ステロイド

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2012年6月19日 (火) 09:58時点におけるアーテ (トーク | 投稿記録)による版
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ステロイド(Steroid)は、赤緑2ビートダウンデッキの呼称。略して「ステロ」とも言う。その名の由来は「ステレオ・タイプ(定型)」から来ているとか、デッキに投入されていたアーナム・ジン/Erhnam Djinnの筋肉がステロイド剤を打ったみたいに見えるからなど、いろいろな説が囁かれるがはっきりとはわかっていない。

目次

概要

マナ・クリーチャーから良質のクリーチャーを素早く召喚し、速攻で殴り勝つ。が入ることによって火力を投入することができるようになり、対戦相手のクリーチャーを除去して対戦相手に直接ダメージを叩き込みやすい。その上、最後の一押しができるようになったため、緑単色デッキに比べて柔軟性が増している。

「クリーチャーで殴り、その他の呪文でそれをサポートする」と言う単純かつ最も基本的なデッキを、最もパワークリーチャーを召喚しやすい緑と、最もダメージ系呪文が多い赤で構成していることから、安定した強さを持っている。反面、突出した強さもないため、相性的に絶対有利と言えるデッキは少ない。

緑のマナ・クリーチャーをメインに、タッチ赤という形を取ることが多い。しかし、後述のマッドステロなどの、赤マナの方が多くなる例外も存在する。

ミラディンの傷跡ブロック+イニストラード・ブロック期

赤緑デッキカラーでは原始のタイタン/Primeval Titanケッシグの狼の地/Kessig Wolf Runを活用したターボランド型の赤緑ケッシグ環境初期から活躍する中、闇の隆盛参入後はよりアグレッシブなデッキも登場した。



闇の隆盛からの新戦力は絡み根の霊/Strangleroot Geist高原の狩りの達人/Huntmaster of the Fellsの2枚。絡み根の霊の不死と相性のよいファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorphも採用されることが多い。

さらにアヴァシンの帰還では、選択肢の少なかった3マナ域を埋める存在としてウルフィーの報復者/Wolfir Avenger を、大型クリーチャープレインズウォーカーを使うデッキ全般に効く士気溢れる徴集兵/Zealous Conscriptsを獲得する。

これらのクリーチャーによるビートダウン火力戦争と平和の剣/Sword of War and Peaceなどの装備品でバックアップする構成をとる。

サンプルレシピ

RG Aggro [1]
土地 (24)
4 銅線の地溝/Copperline Gorge
8 森/Forest
2 墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus
3 ケッシグの狼の地/Kessig Wolf Run
3 山/Mountain
4 根縛りの岩山/Rootbound Crag
クリーチャー (24)
1 酸のスライム/Acidic Slime
4 極楽鳥/Birds of Paradise
1 夜明けのレインジャー/Daybreak Ranger
2 地獄乗り/Hellrider
4 高原の狩りの達人/Huntmaster of the Fells
4 ラノワールのエルフ/Llanowar Elves
3 ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph
4 絡み根の霊/Strangleroot Geist
1 最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Troll
呪文 (12)
4 感電破/Galvanic Blast
4 緑の太陽の頂点/Green Sun's Zenith
4 戦争と平和の剣/Sword of War and Peace
サイドボード (15)
1 酸のスライム/Acidic Slime
2 古えの遺恨/Ancient Grudge
3 腐食の突風/Corrosive Gale
1 情け知らずのガラク/Garruk Relentless
2 原初の狩人、ガラク/Garruk, Primal Hunter
2 魔力のとげ/Manabarbs
2 饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine
1 最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Troll
1 解放の樹/Tree of Redemption


時のらせんブロック+ローウィン=シャドウムーア・ブロック期

時のらせんブロックローウィン=シャドウムーア・ブロック期のスタンダードでは、時のらせんブロック構築から引き続いてビッグ・マナが活躍する。



野生語りのガラク/Garruk Wildspeakerなどのパワーカードが追加されたのが特に大きい。詳細はビッグ・マナを参照のこと。

時のらせんブロック構築

未来予知参入後、タルモゴイフ/Tarmogoyfなどの優秀な小型クリーチャー中心の軽量ビートダウン赤緑プレデターがメインとなった。



ラヴニカ・ブロック期

ラヴニカ・ブロック期のスタンダードでは、ギルドパクトでのグルールの登場を受けて復活を果たす。

メタに合致した炎樹族のシャーマン/Burning-Tree Shamanや、コスト・パフォーマンスの高い喧騒の貧霊/Rumbling Slumは登場初期から注目されていた。



詳細はグルール・ビートを参照のこと。

ミラディン・ブロック+神河ブロック期

親和全盛期、アーティファクト対策+土地破壊赤緑コントロールフレッシュメーカー)が中心の環境において、土地サーチを行わないアグレッシブなデッキも登場した。



極楽鳥/Birds of Paradiseによるマナ加速からヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman弧炎撒き/Arc-Sloggerなどに繋げて攻める。すき込み/Plow Underなどの土地破壊要素も採用される。

クリーチャーが多いため、師範の占い独楽/Sensei's Divining Topよりは自然との融和/Commune with Natureの方がよく採用される模様。

The Finals04中部予選ではベスト8中2人がこのデッキタイプを使用していた。→*1

禁止カード大量発生による親和の消滅後は、同環境緑ビートダウンを足し密林の猿人/Kird Apeマグマの噴流/Magma Jetなどを追加したタイプへと変化した。→*2


後期型

メインデッキ (60)
クリーチャー (24)
4 ラノワールのエルフ/Llanowar Elves
4 桜族の長老/Sakura-Tribe Elder
4 密林の猿人/Kird Ape
1 弧炎撒き/Arc-Slogger
4 ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman
3 素拳の岩守/Iwamori of the Open Fist
4 トロールの苦行者/Troll Ascetic
呪文 (14)
2 梅澤の十手/Umezawa's Jitte
4 塩まき/Sowing Salt
4 マグマの噴流/Magma Jet
4 火と氷の剣/Sword of Fire and Ice
土地 (22)
11 森/Forest
4 カープルーザンの森/Karplusan Forest
1 血に染まりし城砦、真火/Shinka, the Bloodsoaked Keep
6 山/Mountain
サイドボード
2 落葉の道三/Dosan the Falling Leaf
3 血染めの月/Blood Moon
2 光と影の剣/Sword of Light and Shadow
1 酸化/Oxidize
1 空を引き裂くもの、閼螺示/Arashi, the Sky Asunder
2 帰化/Naturalize
4 溶鉱炉の脈動/Pulse of the Forge

初期型

メインデッキ (60)
クリーチャー (21)
4 極楽鳥/Birds of Paradise
3 弧炎撒き/Arc-Slogger
4 ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman
4 永遠の証人/Eternal Witness
2 鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker
4 桜族の長老/Sakura-Tribe Elder
呪文 (17)
3 すき込み/Plow Under
4 石の雨/Stone Rain
4 溶鉄の雨/Molten Rain
2 自然との融和/Commune with Nature
4 マグマの噴流/Magma Jet
土地 (22)
9 森/Forest
1 島/Island
10 山/Mountain
1 真鍮の都/City of Brass
1 先祖の院、翁神社/Okina, Temple to the Grandfathers
サイドボード
2 映し身人形/Duplicant
1 鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker
2 罰する者、ゾーズー/Zo-Zu the Punisher
4 侵入警報/Intruder Alarm
3 帰化/Naturalize
3 酸化/Oxidize

オンスロート・ブロック+ミラディン・ブロック期

オンスロート・ブロックミラディン・ブロック期のスタンダードでは、電結親和全盛期にアーティファクト対策に特化した赤緑デッキが活躍した。



ともにアーティファクト破壊土地破壊に長けたであることから、当時のメタによく合致していた。各種パーマネント除去で対戦相手の動きを縛り、クリーチャー殴り勝つテンポデッキである。

また、ビーストを主力とした赤緑ビーストもあらわれた。



サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (21)
2 弧炎撒き/Arc-Slogger
4 焦熱の火猫/Blistering Firecat
2 鉤爪の統率者/Caller of the Claw
3 ドワーフの爆風掘り/Dwarven Blastminer
3 ゴブリンの名手/Goblin Sharpshooter
1 スカークの匪賊/Skirk Marauder
4 炎歩スリス/Slith Firewalker
2 ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman
呪文 (15)
4 静電気の稲妻/Electrostatic Bolt
1 ボガーダンの鎚/Hammer of Bogardan
4 マグマの噴流/Magma Jet
3 溶鉱炉の脈動/Pulse of the Forge
3 黄鉄の呪文爆弾/Pyrite Spellbomb
土地 (24)
4 ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus
2 真鍮の都/City of Brass
1 森/Forest
12 山/Mountain
1 シヴのオアシス/Shivan Oasis
4 樹木茂る山麓/Wooded Foothills
サイドボード
1 弧炎撒き/Arc-Slogger
2 鉤爪の統率者/Caller of the Claw
1 兵員の混乱/Confusion in the Ranks
1 ドワーフの爆風掘り/Dwarven Blastminer
1 仕組まれた爆薬/Engineered Explosives
1 ナントゥーコ自警団/Nantuko Vigilante
2 帰化/Naturalize
2 秘宝の障壁/Relic Barrier
2 死霊の埋葬布/Specter's Shroud
2 ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman

オデッセイ・ブロック期

オデッセイ・ブロック期のスタンダードでは、オデッセイの誇る野生の雑種犬/Wild Mongrel獣群の呼び声/Call of the Herdなどを使用するやや軽量化したビートダウン戦略がとられた。



デッキパワーそれ自体は相当高かったのだが、マッドネスアストログライドウェイクなど天敵が多く逆境の時代でもある。

インベイジョン・ブロック期には怒り狂うカヴー/Raging Kavu火炎舌のカヴー/Flametongue Kavuなど、頭でっかちなクリーチャーも特徴的。

また、The Finals01ではメタ般若の面が登場、優勝を飾っている。

トーメント以降はマッドネスを中心にすえたマッドステロと呼ばれるタイプも登場した。詳しくはマッドステロを参照。


一方で、も投入し大型クリーチャーを搭載した赤緑白のデッキ、レッドゾーンも存在した(ただし、白緑ビートダウンに3目としてタッチした形式の方が多かった)。


サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (24)
4 日を浴びるルートワラ/Basking Rootwalla
4 疾風のマングース/Blurred Mongoose
4 火炎舌のカヴー/Flametongue Kavu
4 渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer
4 野生の雑種犬/Wild Mongrel
4 ヤヴィマヤの蛮族/Yavimaya Barbarian
呪文 (12)
4 獣群の呼び声/Call of the Herd
4 炎の稲妻/Firebolt
4 ウルザの激怒/Urza's Rage
土地 (24)
6 山/Mountain
1 ケルドの死滅都市/Keldon Necropolis
9 森/Forest
2 蛮族のリング/Barbarian Ring
4 カープルーザンの森/Karplusan Forest
2 モスファイアの谷/Mossfire Valley
サイドボード
3 巨大化/Giant Growth
2 外殻貫通/Hull Breach
1 隕石の嵐/Meteor Storm
3 ナントゥーコの病木刈り/Nantuko Blightcutter
3 シヴのワーム/Shivan Wurm
3 突然の衝撃/Sudden Impact

インベイジョン・ブロック構築

インベイジョン・ブロック構築では、スタンダードと違い1マナ圏のマナ・クリーチャーが存在せず、2色地形タップインシヴのオアシス/Shivan Oasisを使わざるを得なかったものの、2~5マナまで強力なクリーチャーが非常に多かった。プロツアー東京01ではベスト8のうち半数を占めた。



上記以外では荊景学院の使い魔/Thornscape Familiarスキジック/Skizzikなどが使われた。また、火力ウルザの激怒/Urza's Rageギトゥの火/Ghitu Fireなど、序盤から終盤まで使えるものが揃っていた。

サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (28)
4 疾風のマングース/Blurred Mongoose
2 火炎舌のカヴー/Flametongue Kavu
2 カヴーの飛脚/Kavu Runner
4 カヴーのタイタン/Kavu Titan
4 怒り狂うカヴー/Raging Kavu
4 スキジック/Skizzik
4 荊景学院の戦闘魔道士/Thornscape Battlemage
4 荊景学院の使い魔/Thornscape Familiar
呪文 (8)
4 ギトゥの火/Ghitu Fire
4 ウルザの激怒/Urza's Rage
土地 (24)
9 山/Mountain
2 ケルドの死滅都市/Keldon Necropolis
9 森/Forest
4 シヴのオアシス/Shivan Oasis
サイドボード
2 火炎舌のカヴー/Flametongue Kavu
3 翡翠のヒル/Jade Leech
2 カヴーの飛脚/Kavu Runner
4 過ぎたる実り/Overabundance
4 平穏/Tranquility

マスクス・ブロック+インベイジョン・ブロック期

マスクス・ブロックインベイジョン・ブロック期のスタンダードでは、ヤヴィマヤの火/Fires of Yavimaya消散クリーチャーを中心にしたファイアーズメタの中心を走った。詳しくはファイアーズを参照。



また、ヤヴィマヤの火/Fires of Yavimayaを抜き、火力やクリーチャーを重視したノーファイアーも登場した。


マスクス・ブロック構築

強力なブラストダーム/Blastodermを軸にしたデッキマスクス・ブロック構築環境スナフ・オ・ダームメロンを生み出したが、ステロイドもブラストダームを中心としたビートダウンである。

また、火力内蔵の古代のハイドラ/Ancient Hydraや、沈泥を這うもの/Silt Crawlerキマイラ像/Chimeric Idolという2種類の3マナ3/3を有し、他の戦力も十分粒揃いだった。



世界選手権00中村聡が5勝1敗の好成績を上げている。

サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (16)
4 ぶどう棚/Vine Trellis
4 沈泥を這うもの/Silt Crawler
4 ブラストダーム/Blastoderm
4 古代のハイドラ/Ancient Hydra
呪文 (20)
4 キマイラ像/Chimeric Idol
2 はじける子嚢/Saproling Burst
4 炎の印章/Seal of Fire
4 雷音/Thunderclap
3 リスティックの稲妻/Rhystic Lightning
2 取り引きのテーブル/Bargaining Table
1 旗艦プレデター/Predator, Flagship
土地 (24)
10 山/Mountain
13 森/Forest
1 ラースの果て/Rath's Edge
サイドボード
4 苦痛の城塞/Citadel of Pain
4 恭しき沈黙/Reverent Silence
2 流動石の山崩れ/Flowstone Slide
2 木を伐るサテュロス/Lumbering Satyr
2 あばら蜘蛛/Rib Cage Spider
1 蜘蛛糸の鎧/Spidersilk Armor

アイスエイジ・ブロック+ミラージュ・ブロック期

カウンターポストをはじめとする、そして高速ウィニーネクロに彩られた、アイスエイジ・ブロックミラージュ・ブロック期のスタンダードは、ステロイドにとっては冬の時代であった。特に、環境最強と目されたカウンターポストとの相性は最悪であり、「ステロイドは死んだ」とまで評された。

しかしその一方で熱心な愛好者も多く、地道に改良が重ねられていった。そして、第5版発売直前には中堅飛行クリーチャーであるチビ・ドラゴン/Dragon Whelpや、ボール・ライトニング/Ball Lightningことヤヴィマヤの蟻/Yavimaya Ants、そしてリバー・ボア/River Boaを使うことで、兵士トークンをかわして効率よくダメージを与えることができるようになった。



地道な改良の結果、第1回のアジア太平洋選手権の代表選考会ではカウンターポストの荒波を越えて1位を勝ち取り、香港オープンでは真木孝一郎に優勝賞品のフォード・フェスティバをもたらした。

惜しむらくは第5版の発売とともにチビ・ドラゴンや稲妻/Lightning Boltを失ってしまったことである。

サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (20)
3 ラノワールのエルフ/Llanowar Elves
4 エルフの射手/Elvish Archers
4 Spectral Bears
3 ジョルレイルのケンタウルス/Jolrael's Centaur
4 アーナム・ジン/Erhnam Djinn
2 ワイルドファイアの密使/Wildfire Emissary
呪文 (18)
4 稲妻/Lightning Bolt
2 火葬/Incinerate
2 ケアヴェクの火吹き/Kaervek's Torch
2 巨大化/Giant Growth
2 石の雨/Stone Rain
2 略奪/Pillage
2 地割れ/Fissure
2 緋色のダイアモンド/Fire Diamond
土地 (22)
7 山/Mountain
7 森/Forest
2 山峡/Mountain Valley
2 真鍮の都/City of Brass
4 ミシュラの工廠/Mishra's Factory
サイドボード
2 ボガーダンの鎚/Hammer of Bogardan
1 火葬/Incinerate
1 地震/Earthquake
1 爆破/Detonate
1 ハリケーン/Hurricane
1 バルデュヴィアの大軍/Balduvian Horde
2 命取りの昆虫/Deadly Insect
1 Splintering Wind
2 地に平穏/Tranquil Domain
3 赤霊破/Red Elemental Blast

アイスエイジ・ブロック構築

アイスエイジ・ブロック構築では、命取りの昆虫/Deadly Insectなどの昆虫の攻撃を嵐の束縛/Stormbindで通すバグバインドが登場した。



Olle Radeアイスエイジ・ブロック構築で行われたプロツアーコロンバス96をこのデッキで制したのはよく知られている。

アイスエイジ・ブロック期

アイスエイジ・ブロック期のスタンダードでは、アーナム・ジン/Erhnam Djinnを主力とした通称「アーニー・バーン(Erhnam Burn)」が登場。ネクロの夏対策として組まれた。



火力に弱いというネクロの弱点を見越し、ネクロディスクメタって組まれた。日本勢も世界選手権96で使用している。

サンプルレシピ

メインデッキ (57)
クリーチャー (17)
2 極楽鳥/Birds of Paradise
3 エルフの射手/Elvish Archers
4 アーナム・ジン/Erhnam Djinn
1 ヤヴィマヤの蟻/Yavimaya Ants
1 ルアゴイフ/Lhurgoyf
4 Spectral Bears
2 巨大トタテグモ/Giant Trap Door Spider
呪文 (17)
2 巨大化/Giant Growth
1 ハリケーン/Hurricane
1 火の玉/Fireball
4 稲妻/Lightning Bolt
2 粉砕/Shatter
3 火葬/Incinerate
1 嵐の束縛/Stormbind
1 黒の万力/Black Vise
2 ネビニラルの円盤/Nevinyrral's Disk
土地 (23)
8 森/Forest
2 山/Mountain
4 露天鉱床/Strip Mine
4 ミシュラの工廠/Mishra's Factory
1 ヘイヴンウッドの古戦場/Havenwood Battleground
4 カープルーザンの森/Karplusan Forest
サイドボード
1 平穏/Tranquility
3 疾風のデルヴィッシュ/Whirling Dervish
1 ルアゴイフ/Lhurgoyf
2 地震/Earthquake
2 赤霊破/Red Elemental Blast
2 粉砕/Shatter
1 Anarchy
1 火葬/Incinerate
1 Primitive Justice
1 Zuran Orb

リストに不備あり

黎明期

黎明期には、赤緑ビートダウン黒の万力/Black Viseを搭載したヴァイスエイジが存在した。



エクステンデッド

2003年頃、ローテーション以前のエクステンデッドにもステロイドは存在した。特にTwo Deuceと呼ばれることが多い。



フェッチランド樹木茂る山麓/Wooded Foothills)により土地を切り詰め、超軽量構造に仕上げたデッキである。 速度と安定性により遅めのコントロールデッキに有利。

動きはRDWに近いが、クリーチャーサイズなどではこちらに分がある。

レガシー

ステロイドはレガシーでも存在するデッキタイプである。



密林の猿人/Kird Ape瘡蓋族のやっかい者/Scab-Clan Maulerブリキ通りの悪党/Tin Street Hooliganなど、赤緑の優秀なクリーチャーを惜しみなく採用できるのが強み。

また、火力を連発してタルモゴイフ/Tarmogoyfなどを一気に大きくするタルモバーンも存在する。

もっとも最近は、をタッチし、柔軟性の高いZooに移行することも多くなっている。

参考

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