イクサラン:失われし洞窟
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{{情報ボックス/エキスパンション | {{情報ボックス/エキスパンション | ||
|英語名=The Lost Cavern of Ixalan | |英語名=The Lost Cavern of Ixalan | ||
|日本語名=イクサラン:失われし洞窟 | |日本語名=イクサラン:失われし洞窟 | ||
− | |シンボル= | + | |シンボル=[[オルテカ/Oltec|オルテカ]]のシンボル |
|略号=LCI | |略号=LCI | ||
|コードネーム=Offroading | |コードネーム=Offroading | ||
− | |発売日= | + | |発売日=[[Magic Online|MO]]、[[Magic: The Gathering Arena|Arena]]:2023年11月15日<br/>[[紙]]:2023年11月17日 |
|セット枚数=全415種類<br>(ドラフトブースター収録286種類+基本土地+各種バリエーション) | |セット枚数=全415種類<br>(ドラフトブースター収録286種類+基本土地+各種バリエーション) | ||
}} | }} | ||
− | '''イクサラン:失われし洞窟'''/''The Lost Cavern of Ixalan''は、[[スタンダード]]用の[[本流のセット]]。[[2023年]] | + | '''イクサラン:失われし洞窟'''/''The Lost Cavern of Ixalan''は、[[スタンダード]]用の[[本流のセット]]。[[2023年]]11月17日発売。キャッチコピーは「'''この宝は一筋縄ではいかない!'''/''Treasure Bites Back!''」。 |
==概要== | ==概要== | ||
− | 「[[領界路/Omenpath]]編」第2章。メソアメリカ及び南アメリカモチーフに恐竜を混ぜた[[次元/Plane]]、[[イクサラン/Ixalan]]を再びの舞台とする。[[機械兵団の進軍|ファイレクシア戦争]]から復興が進みつつあるイクサラン。だがそれは、共通の脅威に向かうことで一時的に共闘していた各勢力の緊張が再び高まっていくことを意味していた。ファイレクシア戦争で[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]として目覚めた[[クイントリウス・カンド/Quintorius Kand (ストーリー)|クイントリウス・カンド/Quintorius Kand]]は、[[太陽帝国/The Sun Empire]]の[[ファートリ/Huatli]] | + | 「[[領界路/Omenpath]]編」第2章。メソアメリカ及び南アメリカモチーフに恐竜を混ぜた[[次元/Plane]]、[[イクサラン/Ixalan]]を再びの舞台とする。[[機械兵団の進軍|ファイレクシア戦争]]から復興が進みつつあるイクサラン。だがそれは、共通の脅威に向かうことで一時的に共闘していた各勢力の緊張が再び高まっていくことを意味していた。ファイレクシア戦争で[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]として目覚めた[[クイントリウス・カンド/Quintorius Kand (ストーリー)|クイントリウス・カンド/Quintorius Kand]]は、[[太陽帝国/The Sun Empire]]の[[ファートリ/Huatli]]の依頼を受け[[オラーズカ/Orazca]]地下の遺跡を調査するが、封印されていた扉の先はさらに地下に向かう道だった。太陽帝国だけでなく、[[薄暮の軍団/The Legion of Dusk]]、[[鉄面連合/The Brazen Coalition]]、[[川守り/The River Heralds]]もそれぞれの理由でイクサランの地下奥深くを目指していた。果たしてそこにあるのは眠れる秘宝なのか、それとも目覚める脅威なのか。 |
− | 地底世界がテーマの新規次元を舞台として[[展望デザイン・チーム|先行デザイン]]が始まり、後にイクサランを舞台とすることが決まった[[トップダウン・デザイン]]のセット。新規[[キーワード能力]]として[[作製]]、新規[[能力語]]として[[落魄]]、また新規ルール用語として「落魄する」、新規[[キーワード処理]]として[[発見]]が登場した。[[イクサラン・ブロック]]からは[[変身する両面カード]]、[[探検]]が続投、また新たな[[定義済みのトークン]]として、探検を行うことができる[[地図]]・[[トークン]]が新登場した。他のカードから参照される新規[[土地タイプ]]として[[洞窟]]が新登場した。新たな専用[[ルール]]を持つ[[カウンター (目印)|カウンター]]として[[最終カウンター]]が登場した。その他[[サイクリング]]、[[フラッシュバック]]、[[タイプ・サイクリング]]、[[反復]]、[[喊声]]、[[英雄譚]]、[[当事者カード]]が再登場している。 | + | 地底世界がテーマの新規次元を舞台として[[展望デザイン・チーム|先行デザイン]]が始まり、後にイクサランを舞台とすることが決まった[[トップダウン・デザイン]]のセット。新規[[キーワード能力]]として[[作製]]、新規[[能力語]]として[[落魄]]、また新規ルール用語として「落魄する」、新規[[キーワード処理]]として[[発見]]が登場した。[[イクサラン・ブロック]]からは[[変身する両面カード]]、[[探検]]が続投、また新たな[[定義済みのトークン]]として、探検を行うことができる[[地図]]・[[トークン]]が新登場した。他のカードから参照される新規[[土地タイプ]]として[[洞窟]]が新登場した。新たな専用[[ルール]]を持つ[[カウンター (目印)|カウンター]]として[[最終カウンター]]が登場した。その他[[サイクリング]]、[[フラッシュバック]]、[[タイプ・サイクリング]]、[[混成マナ・シンボル]]、[[反復]]、[[喊声]]、[[英雄譚]]、[[当事者カード]]が再登場している。 |
地底世界の探検は新たな素材の収集と新規道具の作製をもたらしてくれる。[[作製|作製/Craft]]は、[[アーティファクト]]が特定の性質の[[パーマネント]]や[[墓地]]の[[カード]]を材料に[[変身]]する[[キーワード能力]]である。 | 地底世界の探検は新たな素材の収集と新規道具の作製をもたらしてくれる。[[作製|作製/Craft]]は、[[アーティファクト]]が特定の性質の[[パーマネント]]や[[墓地]]の[[カード]]を材料に[[変身]]する[[キーワード能力]]である。 | ||
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[[最終カウンター|最終カウンター/Finality Counter]]は[[リアニメイト]]された[[パーマネント]]が最後の出番であることを示す。最終カウンターが置かれた[[パーマネント]]が墓地に置かれる場合、代わりに[[追放]]される。 | [[最終カウンター|最終カウンター/Finality Counter]]は[[リアニメイト]]された[[パーマネント]]が最後の出番であることを示す。最終カウンターが置かれた[[パーマネント]]が墓地に置かれる場合、代わりに[[追放]]される。 | ||
− | 地底世界の入り口である[[洞窟]]は[[ドラフト・ブースター]]の[[基本土地]]の[[スロット]] | + | 地底世界の入り口である[[洞窟]]は[[ドラフト・ブースター]]の[[基本土地]]の[[スロット]]からも出現し([[変則的な稀少度]])、洞窟を参照するカードも多数収録されている。 |
− | イクサラン・ブロックは[[恐竜]]、[[海賊]]、[[吸血鬼]]、[[マーフォーク]]の[[ | + | イクサラン・ブロックは[[恐竜]]、[[海賊]]、[[吸血鬼]]、[[マーフォーク]]の[[タイプ的]]要素がメインだったが、今回は[[イクサラン:失われし洞窟統率者デッキ]]に譲り[[タイプ的カード]]は少ない。ただし恐竜のみ低[[稀少度]]にもタイプ的カードが見られ[[赤緑]]の[[リミテッド]]・[[アーキタイプ]]にもなっている。 |
− | 新規[[クリーチャー・タイプ]]としては[[カピバラ]]、[[ラマ]]、[[カタツムリ]]が登場。その他に特徴的なクリーチャー・タイプとしては、地底世界の[[神]]、既存の4大勢力に割り込む形で登場した[[種族]]マイコイド/ | + | 新規[[クリーチャー・タイプ]]としては[[カピバラ]]、[[ラマ]]、[[カタツムリ]]が登場。その他に特徴的なクリーチャー・タイプとしては、地底世界の[[神]]、既存の4大勢力に割り込む形で登場した[[種族]][[マイコイド/Mycoid]]を表す[[ファンガス]]、[[オルテカ/Oltec]]文明が使役する小型の[[アーティファクト・クリーチャー]]である[[ノーム]]、[[ゾンビ]]の代わりに登場するアンデッド種族としての[[スケルトン]]が見られる。 |
+ | *[[展望デザイン]]時点(イクサランを舞台にすると決まる前)は地底探検をフレイバー的に、[[色]]をメカニズム的にテーマにしたセットであった。だが様々な理由により完成したセットには展望デザインから引き継がれたものはほぼ無く、[[セット・デザイン・チーム]]に大きな負担をかけた事に対して展望デザイン・リーダーの[[Mark Rosewater]]は記事で反省の弁を述べている。 | ||
*各種[[フォーマット]]での使用可能開始日は[[プレリリース・トーナメント|プレリリース]]開始日の2023年11月10日となる。 | *各種[[フォーマット]]での使用可能開始日は[[プレリリース・トーナメント|プレリリース]]開始日の2023年11月10日となる。 | ||
− | + | *[[エキスパンション・シンボル]]が黒い洞窟土地は[[稀少度]]が[[基本土地]]と同じ「L」になっており、[[ドラフト・ブースター]]、[[セット・ブースター]]の基本土地の[[スロット]]からはフルアート基本土地か、これらの洞窟土地カードが出現する。[[コレクター・ブースター]]ではこれらの洞窟土地はコモンのスロットから出現する。 | |
*製造上の都合により、[[コレクター・ブースター]]の店舗への配送がプレリリース開始日から最大3週間ほど遅れる。 | *製造上の都合により、[[コレクター・ブースター]]の店舗への配送がプレリリース開始日から最大3週間ほど遅れる。 | ||
− | + | *日本語版は[[テーブルトップ]]・[[MTGアリーナ]]共に背景設定用語の食い違いからゲームに大きく支障をきたすものまで[[誤訳]]・[[誤植]]が多い。例を挙げるなら「誤)[[パラニの孵化者/Palani's Hatcher|パラ二]](なんと漢数字の2である)」→「正)パラーニ」、[[帝王マイコイドの触手/Tendril of the Mycotyrant]]の[[起動コスト]]「誤)XGG」→「正)5GG」、印刷されたカードと[[Gatherer]]の登録・MTGアリーナでの[[名前]]が異なる[[怒りっぽい歩く彫像/Volatile Wanderglyph]]など。またMTGアリーナにおいては[[加工鋳造所/Fabrication Foundry]]が、カード・セット実装当初バグにより使用不能なカードであるにも関わらず通常通りパックより出現したため、リミテッドなどに大きな支障をもたらした。 | |
+ | *発売時点では[[2026年]]秋のセットが発売すると共に[[スタンダード]]から[[ローテーション]][[落ち]]する予定だったが、スタンダードのローテーションの節目の変更により[[2027年]]初頭のセットの発売と共に落ちる事になった<ref>[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0038238/ 「ユニバース」が揃うとき――「ユニバースビヨンド」製品の使用可能フォーマットについてのお知らせ]([[Daily MTG]] [[2024年]]10月25日)</ref>。 | ||
===リミテッド=== | ===リミテッド=== | ||
2[[色の組み合わせ]]はそれぞれ[[デッキ]]の[[アーキタイプ]]となるテーマが当てられている。 | 2[[色の組み合わせ]]はそれぞれ[[デッキ]]の[[アーキタイプ]]となるテーマが当てられている。 | ||
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*ブースターパックの[[基本土地]]の[[スロット]]からは、フルアートでメソアメリカ文明の絵文字風の[[マナ・シンボル]]も描かれた中心フルアート土地が出現する。 | *ブースターパックの[[基本土地]]の[[スロット]]からは、フルアートでメソアメリカ文明の絵文字風の[[マナ・シンボル]]も描かれた中心フルアート土地が出現する。 | ||
− | **通常の枠の基本土地は[[バンドル]]から出現する。バンドルの日本語版は発売されないため、日本語版の通常基本土地の入手手段は[[イクサラン:失われし洞窟統率者デッキ]] | + | **通常の枠の基本土地は[[バンドル]]から出現する。バンドルの日本語版は発売されないため、日本語版の通常基本土地の入手手段は[[イクサラン:失われし洞窟統率者デッキ]]になる。 |
===宝の山ボックストッパー/Treasure Trove Box Topper=== | ===宝の山ボックストッパー/Treasure Trove Box Topper=== | ||
91行: | 92行: | ||
20種類の新規カードと[[基本土地]]と[[統率の塔/Command Tower]]の計26種類が収録される。基本土地と統率の塔は両面が表のリバーシブル仕様となっており、ジュラシック・パークの通常運営時と恐竜解放後の[[イラスト]]違いになっている。専用の[[トークン・カード]]も2種類存在する。 | 20種類の新規カードと[[基本土地]]と[[統率の塔/Command Tower]]の計26種類が収録される。基本土地と統率の塔は両面が表のリバーシブル仕様となっており、ジュラシック・パークの通常運営時と恐竜解放後の[[イラスト]]違いになっている。専用の[[トークン・カード]]も2種類存在する。 | ||
− | [[両面カード]] | + | [[両面カード]]である[[ようこそ……/Welcome to . . .]] - [[ジュラシック・パーク/Jurassic Park]]以外の19種類の新規カードには通常のフォイル仕様とは別にロゴが箔押しされたロゴ入り版が存在し、コレクター・ブースターから1%未満の確率で出現する。 |
− | [[メカニズム]]としては[[刻印]]、[[狂喜]]、[[徘徊]]、[[貪食]]、[[居住]]、[[怪物化]]、[[濫用]]、[[現出]]、[[激昂]]、《[[名前]]》との[[共闘]]、[[脱出]]、[[キーワード・カウンター]]、[[発見]]を扱ったカードが登場している。 | + | [[メカニズム]]としては[[刻印]]、[[狂喜]]、[[徘徊]]、[[貪食]]、[[変身する両面カード]]、[[居住]]、[[怪物化]]、[[濫用]]、[[現出]]、[[激昂]]、《[[名前]]》との[[共闘]]、[[英雄譚]]、[[脱出]]、[[キーワード・カウンター]]、[[発見]]を扱ったカードが登場している。 |
カードリストは[[カード個別評価:ジュラシック・ワールド・コレクション]]を参照。 | カードリストは[[カード個別評価:ジュラシック・ワールド・コレクション]]を参照。 | ||
120行: | 121行: | ||
*[[ETB]][[能力]]になって[[テンペスト]]の人気[[ソーサリー]]が帰ってくる:[[最後の贈り物の運び手/Bringer of the Last Gift]]([[生ける屍/Living Death]]) | *[[ETB]][[能力]]になって[[テンペスト]]の人気[[ソーサリー]]が帰ってくる:[[最後の贈り物の運び手/Bringer of the Last Gift]]([[生ける屍/Living Death]]) | ||
*[[あなた]]の[[墓地]]に関係する新たな[[能力語]]:[[落魄]] | *[[あなた]]の[[墓地]]に関係する新たな[[能力語]]:[[落魄]] | ||
− | *登場する[[カウンター (目印)]]の一部:掘削/bore([[鉄面提督のトンネル掘削機/Brass's Tunnel-Grinder]])、合唱/chorus([[魅惑の悪漢、マルコム/Malcolm, Alluring Scoundrel]])、戦慄/dread([[絡みつく影/Grasping Shadows]])、[[最終カウンター|最終/finality]]、目印/landmark([[宝物の地図/Treasure Map]])、[[伝承カウンター]]([[五代目の咆哮/Roar of the Fifth People]])、網/net([[編まれた網/Braided Net]])、得点/point([[激戦の球/Contested Game Ball]])、[[麻痺カウンター]]、[[時間カウンター]]([[千年暦/The Millennium Calendar]])、そのうちの1つは新たな[[落葉樹]]カウンター([[最終カウンター]]) | + | *登場する[[カウンター (目印)]]の一部:掘削/bore([[鉄面提督のトンネル掘削機/Brass's Tunnel-Grinder]])、合唱/chorus([[魅惑の悪漢、マルコム/Malcolm, Alluring Scoundrel]])、戦慄/dread([[絡みつく影/Grasping Shadows]])、[[最終カウンター|最終/finality]]、目印/landmark([[宝物の地図/Treasure Map]])、[[伝承カウンター]]([[五代目の咆哮/Roar of the Fifth People]])、網/net([[編まれた網/Braided Net]])、得点/point([[激戦の球/Contested Game Ball]])、[[麻痺カウンター]]、[[時間カウンター]]([[最深の紀元、オヘル・パクパテク/Ojer Pakpatiq, Deepest Epoch]]、[[千年暦/The Millennium Calendar]])、そのうちの1つは新たな[[落葉樹]]カウンター([[最終カウンター]]) |
*登場する[[トークン]]の一部(能力は省略) | *登場する[[トークン]]の一部(能力は省略) | ||
**[[緑]]の0/1の[[恐竜]]・[[卵]]:[[パラニの孵化者/Palani's Hatcher]] | **[[緑]]の0/1の[[恐竜]]・[[卵]]:[[パラニの孵化者/Palani's Hatcher]] | ||
138行: | 139行: | ||
**この[[呪文]]を[[唱える]]ための[[追加コスト]]として、[[アーティファクト]]や[[クリーチャー]]や[[土地]]であり[[あなた]]がコントロールしていて[[アンタップ状態]]である4つを[[タップ]]する:[[大いなる扉の守護者/Guardian of the Great Door]] | **この[[呪文]]を[[唱える]]ための[[追加コスト]]として、[[アーティファクト]]や[[クリーチャー]]や[[土地]]であり[[あなた]]がコントロールしていて[[アンタップ状態]]である4つを[[タップ]]する:[[大いなる扉の守護者/Guardian of the Great Door]] | ||
**アーティファクトやクリーチャーである1つを対象とする。ターン終了時まで、それは恐竜になる:[[遺物の咆哮/Relic's Roar]] | **アーティファクトやクリーチャーである1つを対象とする。ターン終了時まで、それは恐竜になる:[[遺物の咆哮/Relic's Roar]] | ||
− | **その後、これの[[パワー]]がちょうど20であるなら、これでないすべてのクリーチャーを[[破壊]]する。:[[ | + | **その後、これの[[パワー]]がちょうど20であるなら、これでないすべてのクリーチャーを[[破壊]]する。:[[アマリア・べナヴィデス・アギーレ/Amalia Benavides Aguirre]] |
**あなたが《新キーワード》を行うたび、もう1回同じ値で《新キーワード》を行う。:[[太陽の創造物の管理者/Curator of Sun's Creation]](発見) | **あなたが《新キーワード》を行うたび、もう1回同じ値で《新キーワード》を行う。:[[太陽の創造物の管理者/Curator of Sun's Creation]](発見) | ||
**あなたが[[戦闘ダメージ]]を受けるたび、[[攻撃プレイヤー]]は《[[名前]]》のコントロールを得て、これを[[アンタップ]]する。:[[激戦の球/Contested Game Ball]] | **あなたが[[戦闘ダメージ]]を受けるたび、[[攻撃プレイヤー]]は《[[名前]]》のコントロールを得て、これを[[アンタップ]]する。:[[激戦の球/Contested Game Ball]] | ||
**装備 ─ (3)を支払うか、カード1枚を[[捨てる]]:[[血茨のフレイル/Bloodthorn Flail]] | **装備 ─ (3)を支払うか、カード1枚を[[捨てる]]:[[血茨のフレイル/Bloodthorn Flail]] | ||
− | **あなたが《名前》によって生み出された[[マナ]]を使って[[パーマネント]]・呪文1つを唱えるたび、あなたがコントロールしていてこれでないパーマネント最大1つを対象とする。ターン終了時まで、それはその呪文の[[コピー]]になる。:[[ | + | **あなたが《名前》によって生み出された[[マナ]]を使って[[パーマネント]]・呪文1つを唱えるたび、あなたがコントロールしていてこれでないパーマネント最大1つを対象とする。ターン終了時まで、それはその呪文の[[コピー]]になる。:[[無限の池/The Myriad Pools]] |
− | **あなたがコントロールしているすべてのスケルトンは+1/+0の[[修整]]を受け[[速攻]]を持つ。:[[迷いし者の骸/ | + | **あなたがコントロールしているすべてのスケルトンは+1/+0の[[修整]]を受け[[速攻]]を持つ。:[[迷いし者の骸/Corpses of the Lost]] |
− | **あなたがコントロールしていてその選ばれた[[タイプ]]でありこれでないクリーチャー1体の[[誘発型能力]]が[[誘発]]するなら、それは追加でもう1回誘発する:[[うろつく玉座/Roaming | + | **あなたがコントロールしていてその選ばれた[[タイプ]]でありこれでないクリーチャー1体の[[誘発型能力]]が[[誘発]]するなら、それは追加でもう1回誘発する:[[うろつく玉座/Roaming Throne]] |
**《名前》の上に1000個以上の時間カウンターがあるとき、これを[[生け贄に捧げ]]、各[[対戦相手]]はそれぞれ1000点の[[ライフ]]を失う:[[千年暦/The Millennium Calendar]] | **《名前》の上に1000個以上の時間カウンターがあるとき、これを[[生け贄に捧げ]]、各[[対戦相手]]はそれぞれ1000点の[[ライフ]]を失う:[[千年暦/The Millennium Calendar]] | ||
*以下の[[タイプ行]]のカード | *以下の[[タイプ行]]のカード | ||
152行: | 153行: | ||
**[[伝説のクリーチャー]] ─ [[コウモリ]]・[[神]]:[[最深の裏切り、アクロゾズ/Aclazotz, Deepest Betrayal]] | **[[伝説のクリーチャー]] ─ [[コウモリ]]・[[神]]:[[最深の裏切り、アクロゾズ/Aclazotz, Deepest Betrayal]] | ||
**クリーチャー ─ [[カピバラ|Capybara]]:[[日を浴びるカピバラ/Basking Capybara]] | **クリーチャー ─ [[カピバラ|Capybara]]:[[日を浴びるカピバラ/Basking Capybara]] | ||
− | **伝説のクリーチャー ─ [[スケルトン]]・[[スピリット]]・[[海賊]]:[[ | + | **伝説のクリーチャー ─ [[スケルトン]]・[[スピリット]]・[[海賊]]:[[不気味な船長/The Grim Captain]] |
**アーティファクト・クリーチャー ─ [[オウムガイ]]:[[隠遁のオウムガイ/Hermitic Nautilus]] | **アーティファクト・クリーチャー ─ [[オウムガイ]]:[[隠遁のオウムガイ/Hermitic Nautilus]] | ||
**クリーチャー ─ [[ビースト]]・[[ホラー]]・スピリット:[[チュパカブラの残響/Chupacabra Echo]] | **クリーチャー ─ [[ビースト]]・[[ホラー]]・スピリット:[[チュパカブラの残響/Chupacabra Echo]] | ||
**クリーチャー ─ [[ファンガス]]・[[カタツムリ|Snail]]:[[頭蓋マイマイ/Skullcap Snail]] | **クリーチャー ─ [[ファンガス]]・[[カタツムリ|Snail]]:[[頭蓋マイマイ/Skullcap Snail]] | ||
− | **クリーチャー ─ 恐竜・スケルトン・ホラー:[[ | + | **クリーチャー ─ 恐竜・スケルトン・ホラー:[[戦慄のオセオザウルス/Dread Osseosaur]] |
*以下の[[名前]]のカード | *以下の[[名前]]のカード | ||
**[[編まれた網/Braided Net|編まれた結縄/Braided Quipu]] | **[[編まれた網/Braided Net|編まれた結縄/Braided Quipu]] | ||
163行: | 164行: | ||
**[[チュパカブラの残響/Chupacabra Echo]] | **[[チュパカブラの残響/Chupacabra Echo]] | ||
**[[ダイヤのツルハシ/Diamond Pick-Axe]] | **[[ダイヤのツルハシ/Diamond Pick-Axe]] | ||
− | **[[ | + | **[[ピラニアによる摂食/Eaten by Piranhas]] |
**[[酸欠/Out of Air]] | **[[酸欠/Out of Air]] | ||
**[[海賊帽子/Pirate Hat]] | **[[海賊帽子/Pirate Hat]] | ||
− | **[[ | + | **[[君主のマクアフィトル/Sovereign's Macuahuitl]] |
− | **[[洞窟探検/Spelunking]] | + | **[[洞窟探検/Spelunking]] |
==コレクター番号== | ==コレクター番号== | ||
206行: | 207行: | ||
;基本土地/Basic Land(#0393~0402) | ;基本土地/Basic Land(#0393~0402) | ||
:通常の枠の基本土地。 | :通常の枠の基本土地。 | ||
− | :[[バンドル]] | + | :[[バンドル]]からノンフォイル版、フォイル版共に入手できる。日本語版は統率者デッキから入手できるが、フォイル版の入手手段は無い。 |
;[[BOX特典カード]](#0403) | ;[[BOX特典カード]](#0403) | ||
234行: | 235行: | ||
:また、プレリリース・パックとは別に参加賞として[[マジック30周年記念プロモ]]が1枚配布される。 | :また、プレリリース・パックとは別に参加賞として[[マジック30周年記念プロモ]]が1枚配布される。 | ||
:同じ店舗で2回以上参加したプレイヤーにはピンバッジも配布される("自宅でプレリリース"は含めない)。 | :同じ店舗で2回以上参加したプレイヤーにはピンバッジも配布される("自宅でプレリリース"は含めない)。 | ||
+ | :参加者にはプレリリース・パックが配布され、40枚以上の[[シールド]][[デッキ]]を作り対戦する。 | ||
+ | :プレリリース・パックの内容は | ||
+ | :*「イクサラン:失われし洞窟」ドラフトブースターx6。 | ||
+ | :*[[プレリリース・カード]](レアか神話レアからランダムに1枚)。 | ||
+ | :*[[スピンダウン・ライフカウンター]]1個(5色の内からランダムに1個)。 | ||
+ | :*[[MTGアリーナ]]でイクサラン:失われし洞窟6パックが貰えるコードが印刷された紙1枚(1アカウント1回限定)。 | ||
+ | :*[[パンチアウト・カード]]1枚。 | ||
− | ;[[マジック初心者体験会]] | + | ;[[マジック初心者体験会]](オープンハウス) |
:11月17日から19日の間に開催される。初心者のためにスターターキットや[[ジャンプスタート2022]]などを使った体験会が行われる。参加者には[[プロモーション・カード]]やイクサラン:失われし洞窟テーマのステッカーシートが配布される。また店舗に新規プレイヤーを連れてきたプレイヤーには[[プロモーション・カード#友達紹介プロモ|友達紹介プロモ]]が配布される。 | :11月17日から19日の間に開催される。初心者のためにスターターキットや[[ジャンプスタート2022]]などを使った体験会が行われる。参加者には[[プロモーション・カード]]やイクサラン:失われし洞窟テーマのステッカーシートが配布される。また店舗に新規プレイヤーを連れてきたプレイヤーには[[プロモーション・カード#友達紹介プロモ|友達紹介プロモ]]が配布される。 | ||
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;[[ストアチャンピオンシップ]] | ;[[ストアチャンピオンシップ]] | ||
:12月2日から12月10日の間に開催される。スタンダードで開催される。 | :12月2日から12月10日の間に開催される。スタンダードで開催される。 | ||
+ | |||
+ | ;[[コマンダー・パーティー]] | ||
+ | :12月15日から17日の間に開催される。特別なルールが追加された[[統率者戦]]で開催される。 | ||
==製品ラインナップ== | ==製品ラインナップ== | ||
336行: | 344行: | ||
*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0037352/ 地底を行く その2]([[Making Magic]] [[2023年]]10月30日) | *[https://mtg-jp.com/reading/mm/0037352/ 地底を行く その2]([[Making Magic]] [[2023年]]10月30日) | ||
*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0037366/ 『イクサラン:失われし洞窟』展望デザイン提出文書 その1]([[Making Magic]] [[2023年]]11月6日) | *[https://mtg-jp.com/reading/mm/0037366/ 『イクサラン:失われし洞窟』展望デザイン提出文書 その1]([[Making Magic]] [[2023年]]11月6日) | ||
+ | *[https://mtg-jp.com/reading/mm/0037384/ 『イクサラン:失われし洞窟』展望デザイン提出文書 その2]([[Making Magic]] [[2023年]]11月13日) | ||
+ | *[https://mtg-jp.com/reading/mm/0037399/ こぼれ話2023 その1]([[Making Magic]] [[2023年]]11月20日) | ||
+ | *[https://mtg-jp.com/reading/mm/0037433/ こぼれ話2023 その2]([[Making Magic]] [[2023年]]11月27日) | ||
+ | *[https://mtg-jp.com/reading/mm/0038088/ デザイン演説2024]([[Making Magic]] [[2024年]]8月19日) | ||
+ | |||
===背景設定=== | ===背景設定=== | ||
ストーリーの時系列はサイドストーリー→メインストーリー1話、2話…となっている。 | ストーリーの時系列はサイドストーリー→メインストーリー1話、2話…となっている。 | ||
346行: | 359行: | ||
*[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/the-lost-caverns-of-ixalan-pawns The Lost Caverns of Ixalan | Pawns]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/LCI/0037370/ サイドストーリー ポーン]([[Daily MTG]] [[2023年]]10月20日) | *[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/the-lost-caverns-of-ixalan-pawns The Lost Caverns of Ixalan | Pawns]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/LCI/0037370/ サイドストーリー ポーン]([[Daily MTG]] [[2023年]]10月20日) | ||
*[https://magic.wizards.com/en/news/card-preview/story-spotlight-cards-for-the-lost-caverns-of-ixalan Story Spotlight Cards for The Lost Caverns of Ixalan]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0037375/ 『イクサラン:失われし洞窟』注目のストーリー・カード]([[Daily MTG]] [[2023年]]11月2日) | *[https://magic.wizards.com/en/news/card-preview/story-spotlight-cards-for-the-lost-caverns-of-ixalan Story Spotlight Cards for The Lost Caverns of Ixalan]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0037375/ 『イクサラン:失われし洞窟』注目のストーリー・カード]([[Daily MTG]] [[2023年]]11月2日) | ||
+ | *[https://magic.wizards.com/en/news/feature/planeswalkers-guide-to-the-lost-caverns-of-ixalan Planeswalker's Guide to The Lost Caverns of Ixalan]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0037434/ プレインズウォーカーのための『イクサラン:失われし洞窟』案内]([[Daily MTG]] [[2023年]]11月10日) | ||
===その他=== | ===その他=== | ||
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*[https://magic.wizards.com/en/news/mtg-arena/the-lost-caverns-of-ixalan-mastery-details The Lost Caverns of Ixalan Mastery Details]([[Daily MTG]] [[2023年]]10月24日) - [[MTGアリーナ]]のマスタリー情報 | *[https://magic.wizards.com/en/news/mtg-arena/the-lost-caverns-of-ixalan-mastery-details The Lost Caverns of Ixalan Mastery Details]([[Daily MTG]] [[2023年]]10月24日) - [[MTGアリーナ]]のマスタリー情報 | ||
*[https://magic.wizards.com/en/news/announcements/a-first-look-at-the-lost-caverns-of-ixalan A First Look at The Lost Caverns of Ixalan®]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0037274/ 『イクサラン:失われし洞窟』ファーストルックまとめ]([[Daily MTG]] [[2023年]]9月22日) | *[https://magic.wizards.com/en/news/announcements/a-first-look-at-the-lost-caverns-of-ixalan A First Look at The Lost Caverns of Ixalan®]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0037274/ 『イクサラン:失われし洞窟』ファーストルックまとめ]([[Daily MTG]] [[2023年]]9月22日) | ||
+ | *[https://mtg-jp.com/reading/special/0037356/ 『イクサラン:失われし洞窟』発売記念!ジュラシック・ワールドバスが運行開始!秋葉原でのイベントやXのキャンペーンも!](マジック日本公式サイト [[2023年]]11月13日) | ||
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==参考== | ==参考== | ||
− | + | *[http://whisper.wisdom-guild.net/cardlist/TheLostCavernofIxalan/ カードリスト](Wisdom Guild) | |
*[[カード個別評価:イクサラン:失われし洞窟]] | *[[カード個別評価:イクサラン:失われし洞窟]] | ||
*[[カード個別評価:イクサラン:失われし洞窟統率者デッキ]] | *[[カード個別評価:イクサラン:失われし洞窟統率者デッキ]] | ||
*[[カード個別評価:ジュラシック・ワールド・コレクション]] | *[[カード個別評価:ジュラシック・ワールド・コレクション]] | ||
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2024年10月26日 (土) 23:19時点における最新版
イクサラン:失われし洞窟/The Lost Cavern of Ixalan | |
シンボル | オルテカのシンボル |
略号 | LCI |
コードネーム | Offroading |
発売日 | MO、Arena:2023年11月15日 紙:2023年11月17日 |
セット枚数 | 全415種類 (ドラフトブースター収録286種類+基本土地+各種バリエーション) |
イクサラン:失われし洞窟/The Lost Cavern of Ixalanは、スタンダード用の本流のセット。2023年11月17日発売。キャッチコピーは「この宝は一筋縄ではいかない!/Treasure Bites Back!」。
目次 |
[編集] 概要
「領界路/Omenpath編」第2章。メソアメリカ及び南アメリカモチーフに恐竜を混ぜた次元/Plane、イクサラン/Ixalanを再びの舞台とする。ファイレクシア戦争から復興が進みつつあるイクサラン。だがそれは、共通の脅威に向かうことで一時的に共闘していた各勢力の緊張が再び高まっていくことを意味していた。ファイレクシア戦争でプレインズウォーカー/Planeswalkerとして目覚めたクイントリウス・カンド/Quintorius Kandは、太陽帝国/The Sun Empireのファートリ/Huatliの依頼を受けオラーズカ/Orazca地下の遺跡を調査するが、封印されていた扉の先はさらに地下に向かう道だった。太陽帝国だけでなく、薄暮の軍団/The Legion of Dusk、鉄面連合/The Brazen Coalition、川守り/The River Heraldsもそれぞれの理由でイクサランの地下奥深くを目指していた。果たしてそこにあるのは眠れる秘宝なのか、それとも目覚める脅威なのか。
地底世界がテーマの新規次元を舞台として先行デザインが始まり、後にイクサランを舞台とすることが決まったトップダウン・デザインのセット。新規キーワード能力として作製、新規能力語として落魄、また新規ルール用語として「落魄する」、新規キーワード処理として発見が登場した。イクサラン・ブロックからは変身する両面カード、探検が続投、また新たな定義済みのトークンとして、探検を行うことができる地図・トークンが新登場した。他のカードから参照される新規土地タイプとして洞窟が新登場した。新たな専用ルールを持つカウンターとして最終カウンターが登場した。その他サイクリング、フラッシュバック、タイプ・サイクリング、混成マナ・シンボル、反復、喊声、英雄譚、当事者カードが再登場している。
地底世界の探検は新たな素材の収集と新規道具の作製をもたらしてくれる。作製/Craftは、アーティファクトが特定の性質のパーマネントや墓地のカードを材料に変身するキーワード能力である。
落魄はあなたがどれほど地底に潜ったかを表すメカニズムである。能力語としての「落魄4/Descend 4」「落魄8/Descend 8」はその数のパーマネント・カードがあなたの墓地にある時に機能する能力を表す。「底無しの落魄/Fathomless Descent」は墓地のパーマネント・カードの数によって効果が増強される能力を表す。イベントとしての「落魄している/Descended」は、いずれかの領域からあなたの墓地にパーマネント・カードが置かれる事を示す。
地底世界で「発見Nを行う/Discover N」とは、マナ総量がN以下の土地でないカードが出るまでライブラリーをめくり、そのカードを唱えるか手札に加えることができるキーワード処理である。
変身する両面カードは作製の他、イクサラン・ブロックと同様に第2面が土地のカードが多数収録されている。
「探検を行う/Explore」はライブラリーの一番上が土地カードなら手札へ、そうでないなら行ったクリーチャーが強化される再録メカニズムである。今回は落魄とシナジーも発生する。任意のクリーチャーに探検を行わせることができる地図/Map・アーティファクト・トークンも登場する。
最終カウンター/Finality Counterはリアニメイトされたパーマネントが最後の出番であることを示す。最終カウンターが置かれたパーマネントが墓地に置かれる場合、代わりに追放される。
地底世界の入り口である洞窟はドラフト・ブースターの基本土地のスロットからも出現し(変則的な稀少度)、洞窟を参照するカードも多数収録されている。
イクサラン・ブロックは恐竜、海賊、吸血鬼、マーフォークのタイプ的要素がメインだったが、今回はイクサラン:失われし洞窟統率者デッキに譲りタイプ的カードは少ない。ただし恐竜のみ低稀少度にもタイプ的カードが見られ赤緑のリミテッド・アーキタイプにもなっている。
新規クリーチャー・タイプとしてはカピバラ、ラマ、カタツムリが登場。その他に特徴的なクリーチャー・タイプとしては、地底世界の神、既存の4大勢力に割り込む形で登場した種族マイコイド/Mycoidを表すファンガス、オルテカ/Oltec文明が使役する小型のアーティファクト・クリーチャーであるノーム、ゾンビの代わりに登場するアンデッド種族としてのスケルトンが見られる。
- 展望デザイン時点(イクサランを舞台にすると決まる前)は地底探検をフレイバー的に、色をメカニズム的にテーマにしたセットであった。だが様々な理由により完成したセットには展望デザインから引き継がれたものはほぼ無く、セット・デザイン・チームに大きな負担をかけた事に対して展望デザイン・リーダーのMark Rosewaterは記事で反省の弁を述べている。
- 各種フォーマットでの使用可能開始日はプレリリース開始日の2023年11月10日となる。
- エキスパンション・シンボルが黒い洞窟土地は稀少度が基本土地と同じ「L」になっており、ドラフト・ブースター、セット・ブースターの基本土地のスロットからはフルアート基本土地か、これらの洞窟土地カードが出現する。コレクター・ブースターではこれらの洞窟土地はコモンのスロットから出現する。
- 製造上の都合により、コレクター・ブースターの店舗への配送がプレリリース開始日から最大3週間ほど遅れる。
- 日本語版はテーブルトップ・MTGアリーナ共に背景設定用語の食い違いからゲームに大きく支障をきたすものまで誤訳・誤植が多い。例を挙げるなら「誤)パラ二(なんと漢数字の2である)」→「正)パラーニ」、帝王マイコイドの触手/Tendril of the Mycotyrantの起動コスト「誤)XGG」→「正)5GG」、印刷されたカードとGathererの登録・MTGアリーナでの名前が異なる怒りっぽい歩く彫像/Volatile Wanderglyphなど。またMTGアリーナにおいては加工鋳造所/Fabrication Foundryが、カード・セット実装当初バグにより使用不能なカードであるにも関わらず通常通りパックより出現したため、リミテッドなどに大きな支障をもたらした。
- 発売時点では2026年秋のセットが発売すると共にスタンダードからローテーション落ちする予定だったが、スタンダードのローテーションの節目の変更により2027年初頭のセットの発売と共に落ちる事になった[1]。
[編集] リミテッド
2色の組み合わせはそれぞれデッキのアーキタイプとなるテーマが当てられている。
色 | テーマ |
---|---|
白青 | アーティファクト・コントロール |
白黒 | 生け贄 |
青黒 | 落魄コントロール |
青赤 | アーティファクト・アグロ |
黒赤 | 落魄ビートダウン |
黒緑 | 落魄削り |
赤緑 | 恐竜ストンピィ |
赤白 | タップ・ミッドレンジ |
緑白 | バフ・アグロ |
緑青 | 探検ミッドレンジ |
[編集] ブースター・ファン
すべてのブースター・パックから出現する特殊仕様として、アステカ文明の暦石をモチーフにした特殊なフレームと背景の「イクサランの伝説/Legends of Ixalan」や、メソアメリカ文明の神殿風の特殊なフレームの「イクサランの神々/Gods of Ixalan」などのショーケース・フレーム、メソアメリカの近代アート風アートスタイルの「ボーダーレス・オルテカ/Borderless Oltec」、古典的な恐竜のアートブックに着想を得た「ボーダーレス恐竜/Borderless」などのボーダーレス版のカードが存在する。
- ブースターパックの基本土地のスロットからは、フルアートでメソアメリカ文明の絵文字風のマナ・シンボルも描かれた中心フルアート土地が出現する。
- 通常の枠の基本土地はバンドルから出現する。バンドルの日本語版は発売されないため、日本語版の通常基本土地の入手手段はイクサラン:失われし洞窟統率者デッキになる。
[編集] 宝の山ボックストッパー/Treasure Trove Box Topper
各種ブースターボックスには、様々な再録のアーティファクト・カードがボックストッパーとして封入される。ドラフトブースターやセットブースターのボックスからは非フォイル版が出現し、コレクター・ブースターのボックスからフォイル版が出現する。これらはイクサラン:失われし洞窟統率者デッキ収録扱いなので、同名のカードが使用可能セットに含まれてない限りスタンダードでは使用できない。
カードリストはカード個別評価:イクサラン:失われし洞窟統率者デッキ#宝の山ボックストッパーを参照。
[編集] スペシャルゲスト/Special Guest
今セットから、過去の強力なカードが各セットに調和したボーダーレス仕様の新規イラストで再録されるスペシャルゲストというシリーズが採用される。これらはセットブースターからはザ・リストに含まれる形でノンフォイル仕様が、コレクター・ブースターからはフォイル仕様が出現する。独自のセット・コード(SPG)とエキスパンション・シンボルを持ち、同名のカードが使用可能セットに含まれてない限りスタンダードでは使用できない。
カードリストはカード個別評価:スペシャルゲスト (イクサラン:失われし洞窟)を参照。
[編集] コズミューム・ネオン・インク/Cosmium Neon Ink
神河:輝ける世界で登場したネオン・インク・フォイルと同じ、蛍光色がアクセントとして強調された特殊なフォイル仕様の魂の洞窟/Cavern of Soulsかスペシャルゲストの魔力の墓所/Mana Cryptがコレクターブースターから出現する。どの言語のコレクター・ブースターからも英語版が出現する。
マジックの5色をイメージした黄青紫赤緑と、3種類のインクが使われたスペシャルバージョンの計12種類が存在する。そのうち黄色の魂の洞窟はプレミアムWPNストア限定のプロモーション・カードとして配布されるが、コレクター・ブースターからも出現するという記述もあり詳細は不明。
[編集] ジュラシック・ワールド・コレクション/Jurassic World Collection
映画シリーズ「ジュラシック・ワールド」とコラボレーションしたユニバースビヨンド。独自のセット・コード(REX)エキスパンション・シンボル(ジュラシックワールドのロゴ)を持ち、スタンダードでは使用できない。セット・ブースターからはノンフォイル仕様が、コレクター・ブースターからはノンフォイルかフォイル、ロゴ入り版が出現する。
20種類の新規カードと基本土地と統率の塔/Command Towerの計26種類が収録される。基本土地と統率の塔は両面が表のリバーシブル仕様となっており、ジュラシック・パークの通常運営時と恐竜解放後のイラスト違いになっている。専用のトークン・カードも2種類存在する。
両面カードであるようこそ……/Welcome to . . . - ジュラシック・パーク/Jurassic Park以外の19種類の新規カードには通常のフォイル仕様とは別にロゴが箔押しされたロゴ入り版が存在し、コレクター・ブースターから1%未満の確率で出現する。
メカニズムとしては刻印、狂喜、徘徊、貪食、変身する両面カード、居住、怪物化、濫用、現出、激昂、《名前》との共闘、英雄譚、脱出、キーワード・カウンター、発見を扱ったカードが登場している。
カードリストはカード個別評価:ジュラシック・ワールド・コレクションを参照。
[編集] 注目のストーリー
メインストーリーでイラストが使用された順。ただし親族会、苦々しい勝利はイラストが使用されていない。
- オラーズカの細工扉/Orazca Puzzle-Door
- 熱狂的な献上/Fanatical Offering
- アブエロの覚醒/Abuelo's Awakening
- 大いなる扉、マツァラントリ/Matzalantli, the Great Door - 中心核/The Core
- (親族会/Family Reunion)
- 血による列聖/Canonized in Blood
- 悪意ある覆い隠し/Malicious Eclipse
- (苦々しい勝利/Bitter Triumph)
- ファートリの最後の一撃/Huatli's Final Strike
[編集] 事前情報
本格的なプレビュー開始前にMark RosewaterのBlog「Blogatog」で収録カードの事前情報が公開された[2]。
- ルール文章に「3倍/three times」を含む新規カード:最深の基盤、オヘル・タク/Ojer Taq, Deepest Foundation
- 新規土地タイプ:洞窟
- 20年以上にわたって何度も再録されてきたオーラ・カードが、1マナ軽くなって登場:石化/Petrify(拘引/Arrest)
- 2009年に初登場した人気メカニズムのマイナーチェンジ版:発見(続唱)
- クラフトを表現した新規メカニズム:作製
- アーティファクトとエンチャントの両方をクリーチャー化できるカード:アブエロの覚醒/Abuelo's Awakening
- ETB能力になってテンペストの人気ソーサリーが帰ってくる:最後の贈り物の運び手/Bringer of the Last Gift(生ける屍/Living Death)
- あなたの墓地に関係する新たな能力語:落魄
- 登場するカウンター (目印)の一部:掘削/bore(鉄面提督のトンネル掘削機/Brass's Tunnel-Grinder)、合唱/chorus(魅惑の悪漢、マルコム/Malcolm, Alluring Scoundrel)、戦慄/dread(絡みつく影/Grasping Shadows)、最終/finality、目印/landmark(宝物の地図/Treasure Map)、伝承カウンター(五代目の咆哮/Roar of the Fifth People)、網/net(編まれた網/Braided Net)、得点/point(激戦の球/Contested Game Ball)、麻痺カウンター、時間カウンター(最深の紀元、オヘル・パクパテク/Ojer Pakpatiq, Deepest Epoch、千年暦/The Millennium Calendar)、そのうちの1つは新たな落葉樹カウンター(最終カウンター)
- 登場するトークンの一部(能力は省略)
- 緑の0/1の恐竜・卵:パラニの孵化者/Palani's Hatcher
- 無色の1/1のノーム:オキネク・アハウの特使/Envoy of Okinec Ahauほか
- 白の1/1の吸血鬼:分派の説教者/Preacher of the Schism
- 青の1/1のマーフォーク:深根の巡礼/Deeproot Pilgrimage
- 黒の1/1のコウモリ:最深の裏切り、アクロゾズ/Aclazotz, Deepest Betrayalほか
- 黒の1/1のファンガス:帝王マイコイド/The Mycotyrantほか
- 黒の2/2のスケルトン・海賊:迷いし者の骸/Corpses of the Lost
- 赤の3/1の恐竜:骨集めのドラコサウルス/Bonehoard Dracosaurほか
- 赤白の3/2のスピリット:クイントリウス・カンド/Quintorius Kand
- 緑の3/3の恐竜:養育する鋸背/Nurturing Bristleback
- 黒の4/3の吸血鬼・デーモン:アクロゾズの狂信者、ヴィト/Vito, Fanatic of Aclazotzほか
- 白の4/4の天使:輝かしい天使/Resplendent Angel
- 白青の4/4のゴーレム:主の案内壁画/Master's Guide-Mural
- 以下のルール文章を持つカード
- この呪文を唱えるための追加コストとして、アーティファクトやクリーチャーや土地でありあなたがコントロールしていてアンタップ状態である4つをタップする:大いなる扉の守護者/Guardian of the Great Door
- アーティファクトやクリーチャーである1つを対象とする。ターン終了時まで、それは恐竜になる:遺物の咆哮/Relic's Roar
- その後、これのパワーがちょうど20であるなら、これでないすべてのクリーチャーを破壊する。:アマリア・べナヴィデス・アギーレ/Amalia Benavides Aguirre
- あなたが《新キーワード》を行うたび、もう1回同じ値で《新キーワード》を行う。:太陽の創造物の管理者/Curator of Sun's Creation(発見)
- あなたが戦闘ダメージを受けるたび、攻撃プレイヤーは《名前》のコントロールを得て、これをアンタップする。:激戦の球/Contested Game Ball
- 装備 ─ (3)を支払うか、カード1枚を捨てる:血茨のフレイル/Bloodthorn Flail
- あなたが《名前》によって生み出されたマナを使ってパーマネント・呪文1つを唱えるたび、あなたがコントロールしていてこれでないパーマネント最大1つを対象とする。ターン終了時まで、それはその呪文のコピーになる。:無限の池/The Myriad Pools
- あなたがコントロールしているすべてのスケルトンは+1/+0の修整を受け速攻を持つ。:迷いし者の骸/Corpses of the Lost
- あなたがコントロールしていてその選ばれたタイプでありこれでないクリーチャー1体の誘発型能力が誘発するなら、それは追加でもう1回誘発する:うろつく玉座/Roaming Throne
- 《名前》の上に1000個以上の時間カウンターがあるとき、これを生け贄に捧げ、各対戦相手はそれぞれ1000点のライフを失う:千年暦/The Millennium Calendar
- 以下のタイプ行のカード
- アーティファクト・クリーチャー ─ 恐竜・ノーム:恐竜機/Dinotomaton
- クリーチャー ─ サラマンダー・ワーム:エリマキ洞窟ワーム/Frilled Cave-Wurm
- クリーチャー ─ マーフォーク・戦士・スカウト:名もなき都市の歩哨/Sentinel of the Nameless City
- 伝説のクリーチャー ─ コウモリ・神:最深の裏切り、アクロゾズ/Aclazotz, Deepest Betrayal
- クリーチャー ─ Capybara:日を浴びるカピバラ/Basking Capybara
- 伝説のクリーチャー ─ スケルトン・スピリット・海賊:不気味な船長/The Grim Captain
- アーティファクト・クリーチャー ─ オウムガイ:隠遁のオウムガイ/Hermitic Nautilus
- クリーチャー ─ ビースト・ホラー・スピリット:チュパカブラの残響/Chupacabra Echo
- クリーチャー ─ ファンガス・Snail:頭蓋マイマイ/Skullcap Snail
- クリーチャー ─ 恐竜・スケルトン・ホラー:戦慄のオセオザウルス/Dread Osseosaur
- 以下の名前のカード
[編集] コレクター番号
ドラフト・ブースターから出現する通常版のカードはコレクター番号286番までであり、以降は基本土地やショーケース・フレーム、プロモーション・カード等となっている。
- 中心フルアート基本土地/Core full-art basic land(#0287~0291)
- フルアートでイラストが描かれた基本土地。
- 各種ブースターからノンフォイル版、フォイル版共に入手できる。
- イクサランの伝説/Legends of Ixalan(#0292~0313)
- 通常版とは異なるイラストが描かれ、アステカ文明の暦石がモチーフの特殊なフレームのカード。神と恐竜以外の各伝説のクリーチャーと伝説のプレインズウォーカー・カードに存在する。
- 各種ブースターからノンフォイル版、フォイル版共に入手できる。
- イクサランの神々/Gods of Ixalan(#0314~0319)
- 神々を表す宝物風のイラストが描かれ、メソアメリカ文明の神殿風の特殊なフレームのカード。各伝説の神カードに存在する。
- 各種ブースターからノンフォイル版、フォイル版共に入手できる。
- ボーダーレス恐竜/Boderless Dinosaur(#0320~332)
- 古典的な恐竜のアートブックに着想を得た水彩画のイラストが描かれたボーダーレス版のカード。稀少度がアンコモン以上の各恐竜カードに存在する。
- 各種ブースターからノンフォイル版、フォイル版共に入手できる。
- オルテカ・ボーダーレス/Borderless Ortec(#0333~0344)
- 近代のメソアメリカ風のアートスタイルのイラストが描かれたボーダーレス版のカード。レア以上の特定のカードに存在する。
- 各種ブースターからノンフォイル版、フォイル版共に入手できる。
- ボーダーレス土地/Borderless Land(#0345~0351)
- 通常版とは異なるイラストが描かれたボーダーレス版のカード。レア以上の特定の土地カードに存在する。
- 各種ブースターからノンフォイル版、フォイル版共に入手できる。
- ボーダーレス・プレインズウォーカー/Borderless Planeswalker(#0352)
- 通常版とは異なるイラストが描かれたボーダーレス版クイントリウス・カンド/Quintorius Kand。
- 各種ブースターからノンフォイル版、フォイル版共に入手できる。
- 拡張アート枠/Extended-Art Frame (#0353~0392)
- イラストが両端の枠まで拡大されたカード。内なる太陽、チミル/Chimil, the Inner Sunを除く、ショーケース、ボーダーレスに当てはまらないすべてのレア・神話レアに存在する。
- ノンフォイル版、フォイル版ともにコレクター・ブースターで入手できる。
- 基本土地/Basic Land(#0393~0402)
- 通常の枠の基本土地。
- バンドルからノンフォイル版、フォイル版共に入手できる。日本語版は統率者デッキから入手できるが、フォイル版の入手手段は無い。
- BOX特典カード(#0403)
- 通常版とは異なるイラストの、フォイル版拡張アート・カード仕様の翡翠光の洞窟探検家/Jadelight Spelunker。
- ウィザーズ・プレイ・ネットワーク加盟店舗で各種ブースターボックスを早期購入したプレイヤーに配布される。
- バンドルプロモ(#0404)
- 通常版とは異なるイラストのフォイル版金脈発見/Hit the Mother Lode。
- バンドルからのみ入手でき、ノンフォイル版は存在しない。またバンドル日本語版は発売しないので、日本語版カードは存在しない。
- WPNプロモ(#0405~0409)
- イラストは通常版と同じだが枠がダークフレームのカード。
- イクサラン:失われし洞窟シーズンのWPNプロモパックからのみ入手できる。フォイル版はプレミアムプロモパックからのみ入手できる。
- コズミューム・ネオンインク/Cosmium Neon Ink(#0410a~0410f)
- 蛍光色がアクセントとして強調された特殊なフォイル仕様の魂の洞窟/Cavern of Souls。マジックの5色をイメージした黄青紫赤緑と、3種類のインクが使われたスペシャルバージョンの6種類が存在する。
- コレクター・ブースターから入手できる。黄色はプレミアムWPNストア限定のプロモーション・カードとして配布されるが、コレクター・ブースターからも出現するという記述もあり詳細は不明。
[編集] イベント
- プレリリース
- 2023年11月10日から11月16日の間に開催される。
- また、プレリリース・パックとは別に参加賞としてマジック30周年記念プロモが1枚配布される。
- 同じ店舗で2回以上参加したプレイヤーにはピンバッジも配布される("自宅でプレリリース"は含めない)。
- 参加者にはプレリリース・パックが配布され、40枚以上のシールドデッキを作り対戦する。
- プレリリース・パックの内容は
- 「イクサラン:失われし洞窟」ドラフトブースターx6。
- プレリリース・カード(レアか神話レアからランダムに1枚)。
- スピンダウン・ライフカウンター1個(5色の内からランダムに1個)。
- MTGアリーナでイクサラン:失われし洞窟6パックが貰えるコードが印刷された紙1枚(1アカウント1回限定)。
- パンチアウト・カード1枚。
- マジック初心者体験会(オープンハウス)
- 11月17日から19日の間に開催される。初心者のためにスターターキットやジャンプスタート2022などを使った体験会が行われる。参加者にはプロモーション・カードやイクサラン:失われし洞窟テーマのステッカーシートが配布される。また店舗に新規プレイヤーを連れてきたプレイヤーには友達紹介プロモが配布される。
- ストアチャンピオンシップ
- 12月2日から12月10日の間に開催される。スタンダードで開催される。
- コマンダー・パーティー
- 12月15日から17日の間に開催される。特別なルールが追加された統率者戦で開催される。
[編集] 製品ラインナップ
- ドラフト・ブースター
- リミテッドプレイ用のブースターパック。
- ウィザーズ・プレイ・ネットワーク加盟店舗で36パック入りのブースターボックスを早期購入すると、BOX特典カードとしてフォイル版翡翠光の洞窟探検家/Jadelight Spelunkerが配布される。
- 封入内容は以下のマジックのカード15枚+特殊カード1枚。
- セット・ブースター
- ドラフトではなくパック開封を楽しみたい人向けのブースターパック。
- ドラフト・ブースターと同様に、ウィザーズ・プレイ・ネットワーク加盟店舗で30パック入りのブースターボックスを早期購入するとBOX特典カードが配布される。
- 封入内容は以下のマジックのカード12枚+特殊カード2枚。
- アート・カード(10パックに1枚の割合でアーティストの箔押しスタンプ入り)
- レアもしくは神話レア1枚。
- いずれかの稀少度のフォイル1枚。
- ワイルドカード枠。いずれかの稀少度のカード2枚(イクサラン:失われし洞窟統率者デッキのブースター限定カードやジュラシック・ワールド・コレクションを含む)。
- 特殊フレームのアンコモンか、コモンかアンコモンの両面カード1枚。
- アンコモン3枚。
- コモン3枚。
- コモンの洞窟土地か、30%の確率で中心フルアート土地1枚(20%の確率でフォイルになる)。
- 広告/補助/パンチアウト/トークン・カード、あるいはスペシャル・ゲストを含むザ・リストのカード。
- コレクターブースター
- 主に拡張アート枠やプレミアム・カードが封入されたコレクター向けのブースターパック。
- ドラフト・ブースターと同様に、ウィザーズ・プレイ・ネットワーク加盟店舗で12パック入りのブースターボックスを早期購入するとBOX特典カードが配布される。
- 封入内容は以下のマジックのカード15枚+特殊カード1枚。
- レアか神話レアの、伝統的フォイルのブースター・ファン(ボーダーレス、ショーケース・フレーム、拡張アートのいずれか)のカード1枚か、レアか神話レアの伝統的フォイルのスペシャルゲスト1枚か、ネオンインク版魂の洞窟/Cavern of Soulsか魔力の墓所/Mana Crypt1枚。
- ノンフォイル仕様かフォイル仕様、ロゴ入りフォイル仕様のジュラシック・ワールド・コレクションのカード1枚。
- レアか神話レアのボーダーレスかショーケース版のカード1枚。
- ノンフォイルかフォイル仕様の、イクサラン:失われし洞窟統率者デッキの拡張アート版カードあるいは特殊枠仕様のメイン統率者カード1枚。
- レアか神話レアの拡張アート版カード1枚。
- フォイルのレアか神話レアのカード1枚。
- アンコモンのショーケースやボーダーレス版カード1枚(スペシャルゲストを含む)。
- フォイルのアンコモン3枚。
- フォイルのコモン4枚。
- フォイルの中心フルアート基本土地1枚。
- フォイルの両面トークン・カード1枚。
- バンドル(日本語版なし)
- 以下の内容が封入された大型商品。
- セット・ブースター×8。
- フォイル版の通常の基本土地20枚。
- 通常の基本土地20枚。
- 「ジュラシック・ワールド・コレクション」カードいずれか1枚。
- 通常とは異なるイラストのフォイル版金脈発見/Hit the Mother Lode。
- 大型スピンダウンライフカウンター。
- Bundle: Gift Edition(日本語版なし)
- 以下の内容が封入された大型商品。12月8日発売
- セット・ブースター×8。
- コレクター・ブースター×1。
- フォイル版の通常の基本土地20枚。
- 通常の基本土地20枚。
- フォイル仕様の「ジュラシック・ワールド・コレクション」カードいずれか1枚。
- 通常とは異なるイラストのフォイル版金脈発見/Hit the Mother Lode。
- 大型スピンダウンライフカウンター。
- イクサラン:失われし洞窟統率者デッキ
- 統率者戦用の構築済みデッキ。独立した製品であり新規カードを含む収録カードはスタンダード用セットに同名のカードが含まれていない限りスタンダードでは使用できない。
[編集] 主な開発スタッフ
- Mark Rosewater(展望デザイン・チームリーダー)
- Jules Robins、Erik Lauer(共同セット・デザイン・チームリーダー)
その他のスタッフについては米国版公式サイトセットアーカイブのクレジットを参照。
[編集] 公式特集ページ
[編集] 製品情報
- 『イクサラン:失われし洞窟』(マジック日本公式サイト 製品情報)
- 『イクサラン:失われし洞窟』(マジック米国公式サイト日本語版 製品情報)
- 『イクサラン:失われし洞窟』カードイメージギャラリー(マジック米国公式サイト日本語版)
- 『イクサラン:失われし洞窟』のメカニズム(Daily MTG 2023年10月24日)
- Collecting The Lost Caverns of Ixalan/『イクサラン:失われし洞窟』をコレクションする(Daily MTG 2023年10月24日)
- What's New on The List for The Lost Caverns of Ixalan/『イクサラン:失われし洞窟』における「ザ・リスト」の更新(Daily MTG 2023年11月3日)
- The Lost Caverns of Ixalan Art Cards/『イクサラン:失われし洞窟』のアート・カード(Daily MTG 2023年11月3日)
- The Tokens of The Lost Caverns of Ixalan/『イクサラン:失われし洞窟』のトークン(Daily MTG 2023年11月3日)
- The Lost Caverns of Ixalan Release Notes/『イクサラン:失われし洞窟』リリースノート(Daily MTG 2023年11月3日)
- 『イクサラン:失われし洞窟』シーズンのイベント一覧(Magic Play 2023年11月9日)
- 『イクサラン:失われし洞窟』一部カードにおけるテキスト訂正のお知らせとお詫び(マジック日本公式サイト 2023年11月9日)
[編集] 開発コラム
Making Magic -マジック開発秘話- - Mark Rosewaterによるコラム。
- 地底を行く その1(Making Magic 2023年10月24日)
- 地底を行く その2(Making Magic 2023年10月30日)
- 『イクサラン:失われし洞窟』展望デザイン提出文書 その1(Making Magic 2023年11月6日)
- 『イクサラン:失われし洞窟』展望デザイン提出文書 その2(Making Magic 2023年11月13日)
- こぼれ話2023 その1(Making Magic 2023年11月20日)
- こぼれ話2023 その2(Making Magic 2023年11月27日)
- デザイン演説2024(Making Magic 2024年8月19日)
[編集] 背景設定
ストーリーの時系列はサイドストーリー→メインストーリー1話、2話…となっている。
- The Lost Caverns of Ixalan | Episode 1/メインストーリー第1話(Daily MTG 2023年10月20日)
- The Lost Caverns of Ixalan | Episode 2/メインストーリー第2話(Daily MTG 2023年10月20日)
- The Lost Caverns of Ixalan | Episode 3/メインストーリー第3話(Daily MTG 2023年10月20日)
- The Lost Caverns of Ixalan | Episode 4/メインストーリー第4話(Daily MTG 2023年10月20日)
- The Lost Caverns of Ixalan | Episode 5/メインストーリー第5話(Daily MTG 2023年10月20日)
- The Lost Caverns of Ixalan | Episode 6/メインストーリー第6話(Daily MTG 2023年10月20日)
- The Lost Caverns of Ixalan | Pawns/サイドストーリー ポーン(Daily MTG 2023年10月20日)
- Story Spotlight Cards for The Lost Caverns of Ixalan/『イクサラン:失われし洞窟』注目のストーリー・カード(Daily MTG 2023年11月2日)
- Planeswalker's Guide to The Lost Caverns of Ixalan/プレインズウォーカーのための『イクサラン:失われし洞窟』案内(Daily MTG 2023年11月10日)
[編集] その他
- Where to Find The Lost Caverns of Ixalan Previews(Daily MTG 2023年10月20日) - プレビュー日程
- The Lost Caverns of Ixalan Mastery Details(Daily MTG 2023年10月24日) - MTGアリーナのマスタリー情報
- A First Look at The Lost Caverns of Ixalan®/『イクサラン:失われし洞窟』ファーストルックまとめ(Daily MTG 2023年9月22日)
- 『イクサラン:失われし洞窟』発売記念!ジュラシック・ワールドバスが運行開始!秋葉原でのイベントやXのキャンペーンも!(マジック日本公式サイト 2023年11月13日)
[編集] 動画
マジック:ザ・ギャザリングYoutube公式チャンネル
- Adventure At The Core | The Lost Caverns of Ixalan Debut | Magic: The Gathering
- Mechanics Spotlight | The Lost Caverns of Ixalan
[編集] 脚注
- ↑ 「ユニバース」が揃うとき――「ユニバースビヨンド」製品の使用可能フォーマットについてのお知らせ(Daily MTG 2024年10月25日)
- ↑ Maro’s Teaser for The Lost Caverns of Ixalan(Blogatog 2023年10月20日)
[編集] 参考
- カードリスト(Wisdom Guild)
- カード個別評価:イクサラン:失われし洞窟
- カード個別評価:イクサラン:失われし洞窟統率者デッキ
- カード個別評価:ジュラシック・ワールド・コレクション
- カード個別評価:スペシャルゲスト (イクサラン:失われし洞窟)
- カードセット一覧
- イニストラード:真夜中の狩り - イニストラード:真紅の契り - 神河:輝ける世界 - ニューカペナの街角
- 団結のドミナリア - 兄弟戦争 - ファイレクシア:完全なる統一 - 機械兵団の進軍 - 機械兵団の進軍:決戦の後に
- エルドレインの森 - イクサラン:失われし洞窟 - カルロフ邸殺人事件 - サンダー・ジャンクションの無法者
- ブルームバロウ - ダスクモーン:戦慄の館
- 霊気走破 - タルキール:龍嵐録 - ファイナルファンタジー - 久遠の終端 - マーベル スパイダーマン