利用者:ブラー
提供:MTG Wiki
メルヴィン・ヴォーソス
目次 |
編集方針
個人的編集方針であり、推奨や提案ではありません。
リンク先の提示と、リンク先の移転が起こった場合移転先を探し易くするために記事の連載タイトルを並記してきましたが、今後は英語公式サイトと日本語公式の翻訳記事は、個別ページがあるMaking Magic以外はDaily MTGで統一することにします。newsやfeatureではリンク先が何のサイトか伝わらないことと、作業量低減のためです。既存のページから連載タイトルを削るつもりはありません。
作成中の記事
- ゼンディカー/Zendikarの未訳記事の情報追加
- 随時
- 各セットページからの開発コラムへのリンク
- デッドリンクの修正
- ルール項の更新
- カード個別評価
The Great Designer Search 3
全カードと総評までは追加したい
https://twitter.com/mtgjp/status/1687906720734224384
唱える/Castは、キーワード処理の1つ。呪文を使うときに行われる処理である。
定義
呪文を唱えるとは、やがて解決されてその効果が発生するよう、その呪文を現在ある場所からスタックに置き、コストを支払うことを意味する。呪文を唱えるためには、以下の一連の手順を踏む必要がある。手順はおおまかに’’’呪文の提示(1-5)とコストの支払いにわかれる。手順を完了できない場合、それは不正な処理として巻き戻される。
- 呪文を唱えることを宣言し、カードを元ある領域からスタックの一番上に乗せる。
- モードや代替コストや追加コスト、マナ・コストにXの値など、その呪文を唱える際に必要な選択を宣言する。
- 対象の数を宣言したのち、対象を宣言する。
- 対象への割り振りがある場合は、それをどう割り振るかを宣言する。
- ここまでの宣言や選択を考慮し、呪文が適正に唱えられるかどうか判定する。不正であった場合は唱えることを宣言する直前まで巻き戻される。
- 総コストが決定される。これ以降、総コストは固定される。
- 総コストにマナの支払いが含まれる場合、マナ能力を起動する機会を得る。
- すべてのコストを好きな順で支払う。
これらの手順を完了することで、呪文は唱えられたことになる。この条件で誘発する能力はその時点で誘発する。
解説
1.呪文をスタックに置く
呪文を唱えることを提示する場合、プレイヤーはまずそのカード(あるいはそのカードのコピー)を元の領域からスタックへと動かす。それはスタックの一番上にあるオブジェクトとなる。プレイヤーは、ルールや効果によって唱えることが認められていない限り、呪文を唱え始めることはできない。通常、いつ、どこから呪文を唱えられるかはカード・タイプごとにルールによって許可されているが、ルールや効果によってそれが拡張されることがある(#唱える領域やタイミングの拡張)。あるいはルールや効果によって呪文を唱えることが制限されることもある(#呪文を唱えることの制限)。分割カードや当事者カードなど唱える際に特性を選択する必要がある場合、それはカードをスタックに移動させる前に選択する(#代替の特性があるカードの扱い)。
- インスタントは、優先権を持っていれば手札から唱えることができる。
- ソーサリー、クリーチャー、アーティファクト、エンチャント、プレインズウォーカー、バトルは、優先権を持っており、自分のメイン・フェイズで、スタックが空の間に手札から唱えることができる。
- 土地は他のカード・タイプを持っていても、呪文として唱えることはできない(CR:300.2a)。例として、ドライアドの東屋/Dryad Arborはマナ・コストを支払うことなく唱える効果でも唱えることはできない。
2.呪文の選択を行う
対象と割り振り以外の、呪文を唱えるときに行う選択を行う。逆にここに書かれていない項目は、すべて解決時に行う選択である。
- モードを持つ呪文の場合、プレイヤーはモードの選択を行う。
- プレイヤーがその呪文に他のカードを連繋したい場合、そのカードを手札から公開する。
- そのカードがバイバックやキッカーといった選択式の追加コストや、フラッシュバックやマッドネスなど代替コストを持っている場合、、プレイヤーはそのコストのうちどれを払うかを宣言する(CR:601.2f)。単一の呪文に対し、複数の代替法で唱えたり、あるいは代替コストを支払ったりすることはできない。
- マナ・コストに含まれる{X}など、その呪文が、唱える間に支払う可変のコストを持つ場合、プレイヤーはその値を宣言する。その数字が、そのプレイヤーが後でその呪文の宣言中あるいは解決中に行う選択によってその呪文の文章中で定義されている場合、プレイヤーはその選択をこの時点で行う。
- その呪文を唱える間に支払うコストに混成マナ・シンボルが含まれている場合、プレイヤーは混成でないマナでどう支払うかを宣言する。
- その呪文を唱える間に支払うコストにファイレクシア・マナが含まれている場合、プレイヤーはそれらの各シンボルごとに2点のライフを支払うかその色のマナを支払うかを宣言する。
これらの宣言は順番は決まっているものの、後の選択次第で前の選択肢が増えるなら適用してもよいなど例外があるのでそこまで気にする必要は無い(CR:601.4)。
- 豊穣の碑文/Inscription of Abundanceは、キッカーとモードを持つ呪文で、「以下から1つを選ぶ。この呪文がキッカーされていたなら、代わりに以下から望む数だけ選ぶ。」と書かれている。この呪文で選んだモードを宣言するとき、キッカー・コストの支払いの選択は宣言の手順上それよりも後であるが、コントローラーは望む数のモードを選び、後でキッカー・コストを支払うことを選択することができる。
- 道具箱、ヘンジー・トーリ/Henzie "Toolbox" Torreは、「マナ総量が4以上でありあなたが唱えるすべてのクリーチャー呪文は奇襲を持つ。奇襲コストはそれのマナ・コストに等しい。」という能力を持つ。クラキリン/Krakilinはマナ・コストが(X)(緑)(緑)の呪文で、代替コストの選択時点ではマナ総量2の呪文であるが、Xを2以上にするならマナ総量が4以上になるので、奇襲の代替コストを支払うことを選択してもよい。
3.対象を選ぶ
プレイヤーは、その呪文の求める対象それぞれについて、適正なプレイヤーやオブジェクトを選んで宣言する。詳しいルールは対象のページも参照のこと。
単に「1つを対象とする。」などと性質が書かれてない場合、その適正な対象はプレイヤーかクリーチャーかプレインズウォーカーかバトルである(任意の対象)。
「クリーチャー最大2体を対象とする。」など呪文が可変の対象を取っていた場合、プレイヤーはその数を宣言し対象を選ぶ。0を選ぶのも適正である。
「クリーチャー2体を対象とする。」など同じ「対象/Target」の語で示される中で同じ対象を複数回選ぶことはできない。「クリーチャー1体を対象とし、クリーチャー1体を対象とする。」などと書かれている場合は、同じクリーチャーを対象に選んでもよい。
スタック上の呪文は、それ自身を対象に選ぶことはできない。
対象として適正であれば、解決時に効果が発揮されないとしても対象として選ぶことができる。
- 例1:「この呪文は打ち消されない。」という能力を持つ呪文に対して打ち消し呪文を唱えてもよい。
- 例2:「クリーチャー1体を対象とし、それをタップする。」という呪文を、タップ状態のクリーチャーに対して唱えてもよい。
4.割り振りを選ぶ
呪文が対象を選び、その対象にダメージやカウンターを割り振る場合、それをどのように割り振るのか選ぶ。対象に選ばれたプレイヤーやオブジェクトそれぞれが最低限それを1つは受けるように、量と分割の仕方を選ぶ。
- 割り振るダメージやカウンターよりも多く対象の数を選んでいた場合などは、適正に選べるよう処理を巻き戻すこと。
5.呪文の提示
ゲームは提示された呪文が適正に唱えられるかどうかを見る。提示された呪文が不正だった場合、ゲームはその呪文を唱えることが提示される直前の瞬間に戻る。
具体的にはある方法で唱えるなら必要な追加コストや代替コストを支払わないことを選んだり、特定の性質の呪文を唱えてもよい効果を利用し、唱える際の選択でその特定の性質でなくなったりする場合がある。
- 総くずれ/Routは「あなたが総くずれを唱えるためにさらに(2)を支払うなら、あなたは総くずれを、瞬速を持っているかのように唱えてもよい。」を持つ。あなたはインスタント・タイミングで総くずれを唱え始めたが、追加コストを支払うことを選ばなかった。その呪文の提示は不正となる。
- 夢の巣のルールス/Lurrus of the Dream-Denは「あなたの各ターンの間、あなたはあなたの墓地からマナ総量が2以下のパーマネント呪文を1つ唱えてもよい。」という能力を持つ。あなたはこの効果でマナ・コストが(X)の石とぐろの海蛇/Stonecoil Serpentを墓地から唱えることを宣言した。唱え始める時点では石とぐろの海蛇のマナ総量は0なので適正だが、Xを3以上に指定すると「マナ総量が2以下のパーマネント呪文」ではなくなるため、その呪文の提示は不正となる。
この段階で適正な呪文だと判断されたなら、その呪文のコストを決定して支払う間や、呪文や唱えられたあとに、ルールや効果がその呪文を唱えることを不正なものにしても関係ない。(CR:601.5)。
- クルフィックスの預言者/Prophet of Kruphixは「あなたはクリーチャー呪文を、それが瞬速を持っているかのように唱えてもよい。」という能力を持つ。あなたはインスタント・タイミングでクリーチャー呪文を唱え始め、呪文の提示が終わった後、#7.マナ能力の使用でアシュノッドの供犠台/Ashnod's Altarでクルフィックスの預言者を生け贄に捧げてしまった。しかし、そのクリーチャー呪文が不正となることはない。
6.総コストの決定
プレイヤーはその呪文の総コストを決定する。通常は総コスト=マナ・コストである。追加コストや代替コストを持つ呪文や、支払うべきコストを増減させる効果、あるいは他の代替コストを使えるようにする効果も存在する。コストには、マナの支払い、パーマネントのタップ、パーマネントの生け贄、手札のカードを捨てる、などが含まれる。総コストとは、マナ・コストまたは代替コスト(rule 601.2b で決定したもの)に、すべての追加コストやコストの増加分を加え、コストの減少分を引いたものである。複数のコスト減少が適用される場合、そのプレイヤーは任意の順番でそれらを適用する。コストの増減を計算した結果として総コストのマナ部分がなくなった場合、それは{0}として扱う。{0}未満に減少することはない。この計算後、総コストを直接変更する効果が適用され、総コストが「固定」される。この後で効果が総コストを変更しようとしても、何の効果もない。
唱える領域やタイミングの拡張
ルールや効果によって、インスタントや瞬速を持たない呪文でも瞬速を持つかのように唱えることができたり、手札以外の領域から呪文を唱えたり、優先権が無い呪文や能力の解決中に呪文を唱えることを許可されたりする。
大別して3つの種類に分けることができる。
- 呪文を唱えることを許可する、あるいは許可する能力を与える常在型能力による継続的効果。
- 呪文や起動型能力や誘発型能力の解決で発生する、定められた期間に呪文を唱えることを許可する継続的効果
- 呪文や起動型能力や誘発型能力の解決中に呪文を唱えるよう指示する効果
1.は瞬速、フラッシュバックなど、他のカードを唱えさせる効果はクルフィックスの狩猟者、未来予知、溺神の信奉者、リーアなどがあたる。 2.は衝動的ドロー、ヨーグモスの意志/Yawgmoth's Will、風への放流/Release to the Windや豪華の王、ゴンティ/Gonti, Lord of Luxuryのように、半永久的な期間を持つ効果もある。 3.はマッドネスや続唱など
- キーワード能力の瞬速を持つカードは、インスタントでなくても優先権を持っていれば唱えることができる。
- キーワード能力のフラッシュバックや回顧などは、カードを手札ではなく墓地から唱えることを許可する。
- キーワード能力のマッドネスや続唱他、一部の呪文や能力はその解決中に呪文を唱えるよう指示する(CR:608.2g)。それらの呪文はスタックで解決中の呪文や能力の上に置かれ、#定義に従って通常と同じように唱えられる。ただし、唱え終わった後にプレイヤーが優先権を得ることはない。唱え終わった後は、現在解決中の呪文や能力の解決を続ける。ここに、これと同様に他の呪文を唱えることが含まれることもありうる。通常、解決中にはそれ以外の呪文を唱えたり能力を起動したりはできない。
- 「唱えてもよい」と書かれた効果でも、それが未来予知/Future Sightのように常在型能力によるものであったり、「このターン」「このカードが追放されている限り」など期間が設けられているなら、それは呪文や能力の解決中に唱えることを指示しているわけではない。それらは通常のカード・タイプによる許可に従って唱える必要がある。
呪文を唱えることの制限
マジックの黄金律により、「できない」は「できる」に勝つ。ルールや効果が呪文を唱えることを「できない」としているなら、呪文を唱える事を許可するルールや効果があっても唱えることは出来ない。ただし、特定の性質を持つ呪文を唱えることが効果によって禁止されている場合でも、その呪文を示している間にその性質を変える選択ができ、それにより唱えることが禁止されなくなるなら、唱え始めることができる(CR:601.3a)。
- 例:時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Ravelerは「各対戦相手はそれぞれ、自分がソーサリーを唱えられるときにのみ呪文を唱えられる。」という能力を持つ。対戦相手は、カードが瞬速を持っていてもそれをソーサリーを唱えられる時にしか唱えることができない。また雷電支配/Electrodominanceなどによって解決中に呪文を唱えるよう許可されても、それを唱えることはできない。
- 例:虚空の選別者/Void Winnowerは「あなたの対戦相手はマナ総量が偶数の呪文を唱えられない。」という能力を持つ。その場合でも、対戦相手はマナ・コストが(X)(R)(R)でありマナ総量が2であるとどろく雷鳴/Rolling Thunderを唱え始めることができる。これはXの値の選択によっては、その呪文のマナ総量が奇数に変わることがありうるからである。マナ総量が偶数になるような選択をしたなら、不正な呪文の提示として巻き戻される。
「瞬速を持っているかのように」の扱い
カードによっては、その呪文を提示しなければ瞬速を持っているのかのように唱える事が出来るか分からないものがある。それらは例外として唱え始めることができる。呪文を提示し終えた後に適正な選択をしなかったら、不正な呪文として巻き戻される。
- 特定の性質を持つ呪文を瞬速を持つかのように唱えることが効果によって認められている場合、呪文を示している間にその呪文の性質を変える選択ができ、それにより効果が適用されるようになるなら、その呪文を瞬速を持つかのように唱え始めることができる(CR:601.3b)。
- このルールは元々授与とシガルダの助け/Sigarda's Aidとの相互作用のために制定されたが、授与のルール変更によって該当する組み合わせは存在しなくなった。総合ルールの例示は古いルールのままなので注意。
- プレイヤーが代替コストや追加コストを支払った場合に瞬速を持つかのように呪文を唱えることが効果によって認められている場合、瞬速を持つかのように唱え始めることができる(CR:601.3c)。
- 例:総くずれ/Routは、瞬速を持つかのように唱え始めることができる。これは、総くずれの効果が、追加コストを支払えば瞬速を持つかのように唱えることを認めているからである。
- 呪文が特定の条件を満たした時にのみ瞬速を持つ場合、その条件を満たしているなら瞬速を持つかのように唱え始めることができる(CR:601.3d)。
- 例:粉砕する潮流/Crashing Tideは、マーフォークをコントロールしているなら瞬速を持つかのように唱え始めることができる。
代替の特性があるカードの扱い
カードの中には、それを唱える際に本来の特性とは別の特性(代替の特性)/Alternative characteristicで唱える、あるいは別の特性で唱えることを選択できるものがある。具体的には、分割カード、変異を持つカード、授与を持つカード、一部の変身する両面カード(降霊や見た目以上のもの等)、モードを持つ両面カード、当事者カード、試作カードがある。
それらの呪文を唱えることが適正かどうかは、その別の特性を見て判断される。そのオブジェクトがそれらの特性を持つようになった場合に適用される継続的効果も考慮される(CR:601.3e)。
- 例:ガラクの大軍/Garruk's Hordeは「あなたのライブラリーの一番上からクリーチャー呪文を唱えてもよい。」という能力を持つ。あなたのライブラリーの一番上のカードが変異を持っていてクリーチャーでないカードである場合、あなたは変異能力を用いてクリーチャーとしてそれを唱えてもよい(CR:708.4)。
- 例:イゼットの模範、メーレク/Melek, Izzet Paragonは「あなたは、あなたのライブラリーの一番上からインスタント呪文とソーサリー呪文を唱えてもよい。」という能力を持つ。あなたのライブラリーの一番上にあるカードが当事者カードの巨人落とし/Giant Killerだった場合、あなたはそれを巨人落としとして唱えることはできないが、インスタントである切り落とし/Chop Downとして唱えることはできる。
- 例:溺神の信奉者、リーア/Lier, Disciple of the Drownedは「あなたの墓地にありインスタントやソーサリーであるすべてのカードはフラッシュバックを持つ。そのフラッシュバック・コストは、そのカードのマナ・コストに等しい。」を持つ。あなたの墓地に巨人落としがある場合、あなたはそれを巨人落としとして唱えることはできないが、切り落としとして唱える場合はリーアの継続的効果によりフラッシュバックを持つので、唱えることができる。
- 例:至高の者、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, Supremeは「あなたの墓地にありちょうど2色でありインスタントやソーサリーであるすべてのカードは再活を持つ。」という能力を持つ。あなたの墓地に火+氷/Fire+Iceがある場合、それは唱える際に単色になるためニヴ=ミゼットの継続的効果を適用することができないため再活を持たず、唱えることはできない。墓地に罪+罰/Crime+Punishmentがある場合、それは唱える際にちょうど2色になるためニヴ=ミゼットの継続的効果を適用でき、再活を持つ呪文として唱えることができる。
その他のルール
- 基本セット2010で制定されたキーワード処理。Castという概念は、リミテッド・エディションから存在したものの、第6版で土地と同じくプレイに統合されたため、長年の間廃語となっていた。なお、その時の日本語訳は「かける」であった。第6版ルールでは土地のプレイ、起動型能力の起動を含めてすべて「プレイ」と呼んでいた。
- 追放領域にある裏向きのカードの中から特定の性質を持つ呪文を唱えることを許可する効果が存在する。プレイヤーは、追放領域にあるその裏向きのカードを見ることができる場合にのみ、その種の呪文を唱え始めることができる(CR:601.3f)。
- 例:情け無用のケイヤ/Kaya the Inexorableの与える紋章は、あなたが表面を見ることのできない裏向きで追放されているカードを唱えることはできない。
- 必要なコストが支払える限り、1ターンに唱えることができる呪文の数にルール上の制限はない。
- たとえその呪文の解決時に効果が発揮されないことになるとしても、適切な対象を取りコストを支払えるなら、呪文を唱えることはルール上適正である。
- 例:「クリーチャー1体を対象とし、それをタップする。」という効果を持つ圧点/Pressure Pointを既にタップ状態のクリーチャーに唱えてもよいし、「プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを2枚捨てる。」という効果を持つ精神腐敗/Mind Rotを手札が1枚以下の対戦相手に唱えてもよい。
- 呪文を唱える一連の手順の間に優先権は発生せず、どのプレイヤーも呪文を唱えたり能力を起動したりすることはできない。ただし、マナ能力に限り#定義の手順6で唱えるプレイヤーのみが起動できる。
- CR601.2の手順を踏まずにスタックや戦場に置かれたものは「唱えられた」とは言わない。
- 例:浄火明神/Myojin of Cleansing Fireは、手札から唱えられることで機能する常在型能力を持つ。これを歯と爪/Tooth and Nailなどの効果で手札から戦場に直接出した場合は、「唱えられた」とはみなされない。結果、能力は機能せず、神性カウンターは置かれない。
- 例:ミラーリ/Mirariのように、呪文のコピーを直接スタックに置く効果がある。この場合は、呪文を唱えられたとはみなされない。ストーム能力がこれを数えることも無い。
- 「カードを唱える」は、そのカードを呪文として唱えることである。
ルールの変遷
ある呪文が唱え始めることができるかの判定について、何度かルールが変更されている。
- マジック2010で制定された当時は「601.5. プレイヤーは、唱えることが禁止されている呪文を唱え始めることはできない。」によって唱え始める前(上記定義の1の前)にのみチェックしていた。裏向きの呪文のみ例外がかけられていた。
- テーロスで唱えている間にカード・タイプが変りうる授与が登場したことによりその扱いに問題が生じた。そのため2015年7月の総合ルール更新で旧601.5を廃止し、呪文を唱えることが適正かどうかを現在の#定義の手順5のみでチェックするように変更された[1]。
- だがこれにより、例えば「対戦相手のライブラリーの上から4枚目を唱える宣言をしてスタックに置き内容を確認する(その後、唱えることが不可能なので巻き戻される)」といった行動も許容することになってしまった。そこで、2015年10月に、プレイヤーは適正な方法に従って呪文を唱え始めなければならないが「その呪文を示している間の情報に基づいて唱えられなくする効果」は無視できる(それは手順5の段階でのみチェックされる)というルールに変更された[2]。
- 追加コストを支払うことで瞬速を持つかのように唱えられる呪文や、シガルダの助け/Sigarda's Aidの下で授与を適用して唱える場合など、実際に唱えられるかどうかは唱え始めた後に適正になる場合の矛盾を解消するために2016年7月に現在のCR:601.3が追加された[3]。
- イクサランの束縛/Ixalan's Bindingと不死身、スクイー/Squee, the Immortalがスタンダードで同居したことで、イクサランの束縛と追放領域から唱えられるカードとの相互作用とその裁定が話題になった。イクサランの束縛でスクイーを追放しても、イクサランの束縛の効果は「その呪文を示している間の情報に基づいて唱えられなくする効果」なので唱え始めることができ、スクイーが追放領域からスタックに移動するため手順5のチェックでイクサランの束縛の唱えられなくする能力の適用外になる。これは奇妙で直感に反し、ルール的に意図したものでも無かったため、2018年6月に改めて「ルールや効果によって唱えることが認められていない限り、呪文を唱え始めることはできない。」とした上で601.3でそれを回避できる条件を明記するルールとなり、スクイーはこの例外に当てはまらないため唱えられなくなった[4]。
その他
脚注
- ↑ Magic Origins Update Bulletin—Comprehensive Rules Change(Internet Archive)(Daily MTG 2015年7月16日)
- ↑ Battle for Zendikar Update Bulletin—Comprehensive Rules Changes(Internet Archive)(Daily MTG 2015年10月9日)
- ↑ Eldritch Moon Update Bulletin—Comprehensive Rules Changes(Internet Archive)(Daily MTG 2016年7月28日)
- ↑ Core Set 2019 Comprehensive Rules Changes(Internet Archive)(Daily MTG 2018年7月6日) - 特殊セット発売時の総合ルール更新は記事にされないため基本セット2019発売に合わせた発表になっている
参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 7 その他のルール
引用:総合ルール 20231117.0
- 6 呪文、能力、効果
- 601 呪文を唱えること
- 601.1 かつて、呪文を唱えること、あるいはカードを呪文として唱えることを、その呪文やカードを「プレイする/playing」と表記していた。そのように記載されているカードは、オラクルで訂正され、呪文やカードを「唱える/casting」となっている。
- 601.2 呪文を唱えるとは、やがて解決されてその効果が発生するよう、それを現在ある場所(通常は手札)から取り、スタックに積み、コストを支払うことである。呪文を唱える、という中には、その呪文の提示(rule 601.2a-d)と、コストの決定と支払い(rule 601.2f-h)が含まれる。呪文を唱えることは、以下の順番で以下の手順を踏む。プレイヤーがこの手順を始めるには、その呪文を適正に唱えられる必要がある(rule 601.3 参照)。下記に列記されている手順の実行中にその手順で必要なことができなかったら、その呪文を唱えることは不正である。ゲームはその呪文が提示される直前の瞬間まで巻き戻される(rule 728〔不正な処理の扱い〕参照)。
- 601.2a 呪文を唱えることを提示する場合、プレイヤーはまずそのカード(あるいはそのカードのコピー)を元の領域からスタックへと動かす。それはスタックの一番上にあるオブジェクトとなる。これはそのカード(あるいはそのカードのコピー)のすべての特性を持ち、そのプレイヤーがそのコントローラーとなる。あなたがその呪文を唱え始めるに際してその特性を修整する継続的効果は、それがスタックに置かれるに際して始まる(rule 611.2f 参照)。呪文は、解決されるか打ち消されるか、あるいはルールや効果によって他の領域に動かされるまでスタックにとどまる。
- 601.2b 呪文がモードを持つ場合、プレイヤーはモードの選択を宣言する(rule 700.2 参照)。プレイヤーがその呪文に他のカードを連繋(rule 702.47 参照)したい場合、そのカードを手札から公開する。その呪文が、バイバックやキッカーと言った、代替コストや追加コスト(rule 118.8、rule 118.9 参照)を持っている場合、プレイヤーはそのコストのうちどれを払うかを宣言する(rule 601.2f 参照)。単一の呪文に対し、複数の代替法で唱えたり、あるいは代替コストを支払ったりすることはできない。その呪文が、唱える間に支払う可変のコスト(マナ・コストに含まれる{X}など。rule 107.3 参照)を持つ場合、プレイヤーはその値を宣言する。その数字が、そのプレイヤーが後でその呪文の宣言中あるいは解決中に行う選択によってその呪文の文章中で定義されている場合、プレイヤーはその選択をこの時点で行う。その呪文を唱える間に支払うコストに混成マナ・シンボルが含まれている場合、プレイヤーは混成でないマナでどう支払うかを宣言する。その呪文を唱える間に支払うコストにファイレクシア・マナが含まれている場合、プレイヤーはそれらの各シンボルごとに2点のライフを支払うかその色のマナを支払うかを宣言する。前段階での選択(墓地からフラッシュバックで呪文を唱えることを選んだ、変異つきクリーチャーを裏向きに唱えることを選んだなど)は、それ以降の選択を制約する。
- 601.2c プレイヤーは、その呪文の求める対象それぞれについて、適正なプレイヤーやオブジェクトを選んで宣言する。代替コストや追加コスト(キッカー・コストなど)を支払ったとき、あるいは特定のモードを選んだときにのみ対象を取りうる呪文は、それ以外の場合には対象を取りえないものとして唱えられる。同様に、代替コストや追加コストが選択された場合にだけ他の対象を取りえることがある。呪文が可変の数の対象を取る場合、プレイヤーは対象を宣言する前にいくつの対象を取るのかを宣言する。対象の数が、呪文の文章によって定められていることがある。呪文の定める対象の数が決定されたら、その対象の数を決定するために参照された情報が変わったとしても、その数は変わらない。同じ「target」の語で示される中で(日本語版では、「[性質]N個」」「[性質]や[別の性質]のうちM個」としてまとめられている中で)、同じ対象を複数回選ぶことはできない。複数の対象群がある場合、同一のプレイヤーやオブジェクトを(条件を満たしているなら)それぞれで1回ずつ対象に取ることができる。あるオブジェクトやプレイヤーが対象として選ばれなければならないという効果がある場合、対象を選ぶプレイヤーは、オブジェクトやプレイヤーを対象にできないとするルールや効果に反しない限りにおいて最大の数のその種の効果に従うように対象を選ぶ。選ばれたプレイヤーやオブジェクトはその呪文の対象となる。(それらが呪文の対象となったときに誘発する能力はこの時点で誘発する。この呪文が唱えられ終わるまで、その能力はスタックには積まれない。)
- 601.2d 呪文によって、プレイヤーが1つ以上の対象を含む複数のオブジェクトやプレイヤーにダメージやカウンターなどの効果を分割したり分配したりするとき、そのプレイヤーは、選ばれたプレイヤーやオブジェクトそれぞれが最低限それを1つは受けるように、量と分割の仕方を選ぶ。
- 601.2e ゲームは提示された呪文が適正に唱えられるかどうかを見る。提示された呪文が不正だった場合、ゲームはその呪文を唱えることが提示される直前の瞬間に戻る(rule 728〔不正な処理の扱い〕参照)。
- 601.2f プレイヤーはその呪文の総コストを決定する。通常、そのマナ・コストだけである。追加コストや代替コストを持つ呪文や、支払うべきコストを増減させる効果、あるいは他の代替コストを使えるようにする効果も存在する。コストには、マナの支払い、パーマネントのタップ、パーマネントの生け贄、手札のカードを捨てる、などが含まれる。総コストとは、マナ・コストまたは代替コスト(rule 601.2b で決定したもの)に、すべての追加コストやコストの増加分を加え、コストの減少分を引いたものである。複数のコスト減少が適用される場合、そのプレイヤーは任意の順番でそれらを適用する。コストの増減を計算した結果として総コストのマナ部分がなくなった場合、それは{0}として扱う。{0}未満に減少することはない。この計算後、総コストを直接変更する効果が適用され、総コストが「固定」される。この後で効果が総コストを変更しようとしても、何の効果もない。
- 601.2g 総コストの中にマナの支払いが含まれる場合、そのプレイヤーはマナ能力を起動する機会(rule 605〔マナ能力〕参照)を得る。マナ能力はコストを支払う前に起動する必要がある。
- 601.2h プレイヤーはその総コストを支払う。まず、無作為の要素やライブラリーから公開領域にオブジェクトを動かすことを含まないすべてのコストを任意の順で支払う。その後、残りのすべてのコストを任意の順で支払う。一部分だけ支払うことは許されない。それらのうち支払うことのできないものを支払うことは選べない。
- 601.2i rule 601.2a-h で示された手順が完了したら、その呪文が唱えられるに際してその呪文の特性を変更する効果が適用される。その後、その呪文は唱えられたことになる。呪文が唱えられたこと、あるいはスタックに積まれたことによる誘発型能力は、この時点で誘発する。その呪文のコントローラーがそれを唱える前に優先権を持っていた場合、そのプレイヤーは優先権を得る。
- 601.3 プレイヤーは、ルールや効果によって唱えることが認められていない限り、呪文を唱え始めることはできない。呪文を提示し終わったあとで唱えることが認められなくなった場合、その呪文を唱えることは不正であり、ゲームはその呪文を唱えることを提示する直前の瞬間に戻る(rule 728〔不正な処理の扱い〕参照)。
- 601.3a 効果によって特定の性質を持つ呪文を唱えることが禁止されている場合も、プレイヤーが呪文を提示している間に行われる選択によってその呪文の性質が変わり、その効果が適用されなくなるなら、そのプレイヤーはその効果を無視してその呪文を唱え始めてもよい。
- 601.3b 効果によって特定の性質を持つ呪文を瞬速を持つかのように 唱えることが認められている場合、そのプレイヤーは、その呪文の性質を変えうるような選択をその呪文を提示している間にすることを考えてもよい。それらの選択によって、その効果が適用されるようになるなら、そのプレイヤーはそれが瞬速を持つかのようにその呪文を唱え始めてもよい。
- 601.3c 効果によって、プレイヤーが代替コストや追加コストを支払った場合に呪文を瞬速を持つかのように 唱えることが認められている場合、そのプレイヤーはその呪文が瞬速を持つかのように 唱え始めることができる。
- 601.3d 呪文が特定の条件を満たした時にのみ瞬速を持つ場合、その条件を満たしているなら、そのコントローラーは瞬速を持つかのように 唱え始めることができる。
- 601.3e ルールや効果が、カードやカードのコピーを唱えるのが適正かどうかを判断するのに代替の特性群あるいは特性群の一部だけを参照することがある。その判断のためには、代替の特性でそのオブジェクトの特性を置き換える。そのオブジェクトがそれらの特性を持つようになった場合に適用される継続的効果も考慮される。
- 601.3f 効果の中に、プレイヤーが追放 領域にある裏向きのカードの中から特定の性質を持つ呪文を唱えられるようにするものがある。プレイヤーは、追放 領域にあるその裏向きのカードを見ることができる場合にのみその種の呪文を唱え始めることができる。
- 601.4 rule 601.2bにあるモード、代替コスト、追加コストの選択の宣言中に、そのルールの指示に従うと後で行なわれることになる他の選択によって可能になる選択肢がある場合がある。その場合、その呪文のコントローラーはその段階でそれらの選択がされると考えてもよい。それらの選択によって特定のモードや代替コストや追加コストが選べるようになるなら、選んでもよい。
- 601.5 プレイヤーが、呪文の提示が終わったあとでその呪文を唱えることができない場合(rule 601.2a-d 参照)、その呪文を唱えることは不正であり、ゲームはその呪文を唱えることが提示される前の瞬間まで巻き戻る(rule 728〔不正な処理の扱い〕参照)。その呪文のコストを決定して支払う間(rule 601.2f-h 参照)や、呪文や唱えられたあとに、ルールや効果がその呪文を唱えることを不正なものにしても関係ない。
- 601.6 呪文の中には、唱えるときに通常そのコントローラーが行うこと、つまりモードや対象の選択などを、そのコントローラーの対戦相手に行うように指定するものがある。こういった場合、対戦相手はその呪文のコントローラーが通常行うのと同じタイミングでその選択を行う。
- 601.7 コストを変える呪文を唱えても、既にスタックにある呪文や能力には影響しない。
- 601 呪文を唱えること
|1||4代目ドクター/The Fourth Doctor
|1||サラ・ジェーン・スミス/Sarah Jane Smith
|1||ロマーナ II/Romana II
|1||ジョー・グラント/Jo Grant
|1||ティーガン・ジョヴァンカ/Tegan Jovanka
|1||バーバラ・ライト/Barbara Wright
|1||イアン・チェスタトン/Ian Chesterton
|1||ペリ・ブラウン/Peri Brown
|1||善悪の葛藤/Crisis of Conscience
|1||アンドロザーニの洞窟/The Caves of Androzani
|1||ウォー・ゲームズ/The War Games
|1||タイムロードの審判/Trial of a Time Lord
|1||ドクター前夜/The Night of the Doctor
|1||永遠渡り/Traverse Eternity
|1||K-9 マークI型/K-9, Mark I
|1||数学の天才、アドリック/Adric, Mathematical Genius
|1||トラケンのニッサ/Nyssa of Traken
|1||極性を反転せよ/Reverse the Polarity
|1||500年日記/Five Hundred Year Diary
|1||地球外から来た子供/An Unearthly Child
|1||サバティームの戦士、リーラ/Leela, Sevateem Warrior
|1||恐れなき反逆者、エース/Ace, Fearless Rebel
|1||スーザン・フォアマン/Susan Foreman
|1||5人のドクター/The Five Doctors
|1||ジェイミー・マククリンモン/Jamie McCrimmon
|1||シー・デビル/The Sea Devils
|1||死の都/City of Death
|1||ギャリフレイは生き続ける/Gallifrey Stands
|1||アリステア准将/Alistair, the Brigadier
|1||初代ドクター/The First Doctor
|1||2代目ドクター/The Second Doctor
|1||3代目ドクター/The Third Doctor
|1||5代目ドクター/The Fifth Doctor
|1||6代目ドクター/The Sixth Doctor
|1||7代目ドクター/The Seventh Doctor
|1||8代目ドクター/The Eighth Doctor
|1||メノプトラの指導者、ヴレスティン/Vrestin, Menoptra Leader
|1||ジョン・ベントン伍長/Sergeant John Benton
|1||フェンリックの呪い/The Curse of Fenric
|1||私立探偵、ダッガン/Duggan, Private Detective
|1||ドクターのロードスター、ベッシー/Bessie, the Doctor's Roadster
|1||エースの野球バット/Ace's Baseball Bat
|1||ギャリフレイ評議堂/Gallifrey Council Chamber
|1||運命の日/Day of Destiny
|1||英雄的介入/Heroic Intervention
|1||時の一掃/Time Wipe
|1||英雄の演壇/Heroes' Podium
|1||トレンザロアの時計塔/Trenzalore Clocktower
|1||ある日のことごと/Twice Upon a Time
|1||港町/Port Town
|1||風変わりな果樹園/Exotic Orchard
|1||啓蒙の神殿/Temple of Enlightenment
|1||要塞化した村/Fortified Village
|1||大草原の川/Prairie Stream
|1||梢の眺望/Canopy Vista
|1||サングラスの大草原/Sungrass Prairie
|1||豊潤の神殿/Temple of Plenty
|1||灌漑農地/Irrigated Farmland
|1||神秘の神殿/Temple of Mystery
|1||蔦明の交錯/Vineglimmer Snarl
|1||まばらな木立ち/Scattered Groves
|1||天界の列柱/Celestial Colonnade
|1||さびれた浜/Deserted Beach
|1||氷河の城砦/Glacial Fortress
|1||地平線の梢/Horizon Canopy
|1||草茂る農地/Overgrown Farmland
|1||冠水樹林帯/Waterlogged Grove
|1||夢根の滝/Dreamroot Cascade
|1||広漠なるスカイクラウド/Skycloud Expanse
|1||別世界への追放/Banish to Another Universe
|1||タイムロードの再生/Time Lord Regeneration
|1||転置された恐竜/Displaced Dinosaurs
|1||ソニック・ドライバー/Sonic Screwdriver
|1||ターディス/TARDIS
|1||剣を鍬に/Swords to Plowshares
|1||流刑への道/Path to Exile
|1||塵への帰結/Return to Dust
|1||探検/Explore
|1||三顧の礼/Three Visits
|1||秘儀の印鑑/Arcane Signet
|1||太陽の指輪/Sol Ring
|1||団結のタリスマン/Talisman of Unity
|1||英雄の刃/Hero's Blade
|1||発展のタリスマン/Talisman of Progress
|1||思考の器/Thought Vessel
|1||精神石/Mind Stone
|1||興隆する島嶼/Thriving Isle
|1||興隆する木立/Thriving Grove
|1||興隆する荒野/Thriving Heath
|1||灰のやせ地/Ash Barrens
|1||海辺の城塞/Seaside Citadel
|1||統率の塔/Command Tower
|1||祖先の道/Path of Ancestry
2:《平地/Plains]]
2:《島/Island]]
3:《森/Forest]]
|1||10代目ドクター/The Tenth Doctor |1||ローズ・タイラー/Rose Tyler |1||ウィルフレッド・モット/Wilfred Mott |1||皆に命を!/Everybody Lives! |1||すべてが塵と化す/Everything Comes to Dust |1||4回のノック/Four Knocks |1||パンドリカ/The Pandorica |1||リヴァー・ソングの結婚式/The Wedding of River Song |1||アディポーズの子/Adipose Offspring |1||アストリッド・ペス/Astrid Peth |1||時の裂け目/Crack in Time |1||暖炉の少女/The Girl in the Fireplace |1||マーサ・ジョーンズ/Martha Jones |1||ナノジーンの変換/Nanogene Conversion |1||フレッシュの複製体/Flesh Duplicate |1||11番目の時間/The Eleventh Hour |1||歴史はすべて同時に起こっている/All of History, All at Once |1||ドナ・ノーブル/Donna Noble |1||エイミー・ポンド/Amy Pond |1||恍惚の美/Ecstatic Beauty |1||タイタニック号/RMS Titanic |1||臆病者/Coward 0:《殺人鬼/Killer]] |1||わかれ道/The Parting of the Ways |1||9代目ドクター/The Ninth Doctor |1||サリー・スパロウ/Sally Sparrow |1||人造アノマリー、ジェニー/Jenny, Generated Anomaly |1||ローリー・ウィリアムズ/Rory Williams |1||11代目ドクター/The Eleventh Doctor |1||ウォードクター/The War Doctor |1||再生の回復/Regenerations Restored |1||ターディスの魂、イドリス/Idris, Soul of the TARDIS |1||フェイス・オブ・ボー/The Face of Boe |1||全力で逃げろ/Run for Your Life |1||ドクターの日/The Day of the Doctor |1||ギャリフレイの陥落/Gallifrey Falls 0:《終止符を/No More]] |1||宇宙船内の恐竜/Dinosaurs on a Spaceship |1||ケイト・スチュワート/Kate Stewart |1||回転する暖炉/Rotating Fireplace |1||モメント/The Moment |1||トレンザロアの時計塔/Trenzalore Clocktower |1||命運の掌握/Grasp of Fate |1||告別/Farewell |1||時空からの退去/Out of Time |1||結婚指輪/Wedding Ring |1||鼓舞のリフレイン/Inspiring Refrain |1||予言により/As Foretold |1||自我破摧/Fractured Identity |1||港町/Port Town |1||凱旋の神殿/Temple of Triumph |1||風変わりな果樹園/Exotic Orchard |1||啓蒙の神殿/Temple of Enlightenment |1||大草原の川/Prairie Stream |1||灌漑農地/Irrigated Farmland |1||さびれた浜/Deserted Beach |1||氷河の城砦/Glacial Fortress |1||広漠なるスカイクラウド/Skycloud Expanse |1||天啓の神殿/Temple of Epiphany |1||凍沸の交錯/Frostboil Snarl |1||演劇の舞台/Thespian's Stage |1||怒静の交錯/Furycalm Snarl |1||作戦室/War Room |1||灼陽大峡谷/Sunbaked Canyon |1||日没の道/Sundown Pass |1||嵐削りの海岸/Stormcarved Coast |1||焦熱島嶼域/Fiery Islet |1||アトラクシの管理者/Atraxi Warden |1||不定的時間的/Wibbly-wobbly, Timey-wimey |1||タイムビートル/Time Beetle |1||スターホエール/Star Whale |1||神秘的な預言者/Sibylline Soothsayer |1||ジャドゥーンの執行者/Judoon Enforcers |1||サイキックペーパー/Psychic Paper |1||ターディス/TARDIS |1||ソニック・ドライバー/Sonic Screwdriver |1||秘儀の印鑑/Arcane Signet |1||太陽の指輪/Sol Ring |1||時計回し/Clockspinning |1||思考の器/Thought Vessel |1||精神石/Mind Stone |1||独創のタリスマン/Talisman of Creativity |1||稲妻のすね当て/Lightning Greaves |1||確信のタリスマン/Talisman of Conviction |1||進化する未開地/Evolving Wilds |1||統率の塔/Command Tower |1||祖先の道/Path of Ancestry |1||邪神の寺院/Temple of the False God |1||無限地帯/Myriad Landscape |1||興隆する絶壁/Thriving Bluff |1||神秘の僧院/Mystic Monastery |1||不吉な墓地/Ominous Cemetery |1||ならず者の道/Rogue's Passage 3:《平地/Plains]] 3:《島/Island]] 3:《山/Mountain]]
|1||13代目ドクター/The Thirteenth Doctor |1||ヤズミン・カーン/Yasmin Khan |1||ダニー・ピンク/Danny Pink |1||オペレーション・ダブル、オスグッド/Osgood, Operation Double |1||ある日のことごと/Twice Upon a Time |1||パイロットにする/Become the Pilot |1||量子ずれ/Quantum Misalignment |1||気立ての良いサイボーグ、ナードル/Nardole, Resourceful Cyborg |1||平面の敵/Flatline |1||ビル・ポッツ/Bill Potts |1||タイム・ボルテックスの中へ/Into the Time Vortex |1||ダン・ルイス/Dan Lewis |1||燃え盛るティラノサウルス/Flaming Tyrannosaurus |1||ライアン・シンクレア/Ryan Sinclair |1||過去へ帰還せよ/Return the Past |1||迫りくるフラックス/Impending Flux |1||フラックス/The Flux |1||カーンのシスターフッド/Sisterhood of Karn |1||グレアム・オブライエン/Graham O'Brien |1||義理堅いルパリ族、カルバニスタ/Karvanista, Loyal Lupari |1||フォートールドの兵士/The Foretold Soldier |1||ジャドゥーンの逃亡者/Fugitive of the Judoon |1||リヴァー・ソング/River Song |1||マダム・ヴァストラ/Madame Vastra |1||ジェニー・フリント/Jenny Flint |1||ソンターランの看護師、ストラックス/Strax, Sontaran Nurse |1||12代目ドクター/The Twelfth Doctor |1||逃亡ドクター/The Fugitive Doctor |1||不死者、ミー/Me, the Immortal |1||フロストフェアのチョウチンアンコウ/Frost Fair Lure Fish |1||月の雛/Lunar Hatchling |1||天国送り/Heaven Sent |1||最後の夜を一緒に/Last Night Together |1||リヴァー・ソングの日記/River Song's Diary |1||コンフェッション・ダイアル/Confession Dial |1||クララ・オズワルド/Clara Oswald |1||混沌のねじれ/Chaos Warp |1||呪われた鏡/Cursed Mirror |1||花の絨毯/Carpet of Flowers |1||夢根の滝/Dreamroot Cascade |1||神秘の神殿/Temple of Mystery |1||蔦明の交錯/Vineglimmer Snarl |1||冠水樹林帯/Waterlogged Grove |1||僻地の灯台/Desolate Lighthouse |1||落石の谷間/Rockfall Vale |1||根縛りの岩山/Rootbound Crag |1||奔放の神殿/Temple of Abandon |1||燃えがらの林間地/Cinder Glade |1||隠れた茂み/Sheltered Thicket |1||天啓の神殿/Temple of Epiphany |1||凍沸の交錯/Frostboil Snarl |1||嵐削りの海岸/Stormcarved Coast |1||焦熱島嶼域/Fiery Islet |1||獲物道/Game Trail |1||風変わりな果樹園/Exotic Orchard |1||ギャリフレイ評議堂/Gallifrey Council Chamber |1||サイキックペーパー/Psychic Paper |1||ターディス/TARDIS |1||ソニック・ドライバー/Sonic Screwdriver |1||ターディス発進/Start the TARDIS |1||光輝の高揚/Surge of Brilliance |1||火星の女王、イラクサ/Iraxxa, Empress of Mars |1||メモリーワーム/Memory Worm |1||減衰するタイムループ/Decaying Time Loop |1||ティジャリアンの立会人/Thijarian Witness |1||真実か報いか/Truth or Consequences |1||中はとても広い/Bigger on the Inside |1||倒壊と再建/Wreck and Rebuild |1||秘儀の印鑑/Arcane Signet |1||太陽の指輪/Sol Ring |1||思案/Ponder |1||熟慮/Think Twice |1||定業/Preordain |1||混沌の辛苦/Throes of Chaos |1||耕作/Cultivate |1||明日への探索/Search for Tomorrow |1||遥か見/Farseek |1||内にいる獣/Beast Within |1||成長のらせん/Growth Spiral |1||好奇のタリスマン/Talisman of Curiosity |1||衝動のタリスマン/Talisman of Impulse |1||ならず者の道/Rogue's Passage |1||開拓地の野営地/Frontier Bivouac |1||聖遺の塔/Reliquary Tower |1||無限地帯/Myriad Landscape |1||邪神の寺院/Temple of the False God |1||祖先の道/Path of Ancestry |1||統率の塔/Command Tower |1||不吉な墓地/Ominous Cemetery 4:《島/Island]] 3:《山/Mountain]] 4:《森/Forest]]
|1||ダーレクの創造主、ダヴロス/Davros, Dalek Creator |1||ミッシー/Missy |1||オートンの兵士/Auton Soldier |1||火星の水ゾンビ/The Flood of Mars |1||サイバーへの変換/Cyber Conversion |1||ファミリーの擬態/Hunted by The Family |1||ダーレクのドローン/Dalek Drone |1||ヴァシュタ・ナラーダ/Vashta Nerada |1||タイムリーパー/Time Reaper |1||終末の合流点/Doomsday Confluence |1||玩具職人の罠/The Toymaker's Trap |1||ヴィスラー・ターロー/Vislor Turlough |1||ダーレク族の誕生/Genesis of the Daleks |1||こうして終わりを迎える/This Is How It Ends |1||天国での死/Death in Heaven |1||消却/Delete |1||マーラによる誘惑/Ensnared by the Mara |1||月面着陸の日/Day of the Moon |1||増殖されし者、マスター/The Master, Multiplied |1||催眠術師、マスター/The Master, Mesmerist |1||戦時大統領、ラシロン/Rassilon, the War President |1||ギャリフレイの終焉、マスター/The Master, Gallifrey's End |1||ヴァリヤード/The Valeyard |1||嘆きの天使/Weeping Angel |1||不死皇、ビースト/The Beast, Deathless Prince |1||ラニ/The Rani |1||シコラックスの司令官/Sycorax Commander |1||サイバーコントローラー/The Cyber-Controller |1||スカロの集団/Cult of Skaro |1||皇帝ダーレク/The Dalek Emperor |1||孤高のサイバーマン、アシャド/Ashad, the Lone Cyberman |1||まばたき/Blink |1||再誕者、マスター/The Master, Formed Anew |1||サイバーマン軍団/Cybermen Squadron |1||サイバーシップ/Cybership |1||傷の反射/Wound Reflection |1||冒涜の行動/Blasphemous Act |1||真面目な身代わり/Solemn Simulacrum |1||鳴り響くドラム/The Sound of Drums |1||涙の川/River of Tears |1||凶兆の廃墟/Foreboding Ruins |1||シャドーブラッドの尾根/Shadowblood Ridge |1||燻る湿地/Smoldering Marsh |1||欺瞞の神殿/Temple of Deceit |1||詰まった河口/Choked Estuary |1||窪み渓谷/Sunken Hollow |1||ダークウォーターの地下墓地/Darkwater Catacombs |1||異臭の池/Fetid Pools |1||悪意の神殿/Temple of Malice |1||泥濘の峡谷/Canyon Slough |1||風変わりな果樹園/Exotic Orchard |1||天啓の神殿/Temple of Epiphany |1||凍沸の交錯/Frostboil Snarl |1||嵐削りの海岸/Stormcarved Coast |1||焦熱島嶼域/Fiery Islet |1||溶岩爪の辺境/Lavaclaw Reaches |1||難破船の湿地/Shipwreck Marsh |1||水没した地下墓地/Drowned Catacomb |1||憑依された峰/Haunted Ridge |1||竜髑髏の山頂/Dragonskull Summit |1||忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit |1||ギャリフレイ評議堂/Gallifrey Council Chamber |1||造反のサイレンス/Renegade Silent |1||ザイゴンの侵入者/Zygon Infiltrator |1||まばたきするな/Don't Blink |1||抹殺せよ!/Exterminate! |1||ダーレク軍団/Dalek Squadron |1||ソンターランの将軍/Sontaran General |1||大知性体の策謀/Great Intelligence's Plan |1||サイバーマンの巡回兵/Cyberman Patrol |1||サイバーマット/Cybermat |1||機械仕掛けのドロイド/Clockwork Droid |1||ミッドナイト・クルセイダー・シャトル/Midnight Crusader Shuttle |1||レーザー・スクリュードライバー/Laser Screwdriver |1||秘儀の印鑑/Arcane Signet |1||太陽の指輪/Sol Ring |1||思考の器/Thought Vessel |1||精神石/Mind Stone |1||稲妻のすね当て/Lightning Greaves |1||プロパガンダ/Propaganda |1||大群への給餌/Feed the Swarm |1||殺し/Snuff Out |1||統率者の宝球/Commander's Sphere |1||旅人のガラクタ/Wayfarer's Bauble |1||威圧のタリスマン/Talisman of Dominance |1||耽溺のタリスマン/Talisman of Indulgence |1||統率の塔/Command Tower |1||広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse |1||興隆する湿地帯/Thriving Moor |1||祖先の道/Path of Ancestry |1||邪神の寺院/Temple of the False God |1||聖遺の塔/Reliquary Tower |1||崩れゆく死滅都市/Crumbling Necropolis |1||不吉な墓地/Ominous Cemetery 2:《島/Island]] 2:《沼/Swamp]] 2:《山/Mountain]]
- アトロポス神殿/Temple of Atropos
- アプランのモータリウム/Aplan Mortarium
- ウード・スフィア/Ood Sphere
- エイミーの家/Amy's Home
- カブラム社の倉庫/Kerblam! Warehouse
- 恐怖のホテル/Hotel of Fears
- 採掘施設、ザ・ドラム/The Drum, Mining Facility
- 首相の執務室/Prime Minister's Cabinet Room
- 食堂車/The Dining Car
- シレンシオ湖/Lake Silencio
- ストームケージ刑務所/Stormcage Containment Facility
- ダーレクの都市/City of the Daleks
- ダーレク集中処置室/Dalek Intensive Care
- ダリリアム星の歌う塔/Singing Towers of Darillium
- 時のマトリックス/The Matrix of Time
- ドクターの育った納屋/The Doctor's Childhood Barn
- ドクターの墓/The Doctor's Tomb
- ニュー・ニューヨーク/New New York
- バッドウルフ・ベイ/Bad Wolf Bay
- 二つの時流の施設/Two Streams Facility
- ボーイ・ベース・ワン/Bowie Base One
- 包囲されたバイキング村/Besieged Viking Village
- 北極研究所/North Pole Research Base
- ポンペイ/Pompeii
- ムーンベース/The Moonbase
- モンダスのコロニー船/Mondassian Colony Ship
- ラックス財団付属図書館/The Lux Foundation Library
現象
全4枚