オボシュ/Obosh, the Preypiercer
3 ファリカの献杯/Pharika's Libation
2 影槍/Shadowspear

[編集] カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック期

前環境の黒ウィニーはゾンビデッキが主だったがイニストラードを覆う影ブロックが落ちた事により主要クリーチャー・タイプであるゾンビの数が少なくなり、黒赤アグロから赤を抜いたような形の黒単機体と呼ばれる黒ウィニーにシフトしていった。


Bone Picker / ホネツツキ (3)(黒)
クリーチャー — 鳥(Bird)

このターンにクリーチャーが死亡していたなら、この呪文を唱えるためのコストは(3)少なくなる。
飛行、接死

3/2


Heart of Kiran / キランの真意号 (2)
伝説のアーティファクト — 機体(Vehicle)

飛行、警戒
搭乗3(あなたがコントロールする望む数のクリーチャーを、パワーの合計が3以上になるように選んでタップする:ターン終了時まで、この機体(Vehicle)はアーティファクト・クリーチャーになる。)
あなたはキランの真意号の搭乗コストを支払うのではなく、あなたがコントロールするプレインズウォーカー1体の上から忠誠(loyalty)カウンターを1個取り除いてもよい。

4/4

展開としてはオーソドックスな黒ウィニーであり、戦慄の放浪者/Dread Wandererなどの軽量級クリーチャーを展開して殴りつつホネツツキ/Bone Picker機体に繋げていく。

[編集] サンプルレシピ

Mono Black [3]
土地 (20)
4 イフニルの死界/Ifnir Deadlands
16 沼/Swamp
クリーチャー (25)
4 ホネツツキ/Bone Picker
4 戦慄の放浪者/Dread Wanderer
2 才気ある霊基体/Gifted Aetherborn
4 夜市の見張り/Night Market Lookout
4 遺跡の略奪者/Ruin Raider
4 屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger
3 敵意ある征服者/Vicious Conquistador
呪文 (15)
4 致命的な一押し/Fatal Push
3 板歩きの刑/Walk the Plank
1 霊気圏の収集艇/Aethersphere Harvester
4 キランの真意号/Heart of Kiran
3 超常的耐久力/Supernatural Stamina
サイドボード (15)
2 才気ある霊基体/Gifted Aetherborn
1 超常的耐久力/Supernatural Stamina
1 板歩きの刑/Walk the Plank
2 霊気圏の収集艇/Aethersphere Harvester
4 強迫/Duress
2 過酷な精査/Harsh Scrutiny
2 失われた遺産/Lost Legacy
1 街の鍵/Key to the City


[編集] テーロス・ブロック構築

黒単色ビートダウンないしビート・コントロール系のデッキ環境初期から存在している。


Pain Seer / 苦痛の予見者 (1)(黒)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)

神啓 ― 苦痛の予見者がアンタップ状態になるたび、あなたのライブラリーの一番上のカードを公開し、そのカードをあなたの手札に加える。あなたはそのカードのマナ総量に等しい点数のライフを失う。

2/2


Herald of Torment / 責め苦の伝令 (1)(黒)(黒)
クリーチャー エンチャント — デーモン(Demon)

授与(3)(黒)(黒)(このカードを授与コストで唱えた場合、これはエンチャント(クリーチャー)を持つオーラ(Aura)呪文である。クリーチャーにつけられていない場合、これは再びクリーチャーになる。)
飛行
あなたのアップキープの開始時に、あなたは1点のライフを失う。
エンチャントされているクリーチャーは+3/+3の修整を受けるとともに飛行を持つ。

3/3

クリーチャーによるビートダウン思考囲い/Thoughtseizeや各種単体除去でサポートするという方針は共通しているが、デッキの形は時期によって大きく異なる。

初期は軽量アタッカーの選択肢が乏しく、運命の工作員/Agent of the Fates授与カードの組み合わせによってアドバンテージを稼ぎながらライフ削り、最後はアスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel忌まわしき首領/Abhorrent Overlordなどの信心カードに繋げる重い構成のものが主流だった。このタイプについての詳細は黒単信心を参照。

神々の軍勢参入後は、優秀な授与カードである悪意に満ちた蘇りし者/Spiteful Returned責め苦の伝令/Herald of Torment単体強化との相性が良い苦痛の予見者/Pain Seerの登場により、アグロ寄りの構成のものが主流となる。デッキパワーも大きく上がり、一時トップメタとなるなど活躍した。

ニクスへの旅参入後は節くれの傷皮持ち/Gnarled Scarhide饗宴の主/Master of the Feastを獲得したことで、さらに前のめりな構成のものが増加。プロツアー「ニクスへの旅」では使用率3位(参考/翻訳)となった。

[編集] サンプルレシピ(神々の軍勢後)

Mono-Black Aggro [4]
土地 (24)
20 沼/Swamp
4 静寂の神殿/Temple of Silence
クリーチャー (26)
4 運命の工作員/Agent of the Fates
4 アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel
4 責め苦の伝令/Herald of Torment
3 夜の咆哮獣/Nighthowler
4 苦痛の予見者/Pain Seer
3 悪意に満ちた蘇りし者/Spiteful Returned
4 苛まれし英雄/Tormented Hero
呪文 (10)
2 エレボスの加護/Boon of Erebos
4 英雄の破滅/Hero's Downfall
4 思考囲い/Thoughtseize
サイドボード (15)
2 胆汁病/Bile Blight
3 闇の裏切り/Dark Betrayal
1 死者の神、エレボス/Erebos, God of the Dead
2 モーギスの匪賊/Mogis's Marauder
1 夜の咆哮獣/Nighthowler
4 ファリカの療法/Pharika's Cure
2 エレボスの鞭/Whip of Erebos


  • 神々の軍勢参入後のタイプ。

[編集] サンプルレシピ(ニクスへの旅後)

Mono-Black Aggro [5]
土地 (22)
22 沼/Swamp
クリーチャー (28)
4 節くれの傷皮持ち/Gnarled Scarhide
4 責め苦の伝令/Herald of Torment
4 饗宴の主/Master of the Feast
4 モーギスの匪賊/Mogis's Marauder
4 苦痛の予見者/Pain Seer
4 悪意に満ちた蘇りし者/Spiteful Returned
4 苛まれし英雄/Tormented Hero
呪文 (10)
2 エレボスの加護/Boon of Erebos
4 英雄の破滅/Hero's Downfall
4 思考囲い/Thoughtseize
サイドボード (15)
3 胆汁病/Bile Blight
1 エレボスの加護/Boon of Erebos
2 脳蛆/Brain Maggot
3 夢の饗宴/Feast of Dreams
3 オドゥノス河の底さらい/Odunos River Trawler
2 骨読み/Read the Bones
1 信者の沈黙/Silence the Believers


  • ニクスへの旅参入後のタイプ。

[編集] ラヴニカへの回帰ブロック+テーロス・ブロック期

この環境黒単色デッキとしてはコントロール要素の強いミッドレンジである黒単信心が主流だが、それとは別にアグロ寄りのものも存在している。


Rakdos Cackler / ラクドスの哄笑者 (黒/赤)
クリーチャー — デビル(Devil)

解鎖(あなたはこのクリーチャーを、+1/+1カウンターが1個置かれた状態で戦場に出してもよい。これの上に+1/+1カウンターが置かれているかぎり、これではブロックできない。)

1/1


Herald of Torment / 責め苦の伝令 (1)(黒)(黒)
クリーチャー エンチャント — デーモン(Demon)

授与(3)(黒)(黒)(このカードを授与コストで唱えた場合、これはエンチャント(クリーチャー)を持つオーラ(Aura)呪文である。クリーチャーにつけられていない場合、これは再びクリーチャーになる。)
飛行
あなたのアップキープの開始時に、あなたは1点のライフを失う。
エンチャントされているクリーチャーは+3/+3の修整を受けるとともに飛行を持つ。

3/3

1マナパワー2のラクドスの哄笑者/Rakdos Cackler苛まれし英雄/Tormented Heroをはじめとする軽量アタッカー単体除去手札破壊でサポートし、最後はモーギスの匪賊/Mogis's Marauderで押し切る。

環境初期におけるこのタイプのデッキ黒赤の形で組まれることが多かったが(黒赤ビートダウン参照)、神々の軍勢参入後は苦痛の予見者/Pain Seer責め苦の伝令/Herald of Tormentの登場により、黒単色のものも活躍できるようになった。

[編集] サンプルレシピ

Mono-Black Aggro [6]
土地 (23)
4 変わり谷/Mutavault
19 沼/Swamp
クリーチャー (25)
3 冒涜の悪魔/Desecration Demon
4 責め苦の伝令/Herald of Torment
4 生命散らしのゾンビ/Lifebane Zombie
2 モーギスの匪賊/Mogis's Marauder
4 苦痛の予見者/Pain Seer
4 ラクドスの哄笑者/Rakdos Cackler
4 苛まれし英雄/Tormented Hero
呪文 (12)
2 胆汁病/Bile Blight
2 肉貪り/Devour Flesh
4 英雄の破滅/Hero's Downfall
4 思考囲い/Thoughtseize
サイドボード (15)
4 闇の裏切り/Dark Betrayal
2 肉貪り/Devour Flesh
4 破滅の刃/Doom Blade
4 強迫/Duress
1 死者の神、エレボス/Erebos, God of the Dead


[編集] イニストラード・ブロック期

イニストラード・ブロックで主要種族として取り上げられたゾンビを使用したビートダウンが存在する。


Gravecrawler / 墓所這い (黒)
クリーチャー — ゾンビ(Zombie)

墓所這いではブロックできない。
あなたは、あなたがゾンビ(Zombie)をコントロールしているかぎり、墓所這いをあなたの墓地から唱えてもよい。

2/1


Geralf's Messenger / ゲラルフの伝書使 (黒)(黒)(黒)
クリーチャー — ゾンビ(Zombie)

ゲラルフの伝書使はタップ状態で戦場に出る。
ゲラルフの伝書使が戦場に出たとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは2点のライフを失う。
不死(このクリーチャーが死亡したとき、それの上に+1/+1カウンターが置かれていなかった場合、それを+1/+1カウンターが1個置かれた状態でオーナーのコントロール下で戦場に戻す。)

3/2

ミラディンの傷跡ブロックイニストラード・ブロック期のゾンビウィニー黒単または黒単+の構成で、ウィニーよりの構成が基本となる。

イニストラード・ブロック+ラヴニカへの回帰ブロック期のゾンビデッキミッドレンジ系の黒赤タイプが多くなったが、低マナ域の比重が高い黒赤や黒緑の構成も存在している。

[編集] ゼンディカー・ブロック期

ゼンディカーで強化された吸血鬼を使用した吸血鬼デッキが存在する。


Vampire Nocturnus / 吸血鬼の夜侯 (1)(黒)(黒)(黒)
クリーチャー — 吸血鬼(Vampire)

あなたのライブラリーの一番上のカードを公開した状態でプレイする。
あなたのライブラリーの一番上のカードが黒であるかぎり、吸血鬼の夜侯とあなたがコントロールする他の吸血鬼(Vampire)クリーチャーは+2/+1の修整を受けるとともに飛行を持つ。

3/3


Malakir Bloodwitch / マラキールの血魔女 (3)(黒)(黒)
クリーチャー — 吸血鬼(Vampire) シャーマン(Shaman)

飛行、プロテクション(白)
マラキールの血魔女が戦場に出たとき、各対戦相手はあなたがコントロールする吸血鬼(Vampire)の数に等しい点数のライフを失う。あなたはこれにより失われたライフに等しい点数のライフを得る。

4/4

[編集] 時のらせんブロック構築

優良シャドークリーチャーを帰ってきた不吉の月/Bad Moonでサポートする。


Bad Moon / 不吉の月 (1)(黒)
エンチャント

黒のクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。



Dauthi Slayer / ダウスィーの殺害者 (黒)(黒)
クリーチャー — ダウスィー(Dauthi) 兵士(Soldier)

シャドー
ダウスィーの殺害者は、可能なら各戦闘で攻撃する。

2/2


Nether Traitor / 冥界の裏切り者 (黒)(黒)
クリーチャー — スピリット(Spirit)

速攻
シャドー(このクリーチャーは、シャドーを持つクリーチャーのみブロックでき、シャドーを持つクリーチャーによってのみブロックされる。)
他のクリーチャーが戦場からあなたの墓地に置かれるたび、あなたは(黒)を支払ってもよい。そうした場合、あなたの墓地にある冥界の裏切り者を戦場に戻す。

1/1

墓地対策萎縮した卑劣漢/Withered Wretch、対コントロールサングロファージ/Sangrophage、対ビートダウン突然の俗化/Sudden Spoilingとなかなかいいものが揃っている。奈落のしもべ/Liege of the Pitのおかげでサイズ負けもある程度克服できる。堕落の触手/Tendrils of Corruptionの採用でダメージレースに強いのが特徴。

相変わらずエンチャントアーティファクトに触れないが、環境に強烈な対黒エンチャントがないのが救い。手札破壊にも呆然/Stuporなどいいものがあるが、アンチ手札破壊的存在の十二足獣/Dodecapodクァーグノス/Quagnothのおかげで採用の見極めが難しい。

[編集] サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (28)
4 ダウスィーの殺害者/Dauthi Slayer
4 冥界の裏切り者/Nether Traitor
4 奈落の守り手/Pit Keeper
4 萎縮した卑劣漢/Withered Wretch
4 奈落のしもべ/Liege of the Pit
4 魂の収集家/Soul Collector
4 掻き乱す恐怖/Roiling Horror
呪文 (8)
4 時間の恐喝/Temporal Extortion
4 不吉の月/Bad Moon
土地 (24)
24 沼/Swamp
サイドボード
3 深淵の大魔術師/Magus of the Abyss
4 突然の死/Sudden Death
4 堕落の触手/Tendrils of Corruption
4 小悪疫/Smallpox

[編集] 神河ブロック構築

環境最強の装備品梅澤の十手/Umezawa's Jitteを活用する。


Hand of Cruelty / 残虐の手 (黒)(黒)
クリーチャー — 人間(Human) 侍(Samurai)

プロテクション(白)
武士道1(このクリーチャーがブロックするかブロックされた状態になるたび、それはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。)

2/2


Umezawa's Jitte / 梅澤の十手 (2)
伝説のアーティファクト — 装備品(Equipment)

装備しているクリーチャーが戦闘ダメージを与えるたび、梅澤の十手の上に蓄積(charge)カウンターを2個置く。
梅澤の十手から蓄積カウンターを1個取り除く:以下から1つを選ぶ。
・装備しているクリーチャーは、ターン終了時まで+2/+2の修整を受ける。
・クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで-1/-1の修整を受ける。
・あなたは2点のライフを得る。
装備(2)


梅澤の十手を活かすウィニー白ウィニーが中心であったが、けちコントロールメタの主流となると、それに対抗するため開発された。

手札破壊頭蓋の摘出/Cranial Extractionなどの妨害要素を採用している。

[編集] サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (19)
3 血塗られた悪姥/Wicked Akuba
4 鼠の殺し屋/Nezumi Cutthroat
4 鼠の墓荒らし/Nezumi Graverobber
4 残虐の手/Hand of Cruelty
2 剃刀顎の鬼/Razorjaw Oni
2 鬼の下僕、墨目/Ink-Eyes, Servant of Oni
呪文 (18)
3 英雄の死/Hero's Demise
4 精神の槍/Psychic Spear
4 困窮/Distress
3 真髄の針/Pithing Needle
4 梅澤の十手/Umezawa's Jitte
土地 (23)
21 沼/Swamp
1 死の溜まる地、死蔵/Shizo, Death's Storehouse
1 烏羅未の墳墓/Tomb of Urami
サイドボード
3 万力鎖/Manriki-Gusari
2 肉体の奪取/Rend Flesh
2 撲滅/Eradicate
3 不快な群れ/Sickening Shoal
1 剃刀顎の鬼/Razorjaw Oni
3 竹沼への沈み込み/Sink into Takenuma
1 血塗られた悪姥/Wicked Akuba

[編集] オンスロート・ブロック期

オンスロート・ブロックタイプ的強化の流れに沿って、ゾンビクレリックなどのビートダウンデッキが登場する。


Rotlung Reanimator / 腐れ肺の再生術師 (2)(黒)
クリーチャー — ゾンビ(Zombie) クレリック(Cleric)

腐れ肺の再生術師か他のクレリック(Cleric)が死亡するたび、黒の2/2のゾンビ(Zombie)・クリーチャー・トークンを1体生成する。

2/2


Withered Wretch / 萎縮した卑劣漢 (黒)(黒)
クリーチャー — ゾンビ(Zombie) クレリック(Cleric)

(1):墓地にあるカード1枚を対象とし、それを追放する。

2/2

また、総帥の召集/Patriarch's Biddingによるリアニメイトを使用したゾンビ召集も登場。


Patriarch's Bidding / 総帥の召集 (3)(黒)(黒)
ソーサリー

各プレイヤーは、クリーチャー・タイプを1つ選ぶ。各プレイヤーは、自分の墓地にあるこれにより選ばれたタイプのすべてのクリーチャー・カードを戦場に戻す。


[編集] サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (27)
3 腐敗を導く者/Shepherd of Rot
4 萎縮した卑劣漢/Withered Wretch
4 ナントゥーコの影/Nantuko Shade
3 催眠の悪鬼/Mesmeric Fiend
2 要塞の暗殺者/Stronghold Assassin
4 陰謀団の執政官/Cabal Archon
4 腐れ肺の再生術師/Rotlung Reanimator
3 墓生まれの詩神/Graveborn Muse
呪文 (9)
2 定員過剰の墓地/Oversold Cemetery
4 燻し/Smother
3 堕落/Corrupt
土地 (24)
23 沼/Swamp
1 邪悪な岩屋/Unholy Grotto
サイドボード
3 陰謀団の先手ブレイズ/Braids, Cabal Minion
3 死を食うもの/Mortivore
2 チェイナーの布告/Chainer's Edict
2 迫害/Persecute
2 もぎとり/Mutilate
3 強迫/Duress

[編集] ウルザ・ブロック+マスクス・ブロック期

暗黒の儀式/Dark Ritualマナ加速して大型スーサイドクリーチャー戦場に出しよじれた実験/Twisted Experiment強化するツイスト・ブラックが登場。ウィニーとは若干動きが異なる。


Phyrexian Negator / ファイレクシアの抹殺者 (2)(黒)
クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) ホラー(Horror)

トランプル
ファイレクシアの抹殺者にダメージが与えられるたび、その点数と同じ数のパーマネントを生け贄に捧げる。

5/5


Twisted Experiment / よじれた実験 (1)(黒)
エンチャント — オーラ(Aura)

エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは+3/-1の修整を受ける。


また、マスクス・ブロック傭兵リクルート能力を生かすマーセナリーも登場。


Rathi Intimidator / ラースの威嚇者 (1)(黒)(黒)
クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) ホラー(Horror) 傭兵(Mercenary)

畏怖(このクリーチャーは、黒でもアーティファクトでもないクリーチャーによってはブロックされない。)
(2),(T):あなたのライブラリーから、マナ総量が2以下の傭兵(Mercenary)パーマネント・カードを1枚探し、それを戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。

2/1

[編集] テンペスト・ブロック+ウルザ・ブロック期

黒シャドーウィニーに、スーサイド要素を入れたスーサイドブラックが登場。


Dauthi Horror / ダウスィーの怪物 (1)(黒)
クリーチャー — ダウスィー(Dauthi) ホラー(Horror)

シャドー
ダウスィーの怪物は白のクリーチャーによってはブロックされない。

2/1


Sarcomancy / 肉占い (黒)
エンチャント

肉占いが戦場に出たとき、黒の2/2のゾンビ(Zombie)・クリーチャー・トークンを1体生成する。
あなたのアップキープの開始時に、ゾンビが1体も戦場に存在しない場合、肉占いはあなたに1点のダメージを与える。


特に憎悪/Hatredを入れたヘイトレッドは圧倒的な速度を誇った。


Hatred / 憎悪 (3)(黒)(黒)
インスタント

この呪文を唱えるための追加コストとして、X点のライフを支払う。
クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+X/+0の修整を受ける。


[編集] ミラージュ・ブロック+テンペスト・ブロック期

アイスエイジ・ブロック+ミラージュ・ブロック期に引き続き、5CBが活躍。

また、テンペストシャドーを軸とした黒シャドーウィニーが登場した。


Dauthi Slayer / ダウスィーの殺害者 (黒)(黒)
クリーチャー — ダウスィー(Dauthi) 兵士(Soldier)

シャドー
ダウスィーの殺害者は、可能なら各戦闘で攻撃する。

2/2


Dauthi Horror / ダウスィーの怪物 (1)(黒)
クリーチャー — ダウスィー(Dauthi) ホラー(Horror)

シャドー
ダウスィーの怪物は白のクリーチャーによってはブロックされない。

2/1

しかし、本格的な始動は次のブロックからであった。

[編集] ミラージュ・ブロック構築

システムクリーチャーを多数採用した黒単色ビートダウンデッキが存在した。


Nekrataal / ネクラタル (2)(黒)(黒)
クリーチャー — 人間(Human) 暗殺者(Assassin)

先制攻撃
ネクラタルが戦場に出たとき、アーティファクトでも黒でもないクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。それは再生できない。

2/1


Crypt Rats / 墓所のネズミ (2)(黒)
クリーチャー — ネズミ(Rat)

(X):墓所のネズミは、各クリーチャーと各プレイヤーにそれぞれX点のダメージを与える。このXは黒マナでのみ支払える。

1/1

ETB能力を持つネクラタル/Nekrataalなどを採用することで、アドバンテージを獲得しつつクリーチャー展開していくことができる。最後は生命吸収/Drain Lifeドレインでトドメを刺す。黒お家芸の手札破壊も採用できるため、スピードでは純粋なビートダウンに劣るものの安定性は高い。

[編集] サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (34)
3 墳墓の食屍鬼/Barrow Ghoul
2 青褪めた騎士/Cadaverous Knight
3 墓所のネズミ/Crypt Rats
4 墜ちたるアスカーリ/Fallen Askari
3 隠された恐怖/Hidden Horror
1 悪戯なポルターガイスト/Mischievous Poltergeist
3 ネクロエイトグ/Necratog
4 ネクラタル/Nekrataal
3 下水ネズミ/Sewer Rats
4 卑屈な幽霊/Skulking Ghost
3 アーボーグ・ストーカー/Urborg Stalker
1 ガロウブレイド/Gallowbraid
呪文 (3)
2 生命吸収/Drain Life
1 冥府への貢ぎ物/Infernal Tribute
土地 (23)
18 沼/Swamp
1 七曲がりの峡谷/Winding Canyons
4 流砂/Quicksand
サイドボード
1 闇への追放/Dark Banishing
2 生命吸収/Drain Life
2 弱体化/Enfeeblement
3 絶望の荒野/Forsaken Wastes
2 ネクロマンシー/Necromancy
3 試練の石/Touchstone
2 アーボーグの報復/Urborg Justice
  • 製作者本人によるテキスト(→こちら)も参照のこと。

[編集] アイスエイジ・ブロック+ミラージュ・ブロック期

トップメタカウンターポストに対抗するために香港型黒ウィニーとよばれるデッキが作られ、一時期メタの頂点にのぼりつめた。


Tombstone Stairwell / 墓石の階段 (2)(黒)(黒)
ワールド・エンチャント

累加アップキープ(1)(黒)(あなたのアップキープの開始時に、このパーマネントの上に経年(age)カウンターを1個置く。その後あなたがこの上に置かれている経年カウンター1個につきアップキープ・コストを1回支払わないかぎり、それを生け贄に捧げる。)
各ターンのアップキープの開始時に、墓石の階段が戦場に出ている場合、各プレイヤーは自分の墓地にあるクリーチャー・カード1枚につき、《屍鬼/Tombspawn》という名前の、速攻を持つ黒の2/2のゾンビ(Zombie)・クリーチャー・トークンを1体、それぞれのコントロール下で生成する。
各終了ステップの開始時と、墓石の階段が戦場を離れたとき、それによって生成されたすべてのトークンを破壊する。それらは再生できない。



Krovikan Horror (3)(黒)
クリーチャー — ホラー(Horror) スピリット(Spirit)

終了ステップの開始時に、Krovikan Horrorがあなたの墓地にあり、そのすぐ上にクリーチャー・カードがある場合、あなたはKrovikan Horrorをあなたの手札に戻してもよい。
(1),クリーチャーを1体、生け贄に捧げる:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。Krovikan Horrorはそれに1点のダメージを与える。

2/2

また、基本セット真鍮の都/City of Brassに加え、ビジョンズ知られざる楽園/Undiscovered Paradiseウェザーライト宝石鉱山/Gemstone Mineを得たことで5色デッキの構築が容易になり、黒のウィニークリーチャーを軸に、各の優秀な呪文を投入した5CBが登場した。


Shadow Guildmage / 祭影師ギルドの魔道士 (黒)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)

(青),(T):あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、それをオーナーのライブラリーの一番上に置く。
(赤),(T):クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。祭影師ギルドの魔道士はそれに1点のダメージを与え、あなたに1点のダメージを与える。

1/1


Incinerate / 火葬 (1)(赤)
インスタント

クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。火葬はそれに3点のダメージを与える。これによりダメージを与えられたクリーチャーは、このターン再生できない。


さらに、アイスエイジウェザーライトが使えた僅かな期間ではあったが、生き埋め/Buried Aliveを使うベリード・アライブも登場、同じくカウンターポストなどに善戦した。


Buried Alive / 生き埋め (2)(黒)
ソーサリー

あなたのライブラリーからクリーチャー・カードを最大3枚まで探し、それらをあなたの墓地に置き、その後ライブラリーを切り直す。



Ashen Ghoul / 灰燼のグール (3)(黒)
クリーチャー — ゾンビ(Zombie)

速攻
(黒):あなたの墓地にある灰燼のグールを戦場に戻す。あなたのアップキープの間にのみ、灰燼のグールの上にクリーチャー・カードが3枚以上あるのなら起動できる。

3/1

[編集] 初期

基本セット黒騎士/Black Knightを始め、Order of the Ebon Handストロームガルドの騎士/Knight of Stromgaldの3種12体の騎士を中核とした12Knights


Black Knight / 黒騎士 (黒)(黒)
クリーチャー — 人間(Human) 騎士(Knight)

先制攻撃(このクリーチャーは、先制攻撃を持たないクリーチャーより先に戦闘ダメージを与える。)
プロテクション(白)(このクリーチャーは白のものに対して、ブロックされず、対象にならず、ダメージを与えられず、エンチャントされない。)

2/2


Order of the Ebon Hand (黒)(黒)
クリーチャー — クレリック(Cleric) 騎士(Knight)

プロテクション(白)
(黒):Order of the Ebon Handはターン終了時まで先制攻撃を得る。
(黒)(黒):Order of the Ebon Handはターン終了時まで+1/+0の修整を受ける。

2/1


Knight of Stromgald / ストロームガルドの騎士 (黒)(黒)
クリーチャー — 人間(Human) 騎士(Knight)

プロテクション(白)
(黒):ストロームガルドの騎士はターン終了時まで先制攻撃を得る。
(黒)(黒):ストロームガルドの騎士はターン終了時まで+1/+0の修整を受ける。

2/1

不吉の月/Bad Moonもまだ健在のころである。

ハンド・アドバンテージを稼ぐため、最強のドローエンジンことネクロポーテンス/Necropotenceを使用する場合も多い。→ネクロウィニー


Necropotence / ネクロポーテンス (黒)(黒)(黒)
エンチャント

あなたのドロー・ステップを飛ばす。
あなたがカードを捨てるたび、あなたの墓地にあるそのカードを追放する。
1点のライフを支払う:あなたのライブラリーの一番上のカードを裏向きのまま追放する。あなたの次の終了ステップの開始時に、そのカードをあなたの手札に加える。


ネクロディスクなどはウィニーではないが、ネクロポーテンス/Necropotenceを使用することでウィニー並みにクリーチャーを引くことができたのである。

[編集] パイオニア

パイオニア環境でも成立する。


Knight of the Ebon Legion / 漆黒軍の騎士 (黒)
クリーチャー — 吸血鬼(Vampire) 騎士(Knight)

(2)(黒):ターン終了時まで、漆黒軍の騎士は+3/+3の修整を受け接死を得る。
あなたの終了ステップの開始時に、プレイヤーがこのターンにライフを4点以上失っていた場合、漆黒軍の騎士の上に+1/+1カウンターを1個置く。(ダメージによりライフは失われる。)

1/2


Thoughtseize / 思考囲い (黒)
ソーサリー

プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは手札を公開する。あなたはその中から土地でないカードを1枚選ぶ。そのプレイヤーはそのカードを捨てる。あなたは2点のライフを失う。


漆黒軍の騎士/Knight of the Ebon Legion屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scroungerなどの優秀なウィニークリーチャーを、思考囲い/Thoughtseize致命的な一押し/Fatal Pushでバックアップする。変わり谷/Mutavaultロークスワイン城/Castle Locthwainという強力な土地を擁するため、長期戦・消耗戦にも強い。

密輸人の回転翼機/Smuggler's Copter禁止カードに指定され弱体化したものの、それでもTier1の地位にある。プレイヤーズツアーブリュッセル20では使用率1位[1]プレイヤーズツアー名古屋20では使用率2位となった[2]

[編集] サンプルレシピ

[編集] 初期型

Mono-Black Aggro [7]
土地 (24)
4 ロークスワイン城/Castle Locthwain
4 変わり谷/Mutavault
15 沼/Swamp
1 ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth
クリーチャー (24)
4 血に染まりし勇者/Bloodsoaked Champion
1 どぶ骨/Gutterbones
4 漆黒軍の騎士/Knight of the Ebon Legion
4 残忍な騎士/Murderous Rider
4 夜市の見張り/Night Market Lookout
3 悪ふざけの名人、ランクル/Rankle, Master of Pranks
4 屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger
呪文 (12)
4 致命的な一押し/Fatal Push
4 密輸人の回転翼機/Smuggler's Copter
4 思考囲い/Thoughtseize
サイドボード (15)
2 見栄え損ない/Disfigure
4 強迫/Duress
2 ゲトの裏切り者、カリタス/Kalitas, Traitor of Ghet
3 帆凧の掠め盗り/Kitesail Freebooter
3 害悪な掌握/Noxious Grasp
1 遺跡の略奪者/Ruin Raider

[編集] 密輸人の回転翼機禁止後

Mono-Black Aggro [8]
土地 (24)
4 ロークスワイン城/Castle Locthwain
4 変わり谷/Mutavault
14 沼/Swamp
2 ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth
クリーチャー (25)
4 血に染まりし勇者/Bloodsoaked Champion
4 どぶ骨/Gutterbones
4 漆黒軍の騎士/Knight of the Ebon Legion
4 残忍な騎士/Murderous Rider
3 悪ふざけの名人、ランクル/Rankle, Master of Pranks
4 屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger
2 騒乱の落とし子/Spawn of Mayhem
呪文 (11)
1 死の国への引き込み/Drag to the Underworld
4 致命的な一押し/Fatal Push
2 闇の掌握/Grasp of Darkness
4 思考囲い/Thoughtseize
サイドボード (15)
2 霊気圏の収集艇/Aethersphere Harvester
2 苦悶の悔恨/Agonizing Remorse
2 強迫/Duress
1 ゲトの裏切り者、カリタス/Kalitas, Traitor of Ghet
2 軍団の最期/Legion's End
3 虚空の力線/Leyline of the Void
3 自傷疵/Self-Inflicted Wound
  • 密輸人の回転翼機禁止後のリスト。

[編集] レガシー

レガシーでも時折組まれるデッキタイプである。


Dark Confidant / 闇の腹心 (1)(黒)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)

あなたのアップキープの開始時に、あなたのライブラリーの一番上のカードを1枚公開し、そのカードをあなたの手札に加える。あなたは、そのマナ総量に等しい点数のライフを失う。

2/1


Hymn to Tourach / トーラックへの賛歌 (黒)(黒)
ソーサリー

プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは、カードを2枚無作為に選んで捨てる。


闇の腹心/Dark Confidantの強力なアドバンテージ能力と、強迫/Duress思考囲い/Thoughtseizeトーラックへの賛歌/Hymn to Tourachなどの手札破壊要素がデッキの骨格をなす。

カーノファージ/Carnophage肉占い/Sarcomancyといった1マナ2/2クリーチャーを採用するタイプや、Order of the Ebon Handストロームガルドの十字軍/Stromgald Crusaderといった騎士を中心に据えるタイプ、ナントゥーコの影/Nantuko Shade惑乱の死霊/Hypnotic Specterといったコントロール要素の強いタイプなど、構成は様々。

暗黒の儀式/Dark Ritualが使えることを活かし、疫病スリヴァー/Plague Sliverファイレクシアの抹殺者/Phyrexian Negatorのような大型のスーサイドクリーチャーを投入したタイプもよく見られる。→スーサイドブラック

未来予知登場以降は、墓忍び/Tombstalkerが比較的高速かつ容易に召喚できることが判明し、大型クリーチャーの枠は墓忍びが占めているケースが多い。

また、には強力なメタカードが多く存在するため、それらを採用しやすいのも強みである。特に、萎縮した卑劣漢/Withered Wretchタルモゴイフ/Tarmogoyfが幅を利かせるようになってからは、メインで採用されることが多くなった。仕組まれた疫病/Engineered Plague虚空の力線/Leyline of the Voidといったメタ系エンチャントが採用できることも重要である。

[編集] サンプルレシピ(タッチ白)

メインデッキ (60)
クリーチャー (20)
2 墓所を歩くもの/Crypt Creeper
4 闇の腹心/Dark Confidant
4 残虐の手/Hand of Cruelty
2 惑乱の死霊/Hypnotic Specter
3 Order of the Ebon Hand
3 疫病スリヴァー/Plague Sliver
2 ストロームガルドの十字軍/Stromgald Crusader
呪文 (17)
3 Contagion
4 トーラックへの賛歌/Hymn to Tourach
4 強迫/Duress
4 剣を鍬に/Swords to Plowshares
2 梅澤の十手/Umezawa's Jitte
土地 (23)
3 血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire
1 溢れかえる岸辺/Flooded Strand
1 汚染された三角州/Polluted Delta
3 Scrubland
14 沼/Swamp
1 Underground Sea
サイドボード
3 仕組まれた疫病/Engineered Plague
2 根絶/Extirpate
4 虚空の力線/Leyline of the Void
3 真髄の針/Pithing Needle
2 トーモッドの墓所/Tormod's Crypt
1 梅澤の十手/Umezawa's Jitte

[編集] サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (16)
4 カーノファージ/Carnophage
4 Order of the Ebon Hand
4 ストロームガルドの十字軍/Stromgald Crusader
4 ナントゥーコの影/Nantuko Shade
呪文 (24)
4 トーラックへの賛歌/Hymn to Tourach
4 暴露/Unmask
4 強迫/Duress
4 暗黒の儀式/Dark Ritual
4 肉占い/Sarcomancy
4 梅澤の十手/Umezawa's Jitte
土地 (20)
16 沼/Swamp
4 不毛の大地/Wasteland
サイドボード
3 呪われた巻物/Cursed Scroll
4 虚空の力線/Leyline of the Void
4 血清の粉末/Serum Powder
4 仕組まれた疫病/Engineered Plague

[編集] パウパー

パウパーの黒単デッキは黒コントロールが主流だが、ウィニーも少数存在する。


Carnophage / カーノファージ (黒)
クリーチャー — ゾンビ(Zombie)

あなたのアップキープの開始時に、あなたがライフを1点支払わないかぎり、カーノファージをタップする。

2/2


Dark Ritual / 暗黒の儀式 (黒)
インスタント

(黒)(黒)(黒)を加える。


基本的な動きは、攻撃が通った場合2点以上のダメージを与えられる軽量クリーチャーを、暗黒の儀式/Dark Ritualの助けも借りつつ展開して殴り切る形である。

この他にも、グール呼びの詠唱/Ghoulcaller's Chantを採用しクリーチャーをゾンビにまとめたゾンビデッキや、屍肉喰らい/Carrion Feeder葬儀甲虫/Mortician Beetleをメインアタッカーとして用いる黒単サクリファイスライフロス呪文を採用した黒単バーンなどがある。

[編集] 初期型

Mono-Black Aggro(Pauper) [9]
土地 (18)
1 やせた原野/Barren Moor
17 冠雪の沼/Snow-Covered Swamp
クリーチャー (26)
4 カーノファージ/Carnophage
4 ダウスィーの怪物/Dauthi Horror
4 ダウスィーの殺害者/Dauthi Slayer
4 催眠の悪鬼/Mesmeric Fiend
4 鼓動の追跡者/Pulse Tracker
2 走り回るスカージ/Skittering Skirge
4 吸血鬼の裂断者/Vampire Lacerator
呪文 (16)
3 骨断ちの矛槍/Bonesplitter
4 腐敗したゼンディコン/Corrupted Zendikon
4 暗黒の儀式/Dark Ritual
3 殺し/Snuff Out
2 闇の旋動/Spinning Darkness
サイドボード (15)
4 髑髏の占い師/Augur of Skulls
2 破滅の刃/Doom Blade
4 強迫/Duress
4 残響する衰微/Echoing Decay
1 殺し/Snuff Out


[編集] カラデシュ後

Mono-Black Aggro(Pauper) [10]
土地 (14)
14 沼/Swamp
クリーチャー (33)
2 墳墓の食屍鬼/Barrow Ghoul
3 結束した構築物/Bonded Construct
4 カーノファージ/Carnophage
4 屍肉喰らい/Carrion Feeder
4 夜市の見張り/Night Market Lookout
4 鼓動の追跡者/Pulse Tracker
4 腐敗を導く者/Shepherd of Rot
4 茨弓の射手/Thornbow Archer
4 吸血鬼の裂断者/Vampire Lacerator
呪文 (13)
4 暗黒の儀式/Dark Ritual
4 忌呪の金切り声/Foul-Tongue Shriek
1 改革派の貨物車/Renegade Freighter
4 殺し/Snuff Out
サイドボード (15)
4 大霊堂の信奉者/Disciple of the Vault
4 はらわた撃ち/Gut Shot
4 減縮/Shrivel
3 闇の旋動/Spinning Darkness

[編集] 脚注

  1. Players Tour Brussels Day 1 Pioneer Metagame(Competitive Gaming 2020年1月31日 Tobi Henke著)
  2. プレイヤーズツアー・名古屋2020 1日目メタゲームブレイクダウン ~開拓者たちの選択~(EVENT COVERAGE 2020年2月1日 小山和志著)

[編集] 参考

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